中国語単語 文法 中文の総合学習

HSK2級では、受験生の日常中国語に対する応用能力を計るために試験を行います。
「中国で日常生活を行う上で、身近な話題かつ直接に交流ができるレベルに達していることと、初級中国語の上位レベルに達していること 」が求められます。

例題
「会跳舞 ，但跳得不怎么样」という文章に対して、「我跳得非常好」は正しい(〇 or ×)かどうかが問われます？
答えは×です

「踊れますが、あまり上手ではありません 」に対して、「私はとても上手に踊ります」と書いてあります。
これは会話の流れがおかしいですね。一例だけ上げましたが、このような問題などが出題されます。

このようにHSK1級よりも若干難しい質疑応答の問題が出題されます。

中国語単語 300語程度(1級で勉強した150語含む)の常用単語と文法知識を習得している方を対象として試験内容が作られています。
また、大学の第二外国語における第一年度後期履修程度の学習内容が目安とされており、1級では前期程度だったのが後期程度まで広がっているのでやや難易度は上がります。
大学に通っていた方なら経験があると思いますが、前期はオリエンテーションや紹介など、学習範囲もそんなに広くはなかったですが、後期になると一気に大学生だなという学習スピードと範囲になりますね。ですので、HSK2級もそのつもりで勉強を行い、受験に臨んでください。

以下にHSK2級でよく出題される300単語の一例を紹介します。HSK1級同様に漢字に慣れている日本人としては意味を連想しやすい単語が多く出題されていますので、HSK2級まではすんなり単語の勉強に取り掛かれるはずです。
とは言え、覚えないといけない単語全てに当てはまるわけではありませんので、合格するまでは気を抜かずに勉強して試験に挑戦してください。

また、PM Chinese SchoolではHSK2級受験対策講座として、様々な無料オンラインリスニング動画を配信しております。次の項目で説明していますので、是非ご活用下さい。

PM Chinese Schoolでは、HSK2級に合格するための様々なオンライン講座を配信しています。オンライン動画よりHSK2級レベルの中国語を勉強し、合格を目指しましょう。

こちらでご紹介しているのは、HSK2級に出題される中国単語と単語を活用した例文のリスニング動画です。頻出中国語単語のリスニング練習やそれに基づく例文のリスニング練習、そのほか1級よりやや難しい中文のリスニングを順序だてて勉強できるようにまとめていますので、自分に合ったYoutube動画を探してください。

試験は大きく2つに分かれており、以下のような配点になっています。

● 聞き取り/リスニング問題　配点 100
● 読解問題　配点 100

配点はそれぞれ100点づつとなっており、合計200点で評価され、HSK2級合格のためには60%以上の120/200 点が合格基準となっております。また、試験は全てマークシート方式で行われます。

ここではHSK2級の試験問題はどのような時間配分で進められ、具体的にどのような形式の問題が出題されるかをご紹介します。

聞き取り試験終了後に、解答用紙への記入時間として3分が与えられます。また、HSK1級と比較しても時間配分が長くなっており、その分必要な知識も多く求められます。

読解問題に関しても時間配分が伸びており、単語や文法の基礎を勉強してから試験に臨むようにしましょう。