[No,135]中国語の「 温 wēn 」を学ぶ

【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

中国単語「 温 wēn 」講座

烫(tàng)」「热(rè)」に引き続き「熱い、暖かい」に関連した単語の「温(wēn)」を紹介します。
「温(wēn)」は、食べ物や飲み物を対象として「熱い、暖かい」と使われる単語の中で一番柔らかいイメージを持っています。温度差を表すと「温(wēn)<<< 热(rè)< 烫(tàng)」の順になり「温かい<アツアツ<火傷を伴うアツアツ」と覚えると良いでしょう。
ただし、動詞として「(食べ物や飲みものを)温める」と言いたい場合は、ほとんどの場合で「热(rè)」が使われており、「温(wēn)」を使う人は少ないです。
一方で形容詞として使う場合には「熱い食べ物」は「热(rè)」が使われ、暖かい食べ物には「温(wēn)」が使われ、その使い分けは温度を基準にはっきりと行われています。

食べ物を温めると言いたい時の動詞
∟「热(rè)」を使っておけば問題ない
∟「温(wēn)」は聞いて理解できる程度で十分
暖かい・熱い食べ物と言いたい時の形容詞
∟「热(rè)」→ アツアツ(高い温度)
∟「温(wēn)」→ 温かい温度

また、「温(wēn)」には「復習をする」という意味もあり、学校や家庭内で、先生やお母さんが子供に対してよく使っています。この場合の「温(wēn)」は「温习(wēn xí)復習する」の省略形で、「温习(wēn xí)復習する」を使うのが無難です。というのもほとんどの場合で「温(wēn)復習する」と言えるには言えるのですが、省略形を使えない場合もあるため、ミスを少なくすために「温习(wēn xí)復習する」と使うほうがいいのです。

「復習する」という意味で「温(wēn)」を使いたいなら
∟「温(wēn)」→ 省略形として使えない場合がある
∟「温习(wēn xí)」→ すべての場合で使える

[温;wēn]の用法

用法例文例文訳
暖かい、ぬるい、
生ぬるい
chá shuǐ yǒu diǎn wēn le
茶水有点温了
お茶がちょっとぬるくなった
tā duān lái le yī bēi wēn kāi shuǐ
他端来了一杯温开水
彼は、ぬるま湯を1杯持ってきた
bù yòng rè le , fàn cài hái wēn de
不用热了,饭菜还温的
温める必要はないね、
料理はまだ温かいよ
(多く飲食物を)
温める
bǎ jiǔ wēn yī xià
把酒温一下
お酒をちょっと温める
bǎ shuǐ wēn rè diǎn
把水温热点
お湯をもう少し熱く温める
fàn zài guō lǐ wēn zhe ne
饭在锅里温着呢
ご飯はなべの中に温めてあるよ
復習する、
おさらいをする
zuó tiān wǎn shàng wēn le sān biàn shù xué
昨天晚上温了三遍数学
昨夜、数学を3回復習した
nǐ shén me shí hòu qù wēn gōng kè ?
你什么时候去温功课?
いつ授業の復習をするの?
qù bǎ jīn tiān jiāo de yǔ wén wēn le
去把今天教的语文温了
今日教えた国語を復習してね
熟語wēn hé
温和
(天気・性質などが)
温暖である、温和である、穏やかである
wēn róu
温柔
(性格・言葉・陽光などが)
穏やかである、優しい、おとなしい、柔らかい
wēn quán
温泉
温泉
wēn xí
温习
復習する、おさらいをする
wēn dù
温度
温度
tǐ wēn
体温
体温
qì wēn
气温
気温
gāo wēn
高温
高温
dī wēn
低温
低温
bǎo wēn
保温
保温する
wēn bǎo
温饱
衣食に事欠かないこと、
まずまず十分な衣食
wēn shì
温室
温室
wēn nuǎn
温暖
温暖である、暖かい

関連記事

  1. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    【 第四十四日目 】中国語の「 建 」を学ぶ

  2. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    【 第七十四日目 】中国語の「 盯 dīng 」を学ぶ

  3. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    [No,114]中国語の「 劝 quàn 」を学ぶ

  4. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    【 第五十六日目 】中国語の「 拉 」を学ぶ

  5. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    [No,109]中国語の「 讲 jiǎng 」を学ぶ

  6. 【 第二十一日目 】中国語の「 骑 」を学ぶ

    【 第四十九日目 】中国語の「 归 」を学ぶ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。