勉強部屋のレイアウトが作業効率と深くかかわっていることは科学的にも実証されているって知っていますか?
2012年の実験で、教室のレイアウトによって生徒の学業における成績に変化が確認されています。皆さんも図書館や静かなカフェなど、綺麗で居心地のいい空間だと勉強が捗ったり集中できた経験があると思います。勉強を始める前にまずは集中できる環境を作ることが大切です。
勉強部屋に求められてるものとは
勉強に行き詰まったら部屋のレイアウトを考えてみましょう
勉強部屋の理想的なレイアウトや家具の配置などに悩んでいる方、勉強がはかどるレイアウトのコツを参考にして下さい。大人の方の作業部屋を作る時にも参考になる情報が多いのでチェックする価値はおおいにあると思います。
勉強部屋には多種多様な用途がある
勉強部屋と言えば子供が勉強するための部屋が思い浮かびますが、仕事部屋・書斎・作業スペース・テレワークなど多種多様な用途が存在します。大人になってからも資格取得のための勉強が必要だったりスキルアップやキャリアアップの時にも勉強部屋は必要になります。
勉強部屋は10代や20代に限らず幅広い世代に必要とされている学習ルールの1つなのです。
バランスが大事
勉強部屋をレイアウト・コーディネートするのであれば作業効率や過ごしやすさを考慮しなければなりません。理想的なおしゃれな部屋を追求するあまり機能面を無視したレイアウトをしてしまうと、勉強部屋としては逆効果になってしまいます。
見た目や機能性はバランスが大事、勉強部屋をレイアウトするうえで重要なポイントの一つです。
配色によって勉強がはかどる
部屋に家具を配置する前に勉強部屋をどんな色でコーディネートするか決めましょう。
集中力が上がる色やリラックスする色、脳の働きを高めてくれる色など配色によって作業効率に大きな差が生まれます。壁紙の色にまで意識が回っていなかった方からしらた意表を突かれた気分になったのではないでしょうか。
短期集中で勉強をしたいと言う方は黄色や赤色などの暖色系を中心としたレイアウトがおすすめです。
逆に長期的な勉強をするのであればリラックス効果の高い青色などの寒色系を中心としたレイアウトがいいでしょう。
部屋の壁紙だけでは無く、カーテンやクッション、小物やベッドシーツなど取り入れやすい部分から色を選んで自分の理想通りのインテリアに仕上げましょう。
勉強部屋のインテリアの選び方や配置
基本的にはシンプルで整理整頓しやすいように!
勉強効率を上げるために役立つ情報やコツがあるので、インテリアの選び方や配置に悩んでいる方はぜひご覧下さい。
勉強に必要が無いのもは遠ざける
勉強部屋を作る時のインテリアや配置は勉強の効率に大きく関わってくるので重要です。
部屋の中に携帯電話やゲーム機、漫画などがあるとついつい気が緩んでしまい勉強に集中できなくなるので要注意です。その他にも誘惑を引き起こす要因を部屋に置いていると勉強に集中できないので目に着く場所に置くのは控えましょう。
勉強部屋で勉強をする前には必ず机の引き出しや収納BOXなどに仕舞って常にスッキリした勉強環境を維持することが勉強がはかどるポイントです。
自然光の入る窓の近くに机を配置する
自然光が入る窓の近くに机を置くのがおすすめです。
可能であれば利き手と反対側に窓がくるように机を配置してください。どうしても利き手側に窓が来るのであれば適度な光が差し込む程度が最適です。自然光の効果で気分が明るくなり、適度な光は集中力維持に大きく貢献してくれます。窓に近すぎると眩し過ぎたり暑過ぎたりして勉強に集中できない可能性があるので注意しましょう。
光量と温度が最適な場所を探して勉強机を配置するのがベストです。
勉強机を置くときの注意点
光量を確保し、息苦しくない部屋作りをしましょう
意外と知られていない勉強机の置き方、適切な勉強机の置き方一つで勉強がはかどります。
勉強机を壁から離す?
勉強机を置くときについつい壁に付けてしまいます。その方が空間を無駄なく利用できるので仕方ないように感じます。
ですが、背後の空間が広くなってしまうと無意識に後ろに注意が向いてしまって集中力が低下してしまいます。勉強に適した環境を作りたいのであれば、勉強机は壁から離して設置した方がいいです。部屋が狭く感じたり、無駄なデッドスペースができたとしても勉強を優先させるのであれば我慢するしかありません。
広々とした空間を作る
勉強机を壁に付けて置く事で集中力が低下すると上記で説明しましたが、実は他にもあります。
それは周囲の空間が認識しずらいと精神的に不安定な状態になるそうです。本能的に安全を確保するために、周囲の空間が確保されていないと勉強に集中ができないので壁に付けないだけでは無く、勉強机の周りに視線を遮るような物を置かないように注意しましょう。
最後に壁際に勉強机を置くことのデメリットは圧迫感がストレスになることです。前後左右同じことが言えるのですが、特に前方が壁になっていることでより強いストレスを感じるそうです。レイアウトの観点で言えが壁際に勉強机を置きたいのはよく理解できます。
ですが、勉強を生活の中心に置くのであればなるべく勉強の障害になることは避けましょう。
逆転の発想
上記では壁際に勉強机を置く事で生じるデメリットを述べました。ですが、逆に壁際に勉強机を置くことのメリットも存在します。それはスケジュール管理のし易さです。壁際に勉強机を置くことでカレンダーやスケジュール表を置けるので計画的に学習することが可能です。
また、ストレスのかかっている状況で勉強することで、高い集中力を養うことができます。普段、負荷のかかった状態で集中して勉強ができるのであれば、整った環境での勉強の効率も上がります。考え方次第なので自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
勉強する人が自分で決めるレイアウトがベスト!
勉強机や部屋のレイアウト一つが勉強に必要不可欠な集中力を大きく左右することが分かったと思います。壁紙やカーテン、ソファーの配色にも気を配ってみて下さい。他にも部屋に植物を置いてみたり、空調を調節してみたりと直接的に勉強に関係無いことが大きな効果をもたらすことがあります。
色々試して自分自身にとって何が最適なのかを検証してみることをおすすめします。皆さんの学習習慣のお力に微力ながらも貢献できたことを願っています。
- ファイナンシャルアドバイザーMIMIさん執筆
- 家計のお助けアドバイザーとして活動されているMIMIさんによる執筆です。離婚経験があり、そこから一人で子育てを行うべく、20代後半から猛勉強して約20年間ファイナンシャルアドバイザーや、ひとり親家庭を支援されている精力的な方です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。