環境を整えて意欲・集中力・勉強効率アップに繋げよう!

勉強の環境を整えよう 学習効率アップ

中学3年、高校3年の夏ともなると、もう受験は目前ですね。クラブも引退し家や塾でも受験モード一色になってくるのではないでしょうか?

ですが、急激な環境の変化に当人たちは「受験生として自覚がない」「何から手をつければいいのか分からない」なんて悩みを持った学生さんたちは少なくないことでしょう。

精神的にすぐに変われないのであれば、周りの環境を無理やりにでも変えてしまうのが、問題解消の一つです。

ここでは、勉強をするにおいて「なぜ環境づくりが重要なのか?」「どんな環境が子供たちにとって最適なのか?」をご紹介します。

環境を受験モードに!

最近の脳科学の研究により、脳は環境の後追いをしてだんだんとシンクロしていくことが分かっています。ここで重要な「勉強」に関しても同様で、子供個人の置かれている環境を、勉強に最適な環境に整えれることによって、脳もそれを後追いして「今は勉強をするときだ」「ここは勉強をする場所だ」解釈するようになります。

すると、自然と勉強しやすい環境を整えて、その場所にいることによってスムーズに勉強に取り組みやすくなります。逆に、このように勉強の環境が整っていない場合は、脳自体が 「今は勉強をおする時じゃない」 「ここは勉強する場所じゃない」と認識し、勉強という行為そのものがすごくハードルの高いものになってしまいます。

つまり、良くも悪くも、脳は環境の影響を大きく受けてしまうので、勉強の環境を整えることが、意欲と集中力UPに大きく貢献すると言えます。

精神力を充足させよう!

 受験生たちは、この時期「よし!頑張ろう」とか「絶対合格するぞ!」と気合が入っていることでしょう。しかし、皆さんも経験したことあるでしょうが、この精神力というのはずっとは続かないものです。一度気合を入れたものの、「この勉強方であっているのか?」「合格するだろうか?」など結果がすぐに見えないからこそ、どうしても「ダレる」状況に陥ってしまいます。

 気合を入れても、一般的には3か月程度しか続かないと言われており、こうなってしまうと、勉強のパフォーマンスが下がり、注意散漫となってしまいます。

 しかし、ここに勉強をしやすい環境を取り込むことにより、低下してします精神的パフォーマンスに活を入れて、向上もしくは維持させることができるのです。さらに、勉強しやすい環境は改善すればするほど、驚くほど受験や勉強に対する意欲に大きな影響を与えて、やる気に対する持続力を維持します。

 ですので、受験勉強をより本格的に始めるこのタイミングで大切なのが、なるべく早く環境を整えるということなのです。受験生としてよりスムーズに乗り越えれるために、初めに環境づくりを整えることで、半ば強制的に受験モードへと子供たちを推し進められるはずです。もちろん、勉強に適した環境というのは、全員との共通点とか基準点はありますが、個人差の大きな部分もありますので、それぞれに合った環境を作り出すためにも、いろいろとベストを探しながら、早急に「勉強をする」という1点にこだわった環境づくりに着手しましょう。

【Part-1】勉強するための環境づくり

勉強場所は自宅学習だけとせず、気分や目的に応じて決める

私も経験したことがありますが 「多くの受験生は、自宅学習にこだわることなく、自宅外でも勉強した方がいい」と考えています。その理由は、図書館などの自宅外学習ですと、人の目がある環境…特に勉強をしに来ている人たちの目というのが、自然と脳に働きかけ、「私、僕も勉強しないといけない」という風に脳が勝手に認識するのです。大切なのは、自分にあった勉強場所をたくさん確保しておき、特に1か所に固定せず、状況やその日の感情に合わせてでもいいので、自分に最適な場所に合わせて変えることです。さらに、勉強に対する対応が変わり、行き詰まっていた問題に対してある種のひらめきや、さらに自分に合った勉強法を見つけることも少なくありません。万人に合う料理がないように、万人に合う勉強法もありません。同様に、万人に合う勉強場所はなく、最初の時期に色々な場所を試して、自分にあった勉強場所、勉強法を見つけていきましょう。

学校の図書館・自習室

適度に集中&リラックスできる

 人によっては、周囲がストレスの中カリカリ勉強している空気を重く感じてしまう子もいます。こういう時は、学校の図書館や自習室を活用するのもいいでしょう。最近の高校は自習室を作っている高校も多いですね。

 これらの場所は、集中できる環境でありつつ、学校の息遣いというか、様々なクラブの頑張っている声なんかも聴けて、良い感じで肩の力を抜きつつ勉強に集中できます。

地域の図書館・カフェ

比較的小さな雑音のある環境に慣れ、将来的にも役に立つ

 いつも静かに1人で勉強をしていると、料理の音、掃除の音、トイレの音などのちょっとした騒音でもイライラしてしまう子がいます。これは、試験中でもちょっとした音が気になり、気分が害されて思った結果に繋がらないなんて最悪な結果も想定できます。

 そのため、適度な雑音があり、でも勉強しやすい環境に慣れるには、地域の図書館やカフェでの勉強が有効です。個人的には図書館もカフェも試しましたが、図書館がお勧めです。カフェも商売で営業しているので、あまり長いをし過ぎていると定員さんの視線が痛くなってきますので、営業妨害に当たらない範疇で利用しましょう。また、居心地が良すぎて気の緩みすぎには要注意です。

塾・予備校の自習室

半ば強制的に勉強できる最適な環境

 ついつい一人で勉強している、音楽を聴いたり、スマホを触ったりとダラけてしまうという人は、塾や予備校の自習室がお勧めです。最初にも述べましたが、脳は周囲の環境と連動しており、周囲の人が勉強している環境の中ですと、自動的に自分も勉強モードに入るようになっています。

通学時間

隙間時間の有効活用

 通学時間を勉強時間に充てる効果は思った以上にあります。脳というのは同じ場所に居続けると、どうしてもパフォーマンスが停滞してきます。一方、移動中はそんなに長くない時間制限と、変わった環境でより新鮮かつ刺激的な良いストレスが加わり記憶力が向上するというデータがあるくらいです。また、通学時間とはいえ積み重ねたら大きくなりますので、隙間時間を有効活用しましょう。

公園などの外

緑によるリラクゼーション効果と開けた空間によりプラス

 どうしても行き詰まったときや、勉強を離れたいなと思った時は公園で勉強してみましょう。特に、緑が多く、風の通り道、海辺や川辺なんかは最適です。緑や青色は脳にリラクゼーション効果があり、木々から排出されるテルペンという成分は脳にプラスの効果があるとされています。

【Part-2】勉強するための環境づくり

自分の部屋を受験仕様!

ゲームがあったり、お菓子があったり、漫画があったり…とにかく机の上がごちゃごちゃ…なんてのはもってのほかです。 集中して勉強できる部屋の鉄則は「すっきりとシンプルに」です。何となくそれは分かるけど…理由を答えれる人は少ないかと思いますので、簡単に説明します。脳というは目に入ったすべてのモノを情報処理してしますため、ごちゃごちゃした部屋や机の上を見てしまうと余分な脳の処理能力を使用してしまうのです。なので、机の周囲には、余分なものをできるだけおかないようにしましょう。また、机を置く位置にも気をつけて、できる限り窓の外を眺めれる場所に置いた方がいいです。長時間勉強をしていると、ストレスであったり、目のピントが合わなくなってくるので、ときどき遠くを見て脳をリラックスさせるといいです。特に、数学や物理など難解な計算を伴う問題に挑戦する時は有効ですよ。

本棚の整理も机回りと同様に重要です。脳内には現実にある自分の本棚とリンクした仮想本棚があるとされており、本棚が整理されている記憶や知識を引き出しやすくなるとも言われています。また、勉強中の脳は大量の熱を発していますので、室温は快適な温度に設定し、脳に酸素を送るためにも新鮮な空気を取り込むために換気を適度にしましょう。

カーテンは青系に

青系の色は集中力UPに効果的

 青と緑の中間色は、人間の集中力を最も高め、逆に赤やピンクは一時的に知能指数を下げることがわかっています。特に部屋の配色で大きな部分を占めるカーテンなどでは、青系を配色することをお勧めします。

志望校の写真を置く

イメージをより具体的に

 志望校の写真を目に着くところに置いて、自分の良い未来を具体的にイメージしましょう。何度も目にすることにより、現在の青写真が脳に刷り込まれて、モチベーションの維持に繋がり、さらには未来の本当になります。特にオープンキャンパスや体験入学に行くことは強くお勧めします。具体的に自分に合った学校なのかどうかを計れるだけでなく、より具体的な青写真を描けます。

本棚を整理しよう

本は科目ごとに並べると効果的

 教科書や参考書 問題集は、科目ごとに並べましょう。各科目とも、基本となる1冊を中心にし、整理する手間を抑えて、かつ管理しやすいようにするのがポイントです。こうすると、脳内の仮想本棚も科目ごとに整理され、勉強への取り組みをより効果的にしてくれ、インプットとアウトプットがよりスムーズになります。

照明は明るい昼光色に

照明は明るい昼光色に

 勉強の集中に適切な光は、ブルーライトを含む昼光色と言われています。ブルーライトが気になる方は、ブルーライトカットができるメガネがありますのでそれを使用するといいでしょう。また、就寝前やリラックスしたい時には、オレンジの電球色が最適とされています。少ないとは思いますが、自分の部屋の明かりの色が電球色の場合には、机にスタンドを置くといいですね。

机周りはシンプルに

使うのは1つ、2つの教材と文房具だけ

 勉強中の机の上にあるのは、その時に勉強している教材と文房具だけにしましょう。他の科目の教材が机の上にあると、「あ~あの問題どうだったかな?」「あれ、まだ暗記してないや」などと、目の前の勉強に集中できなくなってしまうため、常に机の上にあるのは、今使用する教材だけにしましょう。

椅子は座り心地の悪いものを

適度に緊張できる固めの椅子を

 人間にとって、座るというのはどうしても休むという認識になってしまいがちで、体もそのように認識してしまいます。さらに、気持ちのいいクッションがあったり、座り心地のいい椅子は睡魔を誘ったり、集中力が切れたりしてしまいますので、適度にストレスのかかる固めの椅子を用意しましょう。ただ、それだとお尻が痛くなってしまうという人は、適度に休憩をとってON OFFをしっかり分けるといいでしょう。

気が散るものは布で隠す

部屋から動かせないものは、布などで視線の外へ

 TVなどの大き目の家具家電、おもちゃなどどうしても自分の部屋から動かせないものは、なるべく目に見えないように布などで覆い隠すようにしましょう。視線に入ってしますと、どうしても触ってみたくなってしまいがちですが、布などで覆い隠すことにより勉強に集中できるようになります。

【Part-3】勉強するための環境づくり

トイレや脱衣所、キッチンなども受験勉強に活用しよう

 自宅の中で何も自分の部屋だけが学習効率を上げれる場所ではないです。特に「暗記」という面ではそうなのです。たまに見るCMの歌を覚えたり、何気ない登下校や通勤途中の看板やポスターを覚えてたりという記憶がある方は意外に多いのではないでしょうか?記憶というのは、その情報との接触頻度が高いほど、 自発的にしろ、能動的にしろ、脳にインプットされやすくなるものです。この原理を応用してトイレ、脱衣所などの壁に週ごとに捨ててもいいような単語カードを張っておいたり、スマホで聞き流しをすると記憶にインプットしやすくなります。

 また、気分を変えたいなと思ったら、だらける前にでもリビングなどへ勉強場所を移すと良いですよ。場所が変われば、脳内の処理経路も変わり、思わぬプラス効果を及ぼすことも可能です。

お風呂ではスマホを活用

 お風呂では、完全防水のケースを活用して、英語学習アプリやYoutubeの英単語暗記リスニング動画などを活用しましょう。お風呂の中まで難解な問題を持ち込まずに、なるべくリラックスモードで単純な暗記作業をやると疲れも取れて、暗記もできてと一石二鳥ですね。もちろん!たまには好きな音楽を聴いて完全リラックスもいいでしょう。

トイレでは苦手科目を

 トイレは、お風呂と同様になぜかリラックスできるものですね。ただ、あまり長井をしてしまうと、家族に迷惑が掛かることもあるので、ある程度の単調作業をいつでも終了できるようにしておくといいです。例えば、何度も覚えられない英単語や社会、理科などの暗記問題をホワイトボードに書き足していき、覚えるまで何度でもトイレで挑戦するという風に…。それ以外には、リスニング練習などにも向いていますので、自分の足らないところを補える空間にするとベストです。

玄関には目標を!

 外出するときに必ず見るのが、玄関の内側扉です。そこに「絶対合格!」や「〇月〇日~△月△日までは英単語、社会、数学を頑張る!」など、自分の直近と最終目標を書いておきましょう。不思議なもので、毎日毎日自分の目標を目にするだけで、実現率は上がるという統計もあります。ぜひ試してください。

リビングも活用

 リビングでは、いつも食事などをする場所であり、周りの雑音のある、適度に緊張感の取れた場所です。こういう場所では、暗記や単純計算の練習というよりも複雑な計算などちょっと時間をかけないと理解できないなという問題に取り組むといいでしょう。思わぬひらめきなどで解けるかも!という状況になったらすぐさま集中できる自室に戻って改めて応用問題などに取り組むと苦手問題を克服しやすいです。

【Part-4】勉強するための環境づくり

受験期間中に最も厄介なのが周囲とのストレス!

受験生として案外軽視されがちなのが周囲との人間関係です。特に最近の若い世代は人間関係に対して敏感な傾向があり、周囲との関係次第でアップダウンが激しいです。こうした精神的ストレスも気づかないうちにどんどんたまってしまい、いつの間にか勉強のストレスとも相まってうつ症状となって表に出てきてしまうこともある。そうならないように親兄弟とは特に話し合っておく必要があるし、友人関係に関しても受験に対して徐々に話しておくのが良い。親や兄弟はそれとなく応援をしてくれるし、友人に関しては共に戦うライバルであり戦友として味方になってくれるとそれだけで勉強はものすごく捗るものです。

家族

頼れるところは素直に頼ろう

 保護者との関係で良く食い違ったり、イライラしてしまうのは、志望校の不一致やちょっとした騒音関連です。早いタイミングでお互いの考えをしっかり話し合っておきましょう。なぜその学校なのか?なぜその学部なのか?などです。まずは夕食の時にさらっと話をしてみるといいでしょう。親は大切だと思ったら時間をとって改めて話しかけてきます。親とはそういうものですので甘えれるところはしっかり甘えて、目標達成を成し遂げましょう。

友人関係

共通目標達成に向けて情報共有をしよう

 まず共有したいのが「俺も、私も勉強してない」という負の自慢で安価な安心を買っていないだろか?ということです。これは最も駄目な関係であり、自分自身だけでなく、周りの友人たちの足も引っ張ってしまっているという事だ。これから共に高校合格や大学合格、資格試験の合格を目指す者どうし、みんながアグレッシブになれるように「どれだけ勉強した」とか「この問題はこうだね」などと、「みんなで頑張るぞ!」と気持ちを一つにできるような会話を心がけよう。

先生

疑問に思ったことはすぐに聞く

 学校でも塾・予備校でもいいので「何でも相談できる」という先生を1人は見つけておこう。志望校についてや、将来の職業観、勉強などなんでも聞けると心強いものだ。ただし、調べればわかるようなことは、まずインターネットなどで調べて聞いた方がより具体的な答えを聴けるし、自分の調べる能力もあがる。お互いの時間を無駄にしないためにも、そしてマナーという観点からも、調べれるものは調べてから聞くようにしよう。

恋人

ルールは必ず決めよう

 受験に恋愛は禁物というのは良く聞く言葉だが、すべてがNGというわけではない。NGなのは「勉強そっちのけで恋愛をする」や「逃避のために恋人に甘える」というのは気を付けなければならない。逆に、しっかりルールを話し合い、お互い合格の為にできる事、してはいけないこと、本当に疲れたら1日だけ甘えて良いけど、最後は二人とも受験に合格するぞ!などの合言葉を言うなど、受験に向けてお互いをサポートして高みを目指せるように共有しておくといい。仮にこの人生の転換点を二人で乗り切ると、それはそれで二人の固い絆になるはずです。

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