勉強したくない原因と対処法

勉強したくない原因と対処法

勉強したくない原因を探すのか?勉強したくなる動機を探すのか?_

勉強したくないときに勉強したくなる理由なんて探したところで何の参考にもならないですね。特に子供たちにそんな高説をしたところで何一つ刺さらないです。勉強したくない時にしないといけないのは、なんでしたくなくなっているのか?の原因を探すことです。この原因が分からないまま、もし間違った方法で勉強していたら、子供たちにとってすごく不幸なことです。ただ単にやる気がないのであれば、やる気がでるまで待つしかありませんが、子供に全くあっていない勉強をしているのであれば改善をしてあげましょう。

勉強をしたくない原因

学生は勉強が本業だとわかっていても、やる気が出ない日は度々やってきます。どうして勉強がしたくないと感じるのでしょうか?
先ず最初になぜ勉強したくないと感じているのか考えてみましょう。今の心理状態や、勉強への意欲がわかない原因が不明のままだと解決策は永遠に出てきません。原因を明らかにすることで、解決策がはっきりしてきます。
参考例として、あなたの気持ちが以下の理由に当てはまっているかどうか考えてみてください。具体的な解決策については、後ほどで紹介いたします。

特に理由なく、やる気がしない

「理由はいまいちわからないけど、なんとなくやる気がしない」もしかしたら、今のあなたはこのような気持ちが強いかもしれません。学校で習う勉強は楽しいことばかりではなく、勉強を続けること自体につらく感じてしまいやすいです。
むしろ「勉強が大好きで楽しくて仕方がない」というタイプの人の方が少数派ではないでしょうか。目標も目的もなく、勉強をすることが楽しいと感じることもなくそれでも勉強し続けるのはどんな人にも難しいもの。目標も目的もなく、それでも勉強をしなければならないのであれば、自分で勉強のやる気が出てくるものを用意するのがベストです。

成績を上げるためにしなければならないことが多すぎる

学校のテストや受験の勉強は量が多く、何をどこから手をつければいいのか迷ってしまいがちです。全ての科目の勉強を一度にやろうとすると負担が大きくなりますし、覚えることも増えてすぐにパンクしてしまうかもしれません。
このような状態では、心が先に折れて、やる気がなくなっても仕方なしと言えます。勉強する範囲や量が多すぎて、やる気が出ない時は、できるだけ単純な作業で内容が簡単な勉強から始めるのがおすすめです。

長時間の勉強をしている

どうしても勉強のやる気がでない原因が、長時間勉強し続けた反動であることも考えられます。
人の集中力が続く時間は限られており、数十分ほどが限界という説もあるほど、集中力を持続させることは困難なことです。「毎日10時間以上勉強している」「何十時間も勉強する日が2週間以上続いている」という方は、少し休みを取ってみましょう。
このような人のパターンの場合、一時的に勉強したくないと感じているだけの可能性があります。休むことで勉強習慣が継続できなくなるのではないかと恐怖や不安を感じているかもしれませんが、勉強する意欲をキープしたまま休むことができれば問題ないでしょう。

勉強の内容が難解過ぎて理解できない

勉強の内容が難解過ぎて理解できないことが原因で、やる気が出なくなっていることもあるでしょう。基本問題を飛ばして、いきなり応用・発展的な内容の勉強に挑戦していませんか?
難しい内容の勉強に挑戦する気持ちは素晴らしいですし、いつかは応用・発展的な内容をやる必要があるなら先取りしてしまうのも勉強方法の1つと言えます。しかし、勉強はしっかりとした土台となる基礎知識がないと積み上がっていかないものです。
しっかりとした土台となる基礎を養うことは、勉強だけではなく、スポーツや芸術にも当てはまります。急いでレベルアップしたい気持ちはわかりますが、まずは我慢して基本問題徹底的に行い基礎をしっかり形成してから順番に進めるべきです。

努力をしても成果を実感できない

普段から一生懸命勉強しているのに、模試や定期試験でいい結果が出ないと落ち込んでしまうのは当たり前です。1度や2度ではなく、思い通りの結果が出ず、悪い結果がなんども続くと「これ以上勉強しても無駄なのではないか」と考えてしまいがち。最悪の場合、勉強に対するやる気が無くなり、勉強を諦めてしまうかもしれません。
理想は全てのテストで満点を取り、志望校に合格することだと思いますが、しかし、これほど順調な道を歩める学生は限られています。テストの結果が思い通りに振るわなくても、諦めず勉強を続けるコツは「目標本番で成果を出せばいい」と考えることです。

勉強のやる気が出ない時に試して欲しい対策!

いろいろチャレンジして自分の心境の変化を学び勉強につなげてみましょう

勉強のやる気が出ない時に試して欲しい対策

環境を変えてみる

「特に理由なく、やる気がしない」という方は、勉強する環境を変えてみるのがおすすめです。いつもと同じ場所、同じ時間に勉強していませんか。いつもと同じ物を変えるだけでも、勉強に向かうやる気や集中力がよみがえることもあります。では、具体的にどんなことができるのか見ていきましょう。
普段勉強してる場所を違う場所に変えて勉強してみてください。いつも自宅で勉強している人なら学校の自習室や図書館、家の中でも自室だけでなくリビングなどでやってみるのがおすすめです。
場所が変化することで気分転換になりますし、他の人に見られている環境だとさらに集中力が上がることがあります。自宅の勉強机の周りを整理して、勉強環境を整えることでも、やる気アップに繋がります。
注意点としては、自室や勉強机を整理しただけで満足しないことです。
さらに「机の整理をして勉強する時間が確保できなかったからテストで結果も出なかった」と考え始めるようでしたら、必ず意識を変えましょう。これは心理学でいわれている「セルフハンディキャッピング」と呼ばれる行動です。自分自身にハンデを背負わせることで、失敗した時の言い訳にしたり、成功した時の満足感を大きくするためにとる行動と言われています。
その他には勉強する時間帯を変えてみることでも、モチベーションが上がることがあります。例えば、いつも夜に勉強しているなら、朝早く起きて学校に行く前の時間を勉強に充ててみるようにしてみましょう。学校や部活動が終わった後、夜中まで勉強すると疲労が溜まっている状態になるので、集中力も続かず、勉強が嫌になってしまうでしょう。

勉強道具や勉強内容を変えてみる

勉強のやる気と勉強道具は一見なんの関係もないように感じますが、新しいペンやノートを使ったり、教材を変えてみる事でやる気が上がることはよくあります。
特に教材についてはさまざまなものを試してみて、あなたが勉強しやすいと感じるものを選ぶようにしましょう。同じ教科でも勉強をする教材によってわかりやすさや理解度は変化します。勉強につまずいて、勉強に対するモチベーションを失わないためにも、勉強道具選びからこだわって選別してみてください。モチベーションの変化に対して勉強する環境を毎回変えることは難しいですが、今やっている教科を別の教科に替えるだけであれば手軽にできるでしょう。
たったそれだけの変化でも勉強に対するやる気やモチベーションが変わることがあるので試してみて下さい。
また、あなたが勉強したくないと感じていても、実は勉強したくないと感じているのは、その教科だけの可能性だってあります。別の教科に切り替えたらやる気が出てくることもあるでしょう。特に苦手な教科や難しい科目に挑戦しているときは、一度休みを入れて得意な科目に替えるのがおすすめです。

単純な勉強から始める

頭を捻らないと問題が解けない内容の勉強が難しいと感じている人は、基礎問題から順番に進めてきましょう。上記でも少し説明した通り、基礎知識がなければ応用・発展的な知識は身につきません。
さらに、高校入試や大学受験などのテストは応用・発展的な問題はごく一部しか出題されず、大半が基礎問題で構成されているケースが多くみられます。
つまり、無理に応用・発展的な知識を身につけようとするより、簡単な基礎問題を完璧にマスターした方が高得点を狙いやすい場合があるのです。やはり、勉強は基本的・基礎的な内容から順に進めていく方が大きな効果につながるでしょう。

休憩時間を設ける

長い時間勉強を続けた結果、やる気がなくなってしまったという方は、しっかり休憩時間を作ったスケジュールを考えましょう。適度に休みを入れないと集中力は下がってしまい、その状態では何時間勉強し続けても、内容が頭に入ってきません。
おすすめなのは、1日にする勉強時間を予め決めてしまい、それ以上はやらないというルールを作ること。調子がよくて勉強がどんどん進められる日でも、予め決めた時間以上の勉強はしません。
制限を設ける事で長時間の勉強でやる気を損なうことも無く、「もっと勉強したい」というやる気を次の日まで持ち越しながら、しっかりと休憩がとれるようになります。

まとめ

時には待つことも重要なやる気アップの対策です

勉強がしたくなくなる原因

勉強がしたくなくなる原因をまずは考えて原因に合った対策や解決策を実践してみましょう。上記で挙げた例に近いものがあれば幸いです。

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