独学&最短で英語・英会話を習得するための勉強法

独学&最短で英語・英会話を習得するための勉強法

英語は正しく勉強すれば誰でもできるようになる!_

もし有名なパフォーマーやアーティストになりたいと場合には、素質や才能も関わってくることでしょうが、英語の習得には特別な素質や才能は必要ありません。英語は正しい方法で勉強さえ継続できれば誰でも習得できるのです。しかし、最近は別の意味で悩んでいる生徒も多く見受けられます。それは情報が多く溢れすぎてて結局どれをすればいいの?ということです。本、Blog、TV、YouTubeなどでたくさんの学習法が紹介されており、うまく情報を整理できないがためになやんでしまうのです。このページは「独学で英語学習をするロードマップ」と位置づけ、「英語の学習の仕方が分からない」という方に向けて、最短距離で英語を習得する英語学習法を紹介していきます。最短距離とは書いていますが、時間はかかります。「英語の勉強してのに上達しない」「英会話スクールに通ってるのに効果がない」「英検・TOEIC・TOFLEでは高得点を取れたのに全く話せない」と悩んでいる方のお役に立てるはずです。

まずは、なぜ効果的な英語の学習法を考えないとならないのかを説明します。なんとなくこの勉強法が良いとか、あの人がこの勉強法が一番いいとかって言ってるのを聞いただけでは、その英語の勉強法ですぐに効果が出なかった時にモチベーションを維持できなかったりします。
そうならないためにも、なぜ自分はこの勉強法を選んでいるのかの理由付けをしっかりしておきましょう。

効果的な英語学習法で得られるメリット

英語の習得にかかる時間を節約できる

英語ができるようにならない最大の要因は「英語の学習法を知らない」に尽きます。英語の学習法をなにも考えないで、めったやたらに英語を学習してもなかなか効果はあがりません。仮に、英語が話せるようになったとしても、運が良く自分に合う勉強法だったか、もしくは膨大な時間を使ったかのどちらかなはずです。
しかし、効果的な英語の学習法を知れば、習得までの時間を節約できます。人の時間は限られていますので、なるべく遠回りな勉強をしないようにしましょう。効率よく英語を習得したいと思っているのであれば、正しい英語学習法を知ることが最優先です。

独学で英語を習得できる

正しい英語の勉強法を知っていると、独学でも英語を身に着けることができます。逆に英語は独学でないと習得できないものなのです。なぜなら英語の習得は、独学でないと効率の良い学習ができないですし、課題の解決もできないのです。
もちろん英会話レッスンで先生から直接教えて貰うことも重要ですが、その時間は限られています。また、その限られたレッスンの時間内で英語を習得することは不可能です。
つまるところ、どうやって独学で効率の良い英語学習をするか、、そして十分な学習時間を確保できるかが習得のカギとなるのです。
英語の習得には「自立した学習者」になることが不可欠です。

英語学習の全体像

「基礎学習」「スピーキング練習」「リスニング力強化」に力をいれよう

最短で英語を習得するためには「正しい英語の勉強法」を知り、「自立した学習者」になることが大切だというのは理解できたと思います。では具体的にどうすれば良いのか?を英語学習の全体像を通して解説します。

英語学習の全体像

英語学習法の全体像

英語を最短で話せるようになるには以下3つのポイントを押さえる必要があります。

① 基礎学習
② スピーキング
③ リスニング

これら3つのポイントを学習することで、英会話を習得しやすくなります。ぜひこの3点を独学で英語を勉強するロードマップのポイントだと認識してください。それでは3つの具体的な勉強方法を解説していきます。

基礎学習編

「基礎をおろそかにするとそのあとの効率が大幅に下がってしまう」

大人でも子供でも英語を習得したい方にとって英単語や英文法などの基礎学習は必要不可欠です。どんなこともそうですが、基礎ができていないとどこかで伸び悩みが生じてしまいます。英単語や英文法の勉強は一見すると遠回りのようにも見えますが、実は一番の近道なのです。必ずおろそかにすることなく学習するようにしてください。

組み合わせたマーケティングには何があるのか?

単語学習について

英単語の勉強を始める前に「英語の勉強法を知ることが大切」であるのと同様に、英単語の暗記も効率よく行いましょう。そのためにも「効率の良い英単語の勉強法」を知ることが重要です。間違った方法で英単語を勉強しても、うまく覚えられなかったり、時間がかかったりします。ここで紹介する「英単語勉強法」を理解してから、正しく実践してみてください。

文法学習について

「英会話に文法は必要なの?」という問いはたくさん寄せられます。また、同様に「英会話に文法は不要」「フレーズさえ覚えれば日常会話は問題ない」という意見もたくさんあります。
確かに、よく使う英語のフレーズさえ暗記すれば簡単な会話はできますし、英語学習の始めとしては良いと思います。しかし、カタコト英語ではなく、自由な英語を話したいと思っている方には、英文法は必要不可欠です。文法知識がないと、長文や複雑な文を、理解できないばかりか、自分で文章さえ作れません。例えば、「私の名前は〜です」「〜してくれませんか?」「〜するつもり」「それはいい考えだね」などは決まったフレーズで話す典型で、英文法の知識がなくても、フレーズさえ覚えてしまえば話せます。
しかし、「この学習法自体はとても効果的です。でも今のあなたの求める英語力によっては、意味のないものかもしれません。」を英語で伝えたい場合は、フレーズを覚えるだけの英語学習では詰まってしまいます。
そこで役に立つのが英文法です。文法で文を正確に組み立てれば、あなたの言いたいを何でも英語で言えてしまいます。
このように、英文法の勉強は一見すると遠回りのように感じるかもしれませんが、長い目で見ると、あなたの英語力をどこまでも伸ばす、とても重要な要素なのです。

英文法はどこまで勉強すれば良いの?

「英文法の大切さは分かったけど、どこまで勉強すればいいの?」と思った方もいるでしょう。英文法は英単語と違って範囲が決まっています。そして、不自由のない英語でコミュニケーションしたいのなら、高校で履修する英文法の範囲まで勉強すればいいのです。
確かに、中学で習う英文法だけでもかなり話せるようになりますが、相手の英語を理解したいのなら、高校の英文法の知識も必要です。
ですので、ゼロから英語を学習する方は、まずは中学の英文法を勉強し、最終的には高校で習う英文法まで知識を広げていきましょう。

文法の具体的な学習法

次に英文法の具体的な勉強法について説明します。先ほども説明しましたが、中学生英語~高校生英語までの英文法で十分ですので、その範囲に関してです。
具体的な勉強法と言え、やり方はシンプルで、「英文法書を1冊買って、90%を理解するまで何度も何度も読み込む」だけです。そして90%を理解しようと思うと、読み方にもよりますが最低3回、私の場合は5~6回ぐらいはいつも読み込まないと、そのレベルには到達できないと経験則からわかっています。
何周も繰り返すことでだんだんと理解できますので、この作業は確実に行って下さい。
ただこの段階では、内容を理解できても、それを実際の英会話で使うのはまだ難しい段階です。
次に紹介する「スピーキング練習」で、ここで勉強した英文法をアウトプットしていく練習をしていきます。

スピーキング練習

「英単語と英文法のアウトプットを行っていこう」

次にスピーキングの練習法について説明していきます。ここでは、これまでに勉強した英単語や英文法の知識を使って、実際に英語を話す練習をします。ここで紹介する方法は、他のどんな方法よりも効果的に英語が話せるようになるはずです。ぜひ噛みしめながら続きを読み進めてください。

スピーキング練習

効率よく英語が話せるようになるには?

効率よく英語を話すために一番重要なことは「自分が確実に使う / 使いたい英語から覚える」ことです。
なぜなら使わない英語・興味のない英語をいくら覚えても、すぐに忘れてしまいます。ほとんどの方が経験していると思いますが、せっかくいろんな英語表現を覚えたけど、その英語を使う機会もなく、結局全て忘れてるという経験はありませんか?
どんなことでもそうですが、せっかく頑張って覚えても使わないことには忘れてしまうのです。でも、「絶確実に使う / 使いたい英語」なら、実際の会話で使えますし、独り言で脳に定着させることもできます。そのため「確実に使う / 使いたい英語から覚える」というのが、一番効率の良い勉強法なのです。

「確実に使う / 使いたい英語」とは?

では「確実に使う / 使いたい英語」とは何でしょうか?
英語初心者が最初に覚えるべき「確実に使う英語」というのは「自分のことに関する英語」です。例えば「好きな食べ物」「1日の流れ」「自分の仕事」「今まで行ったことのある場所」「好きな人のコト」などです。日本語での会話でもこのいう会話はよくありますよね。それは外国人と話す時も同じなのです。
ですので、これらを英語を勉強して言えるようになれば忘れやすく、さらには脳に定着しやすくなります。そして、これらのテーマを10〜20程度覚えていけば、初対面の人とでも20-30分程度は会話ができるようになります。準備やしっかり順序だてた勉強さえしっかりできていれば英語は話せるのです。

スピーキング練習の具体的な方法

効率よく英語を話せるようになるには「確実に使う / 使いたい英語から覚えること」が大切です。「確実に使う / 使いたい英語」=「自分についての英語」ということが理解できたと思います。では「確実に使う / 使いたい英語」を覚えるにはどうすればいいのでしょうか?
次の4ステップで実践してください。

STEP1
テーマを決める

「好きな食べ物」「1日の流れ」「自分の仕事」「今まで行ったことがある場所」「好きな人のコト」など普段友達とよく話す内容だったり、初対面の人とよく話す内容を思い出してテーマを決めましょう。

STEP2
日本語を書く

いきなり英語で書こうとすると、ペンが止まってしまい、話がまとまらなくなってしまいます。まずは日本語で自分の言いたいことを整理して箇条書きから広げて書くようにしましょう。

STEP3
英語にする

STEP2でまとめた内容を英語にしていきます。表現方法が分からない場合は、文法書、インターネット、辞書などで調べましょう。自分で調べることで、文法の理解が深り、新しい表現も覚えやすくなります。もし添削してくれる人がいれば、完成した英文を添削してもらうのも良いです。

STEP4
作った英文を暗唱する

STEP3で作った英文を、何も見ずに言えるように繰り返し練習しましょう。しっかりと暗記できていないと、実際の会話でも話せません。確実に暗記できるまで、何度も読み込んでいくのがポイントです。しっかり覚えてから、次のテーマを探すことも重要です。

ここまでできたら、暗記した英語を実際の会話でどんどん使っていきましょう!
「英作文→暗唱→実際の会話でアウトプット」を続けていけば、どんどん自分の中にストックが増えていきます。人によっては、もっとこうした方がいいよって指摘をしてくれる方もいますし、いろんな英語表現のストックがあればあるほど英語は楽しく話せるようになります。

リスニング力を強化

「継続的な音読・暗唱・シャドーイングが重要」

次にリスニング力を鍛えるための勉強法を解説します。いくら英語で自分のことを表現できるようになっても、相手の英語を聞き取れなければ会話は成立しませんし、それ以上の発展も望めません。ネイティブと対等なコミュニケーションをとれるように、本物の英語力を手に入れたいという方はぜひここで紹介する方法を実践してみてください。確実にリスニング力を向上させることができます。

リスニング力を強化

よくある間違ったリスニング学習法

よくある間違ったリスニングの学習法として「大量の英語を聞き流す」という方法があります。最近多いですよね。聞き流すだけで英語力が上がる…そんなわけありません。
確かに上級者だと有効な方法なのですが、簡単な英語の聞き取りもままならない英語初心者が聞き流しをしても、それは呪文にしか聞こえないはずです。ですので、リスニングも、やはり正しい学習法を知ることが重要です。

確実にリスニング力を上げるには?

ではどうしたらリスニング力を上げることができるのでしょうか?
それは「継続的な音読・暗唱・シャドーイング」を行うことです。音読は英文を声に出して読むこと、暗唱は英文を記憶し、その英文を見ずに声に出して言うことですシャドーイングはある英語の読み上げの後に繰り返しスピーキングすることです。
全く目新しい学習法ではありませんが、音読と暗唱、シャドーイングのおかげで英語を習得できたという方を多く見てきました。こんなに効果がある勉強法なのですが、音読と暗唱、シャドーイングの効果を本当に理解している人は少ないと思います。
なぜなら音読・暗唱、シャドーイングが良いと言われても、この方法を実践した人にしかその効果は分からないですし、実践したとしても正しく実践方法ではないと効果が望めないからです。

音読・暗唱・シャドーイングの効果

なぜそこまでリスニング力UPに音読・暗唱・シャドーイングが効果的と言えるのかというと、それは「英語を英語のまま理解できるようになる」からです。
リスニングできない理由でありがちなのが、頭の中で一度日本語に変換して理解するため、会話のスピードに追いつかなくなってしまうのです。
しかし、音読や暗唱・シャドーイングを繰り返し行うと、英語を頭の中で和訳するというプロセスが必要なくなってきます。つまり、英語を英語の語順のまま理解できるようになり、リスニングで置いていかれるということがなくなります。これが音読・暗唱・シャドーイングの効果です。

音読・暗唱・シャドーイングの具体的な方法

では音読と暗唱、シャドーイングの具体的な方法を3つのポイントと共に解説していきます。間違った方法で音読・暗唱してしまうと効果はないので、必ず次の3つを意識するようにしてください。
注意として、最初に音声を何回か聞いて、聞き取れなかった部分の分析を行った上で音読・暗唱・シャドーイングを行いましょう。

① 意味を理解した上で音読・暗唱
② 発音を意識して音読・暗唱
③ 繰り返し音読・暗唱

この3つを満たした音読・暗唱をすることがとても大切です。では、1つずつ解説していきます。

意味を理解した上で音読・暗唱

意味が分からないものをひたすら読んでも全く意味がありません。分からない単語や文法があれば、最初にしっかりと調べるようにしましょう。また、しっかりと情景をイメージしながら音読・暗唱することも大切です。

発音を意識して音読・暗唱

自己流の発音にならないように、音声を聞いて、自分も同じように言えるように練習していきましょう。音声変化、リズム、強弱、抑揚など全て真似します。

繰り返し音読・暗唱

いくらステップ①とステップ②ができていても繰り返しやらなければ全く意味がありません。うまく発音できない単語があったり、スムーズに読めなかったりする状態なのに、次々と新しい英文に進まないようにしましょう。オーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声と同時に声に出す)やシャドーイング(スクリプトは見ずに、音声を聞きながら少し遅れて声に出す)ができてしまうくらい繰り返し音読・暗唱していきましょう。

音読と暗唱どっちをやればいい?

もちろん暗唱の方が難易度は高いので、労力はかかります。ですが、音読と暗唱を比べると暗唱の方がはるかに効果が高いのも事実です。なので、まずは音読からやってみて、慣れてきたら暗唱もぜひ挑戦してみてください。

さいごに

「自分に合った教材を選びましょう」

英単語・英文法・音読・暗唱・シャドーイングは自分のレベルに合った教材を使って行うことが大切です。
難しすぎず、簡単すぎない教材を選んで実践してみてください。以下のリンク先で紹介します。リスニングの学習法として音読と暗唱、シャドーイングを紹介しましたが、1つを繰り返し、徹底的に音読・暗唱、シャドーイングすることで、だんだんと規則性を掴めるようになり、初めて聞く英語もスムーズに理解できるようになってきます。最近の研究結果では、正しい発音ができないために英語を理解できないという結論もでてきます。それぐらい正しい音での発音も重要なので、まずは、深く狭く音読・暗唱・シャドーイングをしていきましょう!

勉強が面白くなる瞬間があることを知ろう

ということで、英会話習得に必要な3つの学習方法「基礎学習」「スピーキング」「リスニング」について解説してきました。英語学習の全体像を知り、それぞれの具体的な学習法を知ることで、これからやることが以前よりも明確になったかと思います。そして、何よりも大切なのは「実践」です。情報を得るだけでは英語はできるようになりません。しっかりと行動に落とし込み、あなたの理想の英語力を手に入れて下さい。PM Online Schoolでは英語や中国語を独学で勉強している皆様に、全て無料で様々なコンテンツをご提供しています。以下リンク先をご覧ください。

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