- counsel は「弁護士」という意味もあると辞書にありましたが、lawyer「弁護士」との違いはありますか？
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counsel も lawyer も、「弁護士」を意味する単語です。
lawyer の方がより広く一般的に使われています。 lawyerは「弁護士」以外にも「法律家」の意味も持ち合わせているため、弁護士試験に合格していなくても lawyer と呼べることになります。
counsel は「助言・勧告・忠告」の意味もあることから、弁護士のプロとして法律相談を受けるような、組織や企業の専属弁護士もしくは企業内に属している弁護士のことを指すことが多いです。
企業内の専属弁護士のことを
”in-house counsel”
”in-house lawyer”
”corporate counsel”
とも言います。総じて”legal counsel”「法律顧問」という呼び方もします。
ちなみに、counselor「法廷弁護士」という単語もありますが、counselor は日本語でも「カウンセラー」と呼ぶように、法律のプロとしての弁護士では無く「特定の分野での専門の相談役・カウンセラー」の意味合いの方が強いです。
James is building up his successful career as an in-house counsel at ABC Tech Company.
ジェームズは、ABCテック会社の企業内弁護士として、輝かしいキャリアを築いている。
This defendant will be represented by court-appointed counsel.
公選された弁護士が、この被告人の代理人となる。
She serves as legal counsel for real estate companies.
彼女は、不動産会社の法律顧問として働いている。
