英検2級 テスト対策

英検2級合格への道のり3ステップ!!

英検2級は、中学卒業レベルの英検3級や高校中級レベルの英検準2級から、格段に求められる英語力がアップします。しかし、合格すれば受験に活用したり、社会に出ても一定の英語力を示すことができる試験となっています。その合格力の低さから、簡単な試験ではないため、英語が得意な人でも合格のためには一定の勉強時間の確保が必要となるでしょう。英検2級合格のための攻略法を紹介します。

英検2級の英語力は、日本英語検定協会により高校卒業レベルだと明記されています。英検の各級を受けるのに年齢制限は特にありませんが、学生や社会人が受験会場で受けている様子が見受けられます。
英検2級では高校卒業レベルの英語の語彙力を身につけ、高校で習う文法を理解し構文を把握しつつ長文を理解することが求められます。英語の長い会話やアナウンスを聞き取ることも必要となります。
さらに、英語を使ってテーマに対して意見を書いたり述べることが求められるようになります。
下の級と比較し、学校や家庭生活での日常生活を想定した場面だけではなく、テーマとして環境・医療・歴史・文化など学術的な内容の長文読解やリスニング問題も出題されるようになっています。社会性の高い話題であるため、よりフォーマルで英字新聞にも出てくるような基本的な単語も出題されています。

英検2級 テスト対策

試験は一次試験の筆記試験と二次試験の面接があり、一次試験ではリーディング・リスニング・ライティング、二次試験ではスピーキング、計4技能の英語の力がテストされることになります。
英検2級で求められる語彙に関しては、約5,000語と言われています。英検3級では約2,100語、準2級では約3,600語と言われ、そこから格段に語彙数が増えています。
自然や科学系、歴史や文化系の各専門分野に関する基本的な単語と、動詞・名詞・形容詞など各品詞に属する単語を幅広く知っている必要があります。

英検2級合格のメリットは?

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検2級を持っていると大学受験では推薦のために点数が加算されたり、英語の試験が免除になることがあります。
実用英語検定協会の公式ページによると、何らかの形で英検の資格を持っていると入試で優遇措置をとる大学は全国で421校にのぼります。
下記のように、早稲田大学や立教大学などの有名私立大学でも英検2級は優遇措置がとられることがあり、入試で有利になります。
早稲田大学国際教養学部では、一般試験で国語や社会、英語の独自試験他含め200点満点中、英検2級の資格で7点加点されます。
立教大学では一般試験で英検2級以上は、級に応じて英語の得点として換算され英語の試験科目が丸々免除となっています。

英検2級合格を目指す

英検2級を持っていると英語科目の何単位かを認定する大学も多いです。英検2級は、社会に出ても英語力をアピールできる資格となります。
英検のスコアに換算すると、TOEIC550点~780点ほどの間のレベルと言われています。印象からすると、TOEIC500点台から600点程度の実力と見られることが多いでしょう。
就職活動や転職活動で履歴書に書くと、社会で求められる一定の英語力の基礎を満たしていると見なされます。世間のイメージで言うと、英語を使って仕事ができる最低ラインのレベルといったところでしょう。

英検2級合格を目指すおすすめポイント

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検2級は英語が得意な高校生で合格できるレベルと言われますが、大人でも英語を学び直して英語の基礎力を身につけるために受けるのもおすすめです。
まず、高校生としては高校で学んだ英語の集大成として実力を試すことができます。
また、大学受験とも関連している試験だと言えます。
なぜなら、前述のように入試で直接活用できる点と、共通テストの英語科目とも関連しているからです。共通テストの英語は高校基礎レベルの問題、よく共通テスト英検2級と同程度のレベルに例えられます。

英検2級を受験するのはなんで?

英検2級で時間配分をしながら長文読解をしたりリスニングで長い英文を聞くと共通テストの対策になり、ライティングで英作文の練習をすることは大学入試の一般試験の対策にもなります。
また、英語を基礎から学び直した大学生や社会人にとって、高校卒業レベルの英検2級取得を一つの指標として、基礎力を試すことをおすすめします。そこから必要があれば英検のさらに上の級や他のTOEIC等の資格にステップアップをすることができます。英検2級の勉強を一通り終えれば、高校レベルの文法力や構文力があればそこから応用が効きやすくなるので、その後の英語力の伸び方が変わってきます。
英語を使った仕事に就きたい場合もまずは英検2級の勉強をし、取得することをおすすめします。
その先に英検準1級や1級、TOEIC800点代や900点代を目指して力を伸ばしていくことが望ましいでしょう。

英検2級の試験内容

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検2級の合格点は正確には6.5割の得点ですが、全体の7割の得点が目安とよく言われています。
一次試験の筆記で7割の得点を収めれば二次試験に進め、二次試験の面接で7割の得点を取ると晴れて合格となります。

英検2級の試験

英検2級の配点

英検2級の問題と各配点は次の用になっています。一次試験はリーディングとリスニングを85分間で回答し、その後一斉にリスニングの音声が25分間流れ回答していきます。
合計110分間と、集中力も求められるテストです。 リーディング、リスニングは多岐選択式で一問一点となっています。

リーディング

問題番号問題形式備考設問数
1短文の語句
空所補充
短い英文の中で空所に当てはまる単語や
熟語を選ぶ語彙問題。
20
2長文の語句
空所補充
2つのパッセージの長文で各3問ずつ、
長文の中の空所に当てはまる適切な
接続詞などの語句を選ぶ問題。
6
3長文の内容
一致選択
3つの長いメールや文章の中で、
内容に関する適切な答えを
選択肢の中から選ぶ問題。
1つの文章で3~4問ほどの内容一致問題。
12

ライティング

問題番号問題形式備考設問数
1英作文1つの与えられた社会性のあるテーマに対し、
賛成か反対か立場を示した上で
自分の意見を英作文で書いていく問題。
1

リスニング

問題番号問題形式備考設問数
1会話の内容
一致選択
流れてくる会話の中で、
会話の内容に合う適切な答えを
問題の中から選択する問題。
15
2文の内容
一致選択
アナウンスがあり、その後内容に関する質問を放送。
質問に対する答えとして選択肢に書かれた中で
適切な答えを選択する問題。
15

スピーキング 二次試験

問題形式備考
会話の内容
一致選択
短い文章とイラストが書かれた内容に基づいた音読、
質問応答、状況説明、一般的な質問に対して
自分の意見を述べるなどの問題。

英検2級の試験内容

英検2級の大問1の20問の語彙問題や、大問2~3の長文で使われる単語のレベルは、英検準2級までと比較しワンランクレベルが上がっていると感じるはずです。
例えば、tool(道具)という基本的な単語がありますが、同じような意味でinstrument(道具)という単語が英検2級の問題で出題されています。
高校生は、学校で習っている学習範囲の単語だけでは難しいと感じることもあるでしょう。
より難しく、ネイティブが読むような専門的な内容の文章や記事などにも出てくるような基本的な単語の知識が問われるようにもなり、より大人な表現の単語が出題されているのです。
長文で読む英文の量も増え、時間内に解く正確性と速さの両立もより必要となっていきます。
テクノロジー・科学・文化などの専門分野の入る長文に関しては単語の難易度も上がる一方で、話題となる発見や地域名など聞き慣れない固有名詞が登場する傾向にあります。複雑な文章の内容を整理していきながら、文脈を捉え情報を順に素早く整理していくことも求められています。
さらにリスニングの会話の聞き取りでは、ビジネスシーンを想定したやり取りも頻繁に出題されています。

共通テストの構成

大人では容易に想像できる場面ですが、会議・プレゼンテーションなど学生ではイメージがつきにくい場面で聞き慣れない表現や語彙も多くなります。
さらにライティングやスピーキングでは自分の意見を的確に伝える力が求められるため、例えば美術館などは入場料を無料にするべきか?大人は子供を自由を与えすぎか?などの社会的なテーマに対して賛否を示した上で、その根拠となる理由をいくつか述べる必要があります。
いずれにしろ、学校で普段英語を勉強している学生であったり英語の基礎が身についている社会人であっても、英検2級特有の出題傾向から、英検専門の対策をしていくべきです。

英検2級の合格率・合格点

あくまでも最低ライン!英検準1級を目標に高得点を狙おう!

英検2級は2016年まで合格率が公表されていましたが、一次試験は約25%程度の傾向でした。4人に1人の合格率ということで、甘くない試験です。一次試験では全体で約7割の点数を目指しましょう。
英語に4つの技能の各分野に偏りがあっても問題ありませんが、やはり特定の分野の得点率で5割を切ることがあれば、他の分野で挽回することも厳しくなってくるでしょう。なるべく苦手は作らないようにするべきです。
合格基準は、84点中65%以上の得点率で55点以上となっていますが確実に合格できる7割を目指すべきです。

英検2級の勉強

2級合格のために勉強に必要な時間は少なくとも100時間程度と言われています。毎日勉強時間が一定確保できれば早くて数ヶ月程度で2級合格を目指すことができます。
現在は6月・10月・1月に試験を実施しているため1年に3回チャンスがあります。
近年は、「英検S-CBT」と呼ばれる会場のパソコンを使って受験、かつ1日でスピーキングまで全て完結する試験方式が導入されました。こちらも年に1人が申し込みできる回数は限られているものの、原則毎週土日に開催されているため、時期を選ばずにより英検2級に申し込みができるチャンスが増えました。

英検2級合格の3ステップ

英検2級合格の為に以下3ステップは確実に!

英検2級合格のためには、得意を作るよりは極端な苦手を作らないように意識をしましょう。直前期には過去問や問題集で傾向を掴みながら演習をすることが必須となります。

英検2級の学習方法

語彙力、文法の基礎を身につける

まず英検2級を突破するためには、語彙力が必須となります。
高校英語や教科書で習う単語も含め、英検対策用の単語帳や対策アプリで英検に特化した語彙対策を行いましょう。
また、一回で全て覚えようとすると勉強が滞ってしまう危険性があります。毎日単語帳を開き、勉強期間中に一冊を何周もするくらいに繰り返すと効果的です。
スピーキング対策として正しい発音で覚えるためにも、CDやアプリの音声と併用して勉強しましょう。
英検対策の単語帳の多くは、各専門分野やよりアカデミックな文章に対応しており、ビジネスの英単語にも対応しています。様々な分野に関連する単語を幅広く見ていきましょう。英検は、単語の綴りを書くのはライティング試験のみで、他は全て多岐選択式です。
日本語から英単語を思い浮かべることの方が難しく時間がかかるため、英単語から日本語で意味を覚えるようにまずは練習をしましょう。
また、直接文法知識を問う問題は出題されませんが、文法知識があることを前提にリーディングやリスニングの本文が出てきます。高校でも難易度の高い文法事項、助動詞や関係代名詞、仮定法などは基本事項を抑え、音声でも聞いてすぐ文の意味がとれるように準備をしましょう。

苦手を中心に各分野の対策を!
先にリーディング対策を始めると良い

語彙対策を軸に、各分野を解く練習をしていきましょう。
特にライティングはトピックに対し80〜100語で意見を書くことが求められ、普段英語を書き慣れていなければ英検2級に相応しい単語や文法を使って文章を書く練習もしましょう。
ライティングは16点ですが、文法・内容・構成・語彙の4つの観点で4点ずつの配点で評価されます。ミスが少なくても中学英語だけの表現や文法しか使えていなければ、評価は低くなります。
また、構成は理論的に話題に対して考えを述べているかが問われます。結論 賛否・理由 2つ以上・結論 というようにまず形に沿って書くようにすることも大事です。

リーディング英語で英会話を学ぶ

英検2級合格を狙うためにおすすめの方法は、リーディングの得点を安定させることです。リーディングの中でも大問1の語彙問題20問は、4択の中で意味を知らない単語も出題されることがあります。満点狙いではなく単語帳の頻出度の高いものから仕上げ、7割以上を安定して取るようにすると良いでしょう。
大問2から大問3の文章は、長文のパッセージの中から空欄に適切な接続詞などを選んだり、内容に合致する選択肢を選びます。この長文の部分で高得点を狙うようにすると点数が安定していきます。
2級は準2級以下に比べて話題が複雑になりますが、2級の長文問題は引っ掛け問題や紛らわしい問題、本文と同じような表現を使って惑わせる選択肢が不正解といったことは少ないです。
精読で長文読解の力をつけていくと得点につながりやすくなります。
リスニングは専門的な内容やビジネスシーンを聞き取るといった高度なことが要求されるため、まずは文章を読めるようにした方が良いでしょう。
二次試験対策は、まずは一次試験の対策に万全に取り組んでからでも遅くはないでしょう。特に英検2級二次試験の合格率は約80%です。
高度な英語が求められるというよりは、はっきりした受け答え、賛否を問う問題でははっきり自分の立場でYes/Noを示すこと、さらにそれだけではなく理由がはっきりと述べられれば合格点へ到達します。
理由を列挙する場合は、

First・To begin with(はじめに)、Second(次に)・Additionally(加えて)

さらに結論を述べるときは、

For these reasons(これらの理由から)・In conclusion(結論は)

など接続詞や表現を押さえて文章を展開しましょう。

過去問、問題演習をこなす

英検2級合格のために重要なことは、本番形式の問題に触れ慣れることです。いくら文法の分厚い参考書を全て終わらせても、英検の問題に適応した形で実際の問題を解けなければ得点には繋がりません。
基礎力がつき頻出度の高い単語を覚えてくれば、まとまった時間で実際の試験時間を測り何回か模試形式で練習をするのがおすすめです。
週末に週に1回など、1ヶ月前くらいの直前期は繰り返しましょう。
まとまった時間があまり取りにくい場合は、問題集などで大問ごとに時間を測って小刻みに練習するものでも構いません。
リスニングの問題演習をするときは、ただ正誤を見て終わりではなく、どこが聞き取れなかったのか明確にし、聞き取れなかった部分を繰り返し聞く、全体の英文を一問につき3回程度はシャドーイング、最初は英文を見ながら、次は見ないでも会話やアナウンスが流れた音だけで発音を真似できるようにするのがおすすめです。
リスニングは問題用紙に書いてある選択肢でどんな話題の会話やアナウンスがされるのか予測できます。この先読み予測はリスニングのテクニックですが、問題ごとの間隔が短いため瞬時に先読みする必要があります。

英検2級のリーディング

例えば問題と問題の間で次の音声が流れるまで、大問が変わるときに問題文が読まれるときのタイミングを狙うなどです。この時間感覚を磨くためにも、問題演習は欠かせません。
二次試験の面接は、できれば家族や友達同士、先生などに聞いてもらいながら練習をするのがおすすめです。実際に数分間人に対して英語で話す緊張感を身につけるためです。
面接は、各問題に対しての答えの内容などを見て合計で33点満点です。話す内容も含め、話すときの態度も見られ、はっきりと相手の目を見て英語で受け答えをするコミュニケーションも対人で練習をするのがベターです。
受け答えも、質問に対しYes/Noだけでは評価が下がるため、結論+理由を組み立てて瞬時に述べる練習をするべきでしょう。

PM English School オリジナル教材(無料)

YouTubeをうまく活用して英検2級合格を勝ち取りましょう

 PM English School では、無料で英検2級対策コンテンツを配信しています。頻出英単語や英熟語の暗記動画や、それに伴う例文のリスニング練習など様々です。是非、コンテンツを何度も繰り返しご覧いただき英検2級合格を勝ち取ってください!

英検準1級取得に向けた勉強の心がけ

英検2級受験者からのよくある質問

英検2級合格を目指す方からのQ&Aです

1ヶ月で2級に受かるにはなにからすれば良いですか?

現在の英語力によるところが大きいですね。
英検2級は1次で「リーディング・ライティング・リスニング」の3つに大きく分かれていて、過去問などでどの部分が弱いのか確かめると良いです。

例えばリーディングができていなかったとなると、おそらくライティングもリスニングも点数が伸び悩むはずですので、英単語を覚えなおしつつ、基礎英文法をこなしていくのが良いでしょう。
一方でリーディングの点数が良くて、ライティングで点数を落している場合は、過去問などを使ってライティングを丁寧に練習をしつつ、そこで語彙量などを伸ばしていくと良いです。ライティングは回答のパターンがありますので、何度か練習していくと点数は伸びやすいですね。

ひとまずリーディングでは高い正答率を維持しつつ、ライティングでどれぐらいできるかがポイントになってきますので、そのあたりの現状を把握してどっちに時間を割くかを判断されるといいと思います。

まとめ

英検2級は将来への大きな投資に繋がります。

英検2級は合格のため努力が必要とされますが、受験や就職で優遇されることのあるお得な資格であると言えます。きちんと対策をすれば英語力が身につき必ず役に立つため、英語力に自信のある人も不安のある人もまず取っておきたい資格です。

英語が上達しない人の特徴!!

「会話の練習をしない」「復習をしない」「間違った英語をお手本にしている」「失敗体験を引きずっている」「モチベーション維持の方法を知らない」などを改善しようと決意するほど、英語が話せるメリットと話せないデメリットを認識していないとなかなか英語が上達しないです。

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