英検4級 テスト対策

英検4級を徹底解説!!

中学・高校で英語の資格試験と言えば英検ですね。中学1年にもなったし親や塾が英検4級を受験するように勧めてきたけど「英検4級ってどれぐらいの難易度なんだろう?」という不安や疑問を持っている人が多いと思います。そもそも英検とは日本で最もよく知られている英語の資格試験のひとつで、「リーディング(読む)」「ライティング(書く)」「リスニング(聴く)」「スピーキング(話す)」の4技能を一定基準の中で測定できる試験です。英検は級ごとに難易度が異なり、一番やさしい試験が5級で、最難関が1級です。
英検4級は、英語の基礎を身につけ、一歩ずつ確実にステップアップできる試験として難易度を設定されており、特に難しいトピックもありません。そのため、ある程度英単語さえ覚えてしまえば合格できる内容となっています。本ページでは、英検4級を過去問を踏まえて解説し、その学習方法までを徹底解説しています。せっかく英検4級の合格を目指すなら、一発合格を目指しましょう。

英検4級の難易度は、中学中級程度のレベルとされており、「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」ことを求められます。さらに、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能に絞って必要基準をまとめると、以下のようになります。

読む:簡単な文章を理解することができる。
聞く:簡単な内容を理解することができる。
話す:簡単な内容についてやりとりすることができる。
書く:簡単な文を書くことができる。使える英語の登竜門

受験者の多くは小学生や中学生低学年となっています。英検5級では出てこなかった、英語の文法らしい There is 構文や時制などが含まれる問題が出題され、5級のよりもしっかりと英語を勉強して試験に臨む必要があります。中学2年生から増えてくる英検3級への準備級としてもしっかりと押さえておきたい級として小学生や中学生を中心に、幅広い層に受験されています。

小学生の英語を学ぶために準備

英検4級の試験内容は、筆記とリスニング、 スピーキングテスト(任意) で構成され、制限時間は筆記試験35分、リスニング試験30分となっており、この2つのスコアで合否が出ます。スピーキングは任意で受験可能ですが、点数には反映されずPCなどで自宅からでも受験が可能です。
試験自体は小学校と中学1年・2年の英単語と熟語を抑えておけば合格できるような内容となっており、学校の学習内容を抑えておけば合格できます。
もう少し具体的に見ていくと、英検4級合格のためには、英単語を600~1300語程度は覚えておく必要があるとされています。では、実際に必要な英単語の一例を紹介します。

英単語
decide決心する
rise昇る
different違った
sea
rain
grandfather祖父
language言語
listen聴く
join参加する
difficult難しい
eye
health健康

小学校や中学校、もしくは学校で習う前から知っているような単語ばかりですね。また英検4級に出題されるトピックも、家族、友人、学校、買い物、運動など、身近なトピックが多いのでイメージしやすく解きやすいというのも特徴です。ですので、小~中学2年レベルの英語を身につけて、さらに過去問なども練習すると合格しやすい級なのです。

英検4級合格で得られるメリット

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

中学中級レベルの難易度に設定されてある英検4級を持っていることは、小学生にとって平均以上の英語力を有しているということを意味します。小学生ではこのような試験に臨む機会も少なく、その分、子供たちの自信にもつながり英語学習にさらに身が入る事でしょう。
一方、中学生にとっては、勉強している英語力の目安となり、1年生で合格できれば平均的かややそれ以上、2年生で合格できれば平均的、3年生で合格となればやや平均以下となります。また、英検4級は公立の中学校でも受験するようにと指導されていることが多く、今後始まる高校受験などへの雰囲気に慣らしとして最適です。

小学生の英語を勉強するための英単語やNGSL-s

英検4級の試験内容

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検4級の試験は、筆記とリスニングでそれぞれが35分、30分の合計65分からなっており、この二つの合計点数で合否が判定されます。
※スピーキングもありますが、あくまでも任意での試験ですので、合否には関係ありません。

英検5級の勉強範囲

筆記試験

リーディング試験は4パターンからなっており、すべて選択式です。内容は以下4パターンなので出題パターンになれるようにしておきましょう。

・短文の穴埋め問題
・会話文の穴埋め問題
・英単語の並び替え問題
・長文読解問題

  これらはすべてマークシートに記入する方式で、4つの選択肢から解答します。 それでは一つ一つ見ていきましょう。

筆記試験の問題構成

測定技能問題番号問題形式備考設問数
リーディング1短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。15
リーディング2会話文の文
空所補充
会話文の空所に
適切な文や語句を補う。
5
リーディング3日本文付き
短文の語句整序
日本文を読み、その意味に合うように
与えられた語句を並べ替える。
5
リーディング4長文の内容
一致選択
パッセージ(長文)の内容に
関する質問に答える。
10

リスニング試験の問題構成

測定技能問題番号問題形式備考設問数
リスニング第1部会話の応答文
選択
会話の最後の発話に対する
応答として最も適切なものを補う。
(放送回数2回、補助イラスト付き)
10
リスニング第2部会話の内容
一致選択
会話の内容に関する
質問に答える。
(放送回数2回)
10
リスニング第3部イラストの内容
一致選択
短文を聞いて、イラストの動作や
状況を表すものを選ぶ。
(放送回数2回)
10

スピーキングテスト(任意)

スピーキングテストは、試験会場からではなく、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンなどから受験が可能です。専用サイトにアクセスし、英検5級の受験申し込みをしたIDとPASSからログインが可能で、ログインから士官修了までは約5分程度(試験のみの所要時間は約3分)で完了します。

スピーキングテストの問題構成

測定技能問題番号問題形式備考
スピーキング音読パッセージカードを読む。
スピーキングNo.1.2パッセージに
ついての質問
音読したパッセージの内容に
ついての質問に答える。
スピーキングNo.3 パッセージに
ついての質問
イラスト中にいるモノの
状況を描写する。
スピーキングNo.4受験者自身の
ことなど
日常生活の身近な事柄に
ついての質問に答える。

英検4級の過去問

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

これまでに英検4級の試験で出題された過去問は、英検公式サイトで公開されています。英検4合格を目指すには、一度は過去問を解いてみること重要ですので、英検公式サイトにアクセスして過去問に挑戦してみましょう。

英検4級の試験勉強

リーディングの傾向

英検4級のリーディングに関する問題は以下4パターンで出題されます。

・カッコ内に入る短文の文脈に適切な英単語を選ぶ
・会話の内容に合ったカッコ内に入る、適切な文節や一文を選ぶ
・日本語の意味に沿うように英単語を並び替える
・長文の内容一致選択

試験問題はすべて選択問題になっています。例題をチェックしてみましょう。

短文の穴埋め問題

まずは英短文に適切な英単語を当てはめるの空欄補充問題です。問題数は15問となっており、ボリュームの多い項目ですが、適切な単語を選ぶだけですので、リズムよく解答していきましょう。特に難しい英単語も出題されませんので、英単語さえ覚えておけば簡単に解答できます。
ここはなるべく点数を稼ぎたいパートですので、対策として有効な英単語の暗記を行ってください。簡単な英文ばかりですので、英単語さえ暗記すれば、簡単に正解できるはずです。

Many firls in my class have ( ) hair.

1 late
2 slow
3 short
4 busy

A:Do you live in a city?
B:No. I live in a small ( ).

1 hobby
2 ticket
3 town
4 holiday

2021年度第1回英検4級試験/過去問

上記問題を見てわかる通り、単語さえ理解しておけば、簡単に正答を導ける問題です。

会話文の文空所補充

次のパートでは「会話文の穴埋め問題」が出題されます。会話文の空欄に適切な文章を当てはめましょう。こちらも4つの選択肢から選ぶ形式になっています。先ほどのパートと同じで英単語さえ把握できれば、簡単に正答を選び出せる内容となっています。

Man:See you next week, Linda. Have a nice weekend.
Wonman:Thanks, John. (   )

1 Just a little.
2 That’s all.
3 You, too.
4 You’re right.

Brother:Are these your socks?
Sister:Yes. (   )
Brother:Under the sofa.

1 Did you wear them?
2 Can you wash them?
3 Whose are they?
4 Where were they?

2021年度第1回英検4級試験/過去問

英単語の並び替え問題

次の設問パートは「英単語の並び替え問題」です。問題に書かれてある日本語になるように、提示されている英単語を正しい順番に並び替えましょう。問題は全部で5問から成ります。小学校や中学1、2年の文法を押さえておけば、難なく点数が取れるパートです。

あなたはどんな種類のアイスクリームが好きですか?

(① ice cream ② what ③ kind ④ do ⑤ of )

( )( )( )( )( )you like?

解答:What kind of ice cream do you like?

今日は誰が昼食を作るのですか。

(① going ② is ③ to ④ who ⑤ make )

( )( )( )( )( )lunch today?

解答:Who is going to make lunch today?

2021年度第1回英検4級試験/過去問

長文読解問題

 最後の設問は「長文読解」です。ここでは「案内・掲示」「メール」「説明文」の3つの長文が出題され、どんなことが書かれているかを問われます。英単語や文法をもとにじっくり読み解けば難なく回答できるレベルのシンプルな英文となっています。

TO EVERYONE IN THE SOCCER CLUB

Next Friday is the last day of school before summer vacation. We’ll have a party! Ms. Holland will buy some sandwiches and cookies for us. Please bring your own drinks.

Ms. Holland will
1 by movie tickets before Friday.
2 bring some new soccer balls.
3 get some food for the party.
4 take some pictures of students.

2021年度第1回英検4級試験/過去問

 どうでしたか?すごく簡単ですね。英検3級からはひっかけ問題も出題されてきますが、4級ではそのようなひっかけ問題もなく純粋に英文を読んで、そのまま解答すれば難なくけるレベルで出題されています。しっかりと英単語や熟語、フレーズを覚えて4級合格を目指しましょう。

ライティングの傾向

英検4級のライティング試験はありません。

リスニングの傾向

リスニングテストもチェックしましょう。リスニングパートは所要時間30分と設定されており、筆記と同等レベルに重視されています。問題は以下3パターンより構成されています。

・イラストを参考に、英文と応答を聞いて適切な選択肢を選ぶ
・対話と質問を聞いて、その答えを選択肢から選ぶ
・3つの英文を聞いて、その中から最も内容に適しているイラストを選ぶ

英検4級までのリスニング問題では、英文はすべて2回ずつ読まれるのでしっかり聞き取れる練習をしておけば聞き漏らすことは少なくできるはずです。ちなみに、英検3級からは、1度しか読み上げられません。リーディングパートと同様に、全てマークシートに記入する形式です。コツとしては、メモを取りながら読み上げられる前に絵などをしっかり見ておくことです。

スピーキングの傾向

スピーキングテストはスマホやタブレット、PCを使った録音形式で行われます。また、スピーキングテストの結果は英検4級の合否と関係ありませんので注意して下さい。非対面でのスピーキングテストは、以下3パターンで構成されています。

・「黙読→音読」での発音チェック
・音読した内容への質問が流れた後、それに回答
・受験者自身への質問が流れた後、それに回答

問題自体は非常に簡単です。具体的には、以下のような英文と絵などが出題されます。

Ken’s Dream
Ken is in the soccer club at his junior high school. Ken plays soccer after school. Ken wants to become a famous soccer player.
英検4級のスピーキングテスト
質問:Please look at the passage. What dose Ken want to become?

受験者への質問:What animal do you like?

2021年度 スピーキングテスト

英検4級の合格点と合格率

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検4級の合格点と合格率について説明します。

英検4級の合格率と合格点

一次試験

2016年度以降は、それ以前と比べ合格基準が変わっています。現在では、リーディング、リスニングの2技能ごとに算出されたCSEスコアをもとに合否が判定されます。そのため、合格点は〇点というはっきりとした基準がわからないのが実情です。ただし、日本英語検定協会は、毎年「各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格した」などと発表しており、6割程度の正答率が合否をわけるラインだと予測されます。

CSEスコアとは、リーディング、リスニングの2技能ごとに500点満点としており、合格基準は2技能合計で622点とされています。

スピーキングテスト

スピーキングテストは、英検5級認定とは関係なく、5級スピーキングテストの合格認定が与えられます。この合格認定取得に関して、スピーキングのCSEスコアが500点満点中324点以上なら合格となります。

合格率

上述した通り2016年以降は公表されていません。
(※2015年度までの平均合格率は70%をやや下回る程度でした。)

PM English School オリジナル教材(無料)

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

PM English School では、無料で英検4級対策コンテンツを配信しています。頻出英単語や英熟語の暗記動画や、それに伴う例文のリスニング練習など様々です。是非、コンテンツを何度も繰り返しご覧いただき英検4級合格を勝ち取ってください!

英検4級のリスニング練習

さいごに

中学3年間の英語をしっかり学習していると合格圏内

英検4級の試験内容は、There is 構文などの英文法らしい文法が出てくる、中学生初級程度のごく初歩的な内容となります。英語を学習しはじめた初心者でも、試験範囲の英単語や基本的な英文法さえ覚えておけば、合格することができます。
独学で英語学習していてこの勉強法であっているのか分からない、不安だという方はぜひPM English schoolが配信する対象のリスニング動画を見て下さい。

英検に対象年齢はあるの!!?

 たまに聞くのが「英検には対象年齢があるの?」という質問です。最初は「え?」と思って聞いていましたが、最近は「来たか!」という気持ちで質問に答えています。答えは「No」です。例えば、英検5級は中学校1年生の英語力で合格できるレベルですし、小学生や幼稚園生でも英検を受験はできますし、実は英検の兄弟分として、「英検Jr.」というのもあるんです。近年は小学校でも英語学習が必修化されており、英検受験に対する低年齢化は進んでいます。具体的には「2014年度 小学生の英検受験者総数 約33万人」が「2018年 小学生の英検受験者総数 約41万人」となっており、4年で20%以上も増加しています。さらに2021年に児童英語研究所が行った「子供の英語力」の調査では、大体4人に1人が英検3級以上を取得しているという調査結果を出しているのです。

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