英語力をUPするの総合学習

英語で「重要な」を意味するのは important のほかに、significant などありますが、違いを教えてください。

「重要な」を意味する単語は確かに多いですが、受験に比較的でるのは”important” “significant” “crucial” “vital”です。違いは以下のとおりです。
1.important
汎用性があり、あらゆる場面で使うことができます。

2.significant
“important”より強い表現です。「大きな影響を与えるほど重要な」というニュアンスになります。ビジネスで使うことが多いです。

3.crucial
“crucial”は「(決定打となるほど)重要な」と意味です。これがないと今後の影響が決まるというニュアンスです。

4.vital
“vital”は「(必要不可欠といわれるほど)重要な」という意味で、命の危機が迫るほどの局面に使われます。

以上の使い方を覚えれば怖くありません。

What’s important is that you’re alive.
大切なことは、あなたが生きているということだ。

The scientists made a significant discovery.
その科学者は重大な発見をした。

The problem occurred at a crucial stage of the development process.
その問題は開発過程の非常に重要な段階で生じた。

He plays a vital role in our team.
彼は私達のチームの非常に重要な役割を担っている。

「今日の社内メールに何か大切なものがあります？」ってなんといえばよろしいでしょうか？

「社内メール」のことは、
– in the company e-mail
と言い、後は There is 構文の疑問文で対応しましょう。
以下で実際にある会話の例を紹介します。

A: Is there anything important in the company e-mail today?
　今日の社内メールに何か大切なものがありますか。
B: There is a memorandum about today’s meeting.
　今日の会議の知らせがあります。
A: Anything else?
　ほかには？
B: There are a couple of reports and some spam.
　いくつかの報告書とスパムメールが少々です。

important の語源を教えてください。

“important” は英語の「輸入する」を意味する “import” から来ています。
これは「運び込むための重要なもの」というニュアンスになります。
ヨーロッパの人々は戦争で農作物が作れないほど土地が荒れていて、食べ物がなかったので、当時の人々は生活する上で必要な物を輸入することが不可欠なほど重要ということになります。
ちなみに、”port” がつく単語は「運ぶ」を意味します。
「輸入する」を意味する “import” のほかにも、
「持ち運び可能な」を意味する “portable”
「輸出する」を意味する “export”
「空港」を意味する “airport” などです。

This is very important.
これはとても重要です。