[未来形]英文法

未来形 とは?_

未来のことを表す場合、「will+動詞の原形」や「be going to+動詞の原型」を使います。willはその場で決めた未来の予定、be going to は過去にすでに決定していた未来の予定について言う場合に使われます。

未来形を表す表現には will や be going to ~ があり、「~だろう」「~するつもり(予定)だ」という意味があります。このページでは以下のような基礎例文を理解できるようになります。

未来形の基礎例文

肯定文:
We will go shopping tomorrow. (私は明日買い物に行くつもりです)
I am going to study abroad. (私は海外留学をする予定です)

否定文:
We will not go camping this weekend. (私たちは今週末キャンプに行きません)
I am not going to visit my parents this year. (今年は実家に帰らない予定です)

疑問文:
Will you eat lunch here? (あなたはここでランチを食べるつもりですか?)
Are you going to go to the party? (あなたはパーティーに行く予定ですか?)

未来形の用法

「will と be going to ~ のニュアンスの違いをマスターしよう」

未来を表す will と be going to ~ は、以下のような違いがあります。それでは、未来系の will や be going to ~ の用法について詳しくみていきましょう。

will と be going to の違い_

will+動詞の原形:未来の予測やその場で決めた意思を表す
be going to ~ : 近い未来や既に決まっている未来を表す

will

will の肯定文

未来を表す助動詞 will は、「予測:~だろう」と「意志:~するつもりだ」という意味をもちます。
will は動詞の原形とセットで「will+動詞の原形」の形で使います。そして tomorrow や next ~ などの未来を表す言葉と一緒に使うことが多いです。

will の肯定文_

語順:will+動詞の原形
訳 :~だろう / ~するつもりだ

以下2つの例文は、意志に関係なく、自然の成り行きでそうなると予測される未来を表します。

[未来の予測]
It will rain tomorrow.
今晩は雨でしょう。

[未来の予測]
I will visit the zoo next week.
私は来週博物館を訪れようと思う。

「~するつもりだ」のように、主語や話し手の意志を示すこともできます。以下の例文を見て確認しましょう。

[意志を示す]
The phone is ringing.
– I will take it.
電話がなっている。
– 私が取るよ。

[意志を示す]
I will do my best.
私はベストをつくすつもりだ。

will の疑問文

疑問文にするには will を文頭に出し、動詞は原型を用います。

will の疑問文_

語順:Will+主語+動詞の原形 ~?
訳 :~でしょうか?/ ~しますか?/ ~するつもりですか?

[疑問文]
Will Yuki clean her room?
ユキは部屋を掃除するのでしょうか?

[疑問文]
Will Taku go to Hiroshima tomorrow?
タクは明日広島へ行くのだろうか?

will の否定文

未来形の否定文を作るには、will の後ろに not を入れ、動詞は原型を用います。未来形の否定文は、「~するつもりはない」または「~しないでしょう」という意味をもちます。

will の否定文_

語順:主語+will not(won’t)+動詞の原形 ~.
訳 :~するつもりはない / ~しないでしょう
※won’t は will not の短縮形

[疑問文]
Taku won’t clean his room.
タクは彼女の部屋をきれいにしないだろう。

[疑問文]
They won’t use computers.
彼らはコンピュータを使わないだろう。

be going to ~

be going to の肯定文

be going to ~ は「〜するつもりだ / 〜する予定だ」と以前から決まっていた予定や近い未来を表現します。近い未来の話をする場合は、will ではなく be going to の方がよく用いられ「主語+be going to+動詞の原形」で表現されます。以下で「be going to ~ 」の例文を見て確認しましょう。

be going to の肯定文_

語順:主語+be going to+動詞の原形
訳 :〜するつもりだ / 〜する予定だ

[疑問文]
We are going to take a trip to Hokkaido.
私たちは北海道に旅行に行く予定です。
※ すでに旅行の計画あることを示しています。

[疑問文]
It’s going to pour down any minute.
今にもザーッとくるよ
※ 今にも雨が振りそうという近い未来のことを表現しています。

be going to の疑問文

be going to ~ の疑問文は、「明らかに起こりそうなことを尋ねる時」「将来何をするのかを前から決めている予定を尋ねる時」に使います。

be going to ~ の疑問文

語順:Be動詞+主語+going to+動詞の原形?
訳 :~しそうですか?/ 〜するつもりですか?

[疑問文]
Is Taku going to play tennis?
タクは明日テニスをする予定ですか?

[疑問文]
Is he going to go to attend the party?
彼はパーティーに参加する予定ですか?

be going to の否定文

be going to ~ の否定文は「明らかに起こりそうではないこと」「将来の予定を決めていないこと」を表現するときに使います。

be going to ~ の否定文

語順:主語+be not going to+動詞の原形
訳 :~しそうではありません / ~するつもりはありません

[否定文]
My mother is not going to make lunch.
母は昼食を作らないつもりです。

未来進行形

未来形の中には「未来進行形」というのも存在します。未来進行形は be going to よりもはっきりしないような予定を表わす時に使われ、「〜しているだろう」という意味を表現します。
別の視点から言うと、「未来のある時点でその動作が進行中であるだろう」ということを示し、未来進行形の文は「主語+will+be+doing」の語順になります。
以下で「現在進行形」の例文を見て確認しましょう。

未来進行形の基礎_

語順:主語+will+be+doing
訳 :〜しているだろう

[未来進行形]
He will be having dinner at 6 o’clock.
彼は6時には夕飯を食べているだろう。

[未来進行形]
We will be playing golf at 2.
私たちは2時にはゴルフをやっているとこだろうな。

未来進行形は、未来のある時点で行われている出来事をイメージしているニュアンスが加わっています。日本語でいう「~しているところだろう」という表現がピッタリです。

シチュエーションごとに未来形を使いこなそう

「未来形で表現できるパターンを増やそう」

このページでは、will, be going to の使い方を勉強をしてきました。 勉強した内容からまざまなシチュエーションで使える英語をアウトプットを練習していきましょう。
英文法が実際の英会話でどう使えるのかを考えながら読んでください。

このあと何をする?

日常英会話では、会話のきっかけに「このあと何をするの?」という質問が使われることがあります。 本ページで勉強した内容を応用するだけ、実際の会話が可能になります。

What will you do after this?
このあと何をするの?

[答え方]
I will go shopping. (買い物に行きます)
I will have lunch. (昼食をとります)
I will study English. (英語を勉強します)

[さらに会話を続けたい場合は]
How about you? (あなたは?)
Do you want to come with me? (一緒に来ますか?)

Do you want to do ~? (~したいですか?)という頻出のフレーズとして使われます。
他にも Do you want me to do ~? (私に~してほしいですか?)という質問も定番です。

明日何するの?

日常英会話では、会話のきっかけに「明日は何するの?」という質問が良く使われます。

What are you going to do tomorrow?
明日は何するの?

今までに学習した内容を使いこなせば、次のように返答することができます。
このような答えやすいシンプルな答え方の定型文を知っておくと便利です。

I’m going to go shopping.
買い物に行くつもりです

I’m going to play tennis.
テニスをするつもりです

上記のように go が2回続く場合は I’m going shopping. のように現在進行形で表すことの方が自然です。
その他の答え方の例としては、以下を参考にしてください。
∟ I’m going to clean my room. (部屋の掃除をするつもりです)
∟ I’m going to stay home. (家にいるつもりです)

週末何するの?

日常英会話では、会話のきっかけに 「この週末は何をするの?」という質問が良く使われます。

What are you going to do tomorrow?
明日は何するの?

答え方は本ページで勉強した内容を応用するだけです。週末の予定ですので、以下のような言い方があります。

I am going to see my friend. (友達に会うつもりだよ)
I am going to go to Tokyo. (東京に行くつもりだよ)
I’m going to go on a trip. (旅行にいくつもりだよ)
※go on a trip=旅行に行く
I’m not sure yet. (まだわかんない)
※yet=まだ

see が英文に出てきたので see と meet の違いを補足します。
meet は「はじめて会う人に使う」。see は「会った事がある人に会う時に使う」ニュアンスの違いがあります。
ただし、待ち合わせの約束をする時やビジネスシーンなど具体的な目的で「会う」時には meet を使います。

Can we meet at 9 a.m. tomorrow?
明日9時に会えますか?

I met my business partner.
私はビジネスパートナーと会った。

パンデミックが終わったら何をする?

コロナウィルスによるパンデミックからだんだんと人の動きが可能になってきました。
今回は「パンデミックが終わったら何をしますか?」という質問に、will を使った返答を紹介します。

What will you do after the pandemic?
パンデミックが終わったら何をしますか?

after class(放課後)など文の最後に after ○○ をつけることで「〜のあと」を表現することができます。before は「〜の前」を表し、before the deadline(締め切りの前)のように使う事が出来ます。あわせて覚えておくと便利です。
答え方は本ページで勉強した内容を応用するだけです。週末の予定ですので、以下のような言い方があります。

I will go abroad. (海外に行きます)
I will go travel. (旅行に行きます)
I will go to Kyoto. (京都に行きます)
I will go to the gym. (ジムに行きます)
I will play soccer. (サッカーをします)

時間の要素を足したい場合

ここでは特に未来を表す in と next について紹介します。

[主語+will+自動詞+時間の要素]
| will run tomorrow. 私は明日走る。

[主語+be going to + be動詞+名詞 時間の要素]
He is going to be 30 years old next year.
来年彼は30歳になる。

in (~後)
in an hour1時間後
in three days3日後
in three years3年後
next (次の)
next month翌月
next summer次の夏
next year翌年
next Sunday次の日曜日)

シンプルな文章に時間の情報を付け加えて会話の返事をしてみる勉強法も有効です。
また練習問題なので質問が自分にあてはまらなくても回答を作成してみてください。

When are you going to go shopping? (いつ買い物に行くの?)
When will you play soccer? (いつサッカーするの?)
When are you going to see your friends? (いつ友達に会いにいくの?)

I’m going to go shopping in three days. (3日後買いものに行きます)
I will play soccer tomorrow. (明日サッカーをします)
I’m going to see my friends this weekend. (この週末に友達に会います)

まとめ

「will や be going to ~ の使い分けが点数アップの秘訣」

未来系の表現には will や be going to ~があり、意味が似ていますがそれぞれ以下のような使い分けをします。

◆ will:未来の予測やその場で決めた意思を表す
◆ be going to ~: 近い未来や既に決まっている未来を表す

未来進行形は「~しているところだろう」という意味を表現し、未来のある時点でその動作が進行中であるだろうというあやふやな状態を示しています。

未来形に関するよくある質問&解答

「未来形」の単元で不明点があればこちらから

PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、未来形に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。

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