too ~ to … 構文とは
まずは文章の形を覚えてましょう!
too ~ to … 構文は、「あまりに~なので…できない」「~するには…すぎる」といった否定的な意味をもちます。
too は「~すぎる」という意味の副詞で、too のあとには形容詞や副詞がくるのが一般的です。
too は必要以上(否定的なニュアンス)であることを示し、それに続く「to」以下が不可能になることを表しています。
too ~ to … 構文の基礎英文は以下をご覧ください。
This coffee is too hot to drink.
このコーヒーは暑すぎて飲めない。
too ~ to … 構文の使い方
「too, to の語順を見つけたら too ~ to … 構文 を疑おう」
too ~ to … 構文の基本的な形は以下のように用います。
接続詞 関係詞 thatの違い_
語順 : too + 形容詞 + to + 動詞の原形
訳 : あまりに~なので…できない、~するには…すぎる
too ~ to … 構文の詳細
ここで習う「too ~ to … 構文」は、苦手意識を持つ生徒が多いため得点を落とし勝ちです。まずは公式のように英文の形を暗記してから「too ~ to … 構文」の使い方を深堀していきましょう。
以下英文では、too の後ろに形容詞の difficult を to の後ろに動詞の understand を置いています。
English grammar is too difficult to understand.
英文法は難しすぎて理解できない。
以下英文では、too の後ろに形容詞の tired をtoの後ろに動詞の walk を置いています。
The tea was too hot to drink.
そのお茶はとても熱くて飲むことができなかった。
以下英文では、too の後ろに形容詞の tired をtoの後ろに動詞の walk を置いています。
He is too tired to walk.
彼は、とても疲れているので歩けません。
上記英文はいずれも「あまりに~なので…できない」といった意味を示しています。
否定語の not や never がないのに、too ~ to … 構文が否定的な意味をもつのは、副詞の too(…すぎる)が否定的な意味をもつからです。
例えば以下の表現を見ると、すべてマイナスな表現に感じます。
◆ too hungry(お腹すきすぎる)
◆ too cold(寒すぎる)
◆ too difficult(難しすぎる)
このように「too ~ to … 構文」を用いることで、「あまりに~なので…できない」「~するには…すぎる」といった否定的な意味を表すことができます。
まとめ
「too ~ to … 構文」は苦手意識を持つ生徒が多いため公式のようにまずは暗記から!
ここでは、中学2年生の英文法で習う「too ~ to … 構文」を説明しました。おさらいですが、下の枠内は必ず暗記してください。
語順 : too + 形容詞 + to + 動詞の原形
訳 : あまりに~なので…できない、~するには…すぎる
too という単語を用いて、「(形容詞)過ぎる」または「非常に(形容詞)です」のように形容詞を強調した場合、何に対して強調しているのか明確にする必要がある場合が多いです。
そして、その「何」という部分が「to + 動詞の原形」(不定詞の副詞的用法)を使って説明しています。