喧嘩をする時は怒りのレベルに応じてフレーズを変えよう

喧嘩をする時は怒りのレベルに応じてフレーズを変えよう

怒っている時に使える英語表現を学びましょう_

海外に行くとどうしても最初は価値観が合わずに嫌な思いやストレスに感じてしまうことがどうしてもあります。そんな時にスッと自分の気持ちを言えるようなフレーズを知っているのと知っていないのでは大きく対応も異なってきて、何も言わないがために事態が好転しにくいなんて展開もあり得ます。このページでは、しっかり自分の感情を表に出して   そんな喧嘩で使える英語表現を怒りのレベルに合わせてご紹介します。

Level.1 軽い喧嘩

「一日たったら忘れるレベル」

ここでは冷蔵庫に入れておいたジュースが勝手に飲まれて怒ったり、ちょっと悪戯されて「なんで?」「やめてよ」ってぐらいの軽い喧嘩のレベルのフレーズを紹介します。
まずは、勝手に飲んでしまって「(置いてる)早く言ってくれればよかったのに!」と言いたい場合、I wish you would’ve ~. のように仮定法過去を用いて「~しておいてほしかったのに!」と表現できます。

 Level.1 軽い喧嘩

I wish you would’ve told me sooner!
早く言ってくれればよかったのに

また、would’ve の発音が would of に似ていることから、日常会話では以下のように言う方の方が多い印象です。英文法上は上記が正しいのですが、口語では以下もありだと覚えて置いてください。

I wish you would of told me sooner.
早く言ってくれればよかったのに

逆にジュースを飲まれた人が相手に「何でそんなことしたの?!」って言いたい場合は以下のようなフレーズになります。

Why would you do that?
何でそんなことしたの?

Level.2 普通の喧嘩

「許すことはできるレベル」

このレベルは、カップル同士が誕生日を忘れてしまったり、恋人同士の大切な予定を守らなかった時ぐらいのレベルの喧嘩で使われます。

 Level.2 普通の喧嘩

How could you do that to me!
よくもそんなことできたな!

口語では do that to me はよく省略されて以下のようになります。

How could you!
よくもそんなことできたな!

上記以外には、自分のいざこざに関係のない人が余計なアドバイスを口出ししてきて「関係ないでしょ!」や「余計なお世話だ」という時に次のようなフレーズが使われます。
以下2つの英文は none と not の違いがありますが、まったく同じ意味で使えます。おそらく日本人は It’s not of your business! のほうが言いやすいのでこちらを覚えておくといいでしょう。

It’s none of your business!
あなたにそんなの関係ない!/ 余計なお世話だ!

It’s not of your business!
あなたにそんなの関係ない!/ 余計なお世話だ!

具体的には以下のように使われます。

Seriously, It’s none of your business! So stop telling me what to do!
マジであなたに関係ないんだから、私に何か言うのはやめて!

Level.3 果し合いレベル

「ブチギレレベル」

例えば、結婚指輪を勝手に売られていたり、浮気がばれたりと引き返すのが難しくなるレベルの喧嘩です。
以下のフレーズがよく使われ、How could you! と似ているのですが、dare(恐れずに何かをする、あえて何かをする)というところから「よくもまぁそんなことができたね!」怒りはもちろん含まれますが、それを通り越して感心すら抱いているニュアンスになります。

喧嘩するときの使える英語のフレーズ

How dare you.
よくもまぁそんなことができたね!

言い方としてはブチ切れて言う人もいますし、怒りを通り越えて冷静にブチ切れながら言う人もいます。
また、実際にはあんまり怒ってないような冗談めいたニュアンスであえて使う人もいますので、言い方によって振れ幅のある表現ではあります。
さらに怒りから相手との関係を終わらせるような時に使うのが次のフレーズです。
ここまでくると言われた方は木魚の音をイメージしてださい。「ポクポクポクチーン END」

I’m through with you.
もうあなたとは終わり、もううんざりバイバイ

具体的には以下のように使われます。

You keep making the same mistakes I’m through with you.
お前同じミスばっか、もう終わりな

幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
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