You’re Welcome
「距離感のある丁寧などういたしまして」
You’re Welcome は友達同士のようなカジュアルな場面からビジネスシーンのようなフォーマルな場面まで幅広く使えます。
ただニュートラルな感情がこもっていないような印象があり、あえて言うと距離を感じさせるようなニュアンスになってしまったり、言い方によっては恩着せがましくなってしまうこともあります。
ですので、カジュアルなシーンで使っても問題はないのですが、You’re Welcome 以外の「どういたしまして」のほうがよく使われます。
例えば、同級生に服を褒められて、Thanks と言ったとしましょう。そしたら同級生が You’re Welcome というとネイティブは、私の事下に見てるなって思うケースもあるのです。
要は、Thanks が恩着せがましく褒めてやったぞみたいなニュアンスになってしまうのです。
You’re Welcome は丁寧な言葉だからこそ一定の距離感を感じさせてしまうので、You’re Welcome を使うベストなシチュエーションは、スマホを落として交番に行ったら警察官の方が自分のスマホを持ってきてくれた時などになります。
Anytime
「いつでもどうぞ」
Anytime は「いつでも」という意味で、ありがとうと言われた時に「いつでも頼ってね」「いつでも言ってね」「いつでも手伝うよ」みたいなニュアンスで使え、カジュアルなシーンでよく使われます。
Thanks for helping me with my homework.
宿題手伝ってくれてありがとう
Anytime.
いつでも言って
このように自分にとって苦にならないような軽い事などに対して使われます。
No problem
「気にしないで」
No problem もカジュアルなシーンでよく使われ、チャットやSNSなどでもよく見るのですがその場合は np と略されます。
意味はそのままで「問題ではない」になり、今やってあげたことに対して「全然問題じゃないよ」や「大したことじゃないよ」というのを強調しています。
ですので Anytime とほぼ似た意味になるのですが、あえて違いを上げるとすると Anytime は「また頼ってね」というニュアンスが含まれ、No problem は単純に「気にしないで」というニュアンスになります。
実際にはどっちを使ってもほぼ同じになるので、あまり気にする必要はありません。
Thanks for the umbrella.
傘ありがとう
No problem.
気にしないで
Uh huh / Yeah / Yep
「うん」
Uh huh / Yeah は一番カジュアルなシーンでよく使います。あえて日本語訳すると「ええよ」「うん」「あぁ」「いぇ~い」になり、「どういたしまして」というかもはや相槌レベルで使われます。
そのため、ビジネスシーンなどで使うと問題になるレベルです。
例えば、友達と一緒に家で映画を見ていて、無言でお菓子を差し出したら、Thanks とカジュアルに言われたような時に使い、友達でも阿吽の呼吸でこういう流れがおこるような感じです。
Yeah!
あぁ
Thank YOU
「こちらこそ」
Thank you は「ありがとう」と言われた時に「こちらこそありがとうだよ」というニュアンスで使えます。
ポイントはイントネーションで「あなたに!感謝を」というようなイメージで YOU を強調してください。
例えばパーティにお呼ばれした帰り際の会話です。
Thanks for coming.
来てくれてありがとう
No Thank YOU for inviting me.
いいえ こちらこそ招待してくれてありがとう
- TOEICスコア960 hello先生による執筆
- 現在、専業主婦をしており、以前はアメリカ留学から、そのままアメリカの銀行にて英文事務や翻訳、通訳のお仕事をしていたhello先生。また、大学生2回生ですでにTOEICスコア960を取得した生粋の英語好きな方です。子育てにお忙しいとのことでなかなか執筆頻度は低いです。
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