It’s cold in Hokkaido. / Hokkaido is cold.
「北海道は寒い」
It’s cold in Hokkaido. は「北海道は寒い」という一般的な英語表現ですが、Hokkaido is cold. も同じような意味で使えるのでしょうか?
It’s cold in Hokkaido.
今この瞬間北海道は寒い
Hokkaido is cold.
北海道は寒い場所です
It’s cold in Hokkaido. は「今この瞬間北海道は寒い」という意味になり、Hokkaido is cold. は「北海道は寒い場所です」という意味になり、年がら年中寒い場所みたいなニュアンスになります。
また、Hokkaido is cold. は文法的に誤りで、Be動詞はイコールの関係を作る語で、この英文の場合は「Hokkaido(場所)= Cold(気温)」の関係になっており、本来は「Hokkaido(北海道)= cold place(寒い場所)」のように表現しなければいけません。
ですので、ネイティブも Hokkaido is cold. という表現を実際には使いますし、実際にはこちらの方が聞く頻度は高いです。
しかし、正しい英語の表現は以下のようになると覚えておくといいでしょう。
Hokkaido is cold place.
北海道は寒い場所です
It`s hot today. / Today is hot.
「今日は暑いね」
上記と同じような流れで、Today is hot って正しいニュアンスで伝わるのでしょうか?
本来正しい英文法としては It`s hot today. ですが、ネイティブも Today is hot はよく使います。
It`s hot today.
今日は暑いね
Today is hot.
今日は暑いね
説明としては Hokkaido is cold. と全く同じニュアンスで解釈して下さい。
Today is hot day.
今日は暑い日だ
ただ、Hokkaido is cold. も Today is hot. も日常生活ではよく使われるような表現なのですが、ちゃんとした英文法で綺麗な英語を話そうとしている演説者や偉い地位の人は使わないかもしれません。
ここで使わないかもしれませんと可能性口調で言ってるのは、それぐらいこのような文法上間違った表現でも日常に浸透していて意味も通じるのだと考えて下さいということです。
- 幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
- 某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
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