[一般動詞 現在形]英文法

一般動詞とBe動詞の違いは?_

Be動詞の用法は、大きく分けて「A : 主語を説明する」「B : 存在を表現する」の2つになります。訳はそれぞれ「A : ~です」「B : ~がいます / ~があります」になります。
一方、一般動詞は、主語の「動作・状態」を表す動詞で、be動詞以外のすべての動詞が一般動詞になります。
まずはここで紹介した一般動詞とBe動詞の違いを把握し、一般動詞の勉強を始めて下さい。

一般動詞の現在形とは、be動詞の「 am , is , are 」以外の動詞の現在形ことです。例えば、以下のリストに示すような動詞が一般動詞の現在形にあたります。

一般動詞
look見る
read読む
drink飲む
walk歩く
wash洗う
run走る
stop止まる
have持っている
基礎的な一般動詞の現在形の例


また、be動詞は1-3人称で am / are / is と変化しましたが、基本的には一般動詞は主語の変化に伴って、現在形の時制の中で変化しません。
※ 三人称単数現在の「-s」の変化はあります。
※ 時制による変化はあります。

be動詞の1~3人称の使用例の復習_

1人称:私 / 僕 / 俺 etc …「 am 」
2人称:あなた / 君 etc …「 are 」
3人称:上記以外全部 …「 is 」

一般動詞を使った英作文

「まずは肯定文・否定文・疑問文の形を覚えよう」

肯定文:主語+述語(一般動詞)~.

例文① :私はサッカーをします。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ 私は / サッカーを / します。

⇒ I / soccer / play

⇒ これを「主語+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ I play soccer. (完成)

例文② :私は英語を勉強します。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ 私は / 英語を / 勉強します。

⇒ I / English / study

⇒ これを「主語+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ I study English. (完成)

例文③: あなたは野球をします。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ あなたは / 野球を / します。

⇒ You / baseball / play

⇒ これを「主語+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ You play baseball. (完成)

上記例文①~③で練習を行ってもらいましたが、それほど難しくはありませんね?
しかし、動詞は非常に数多くあり、英単語力がないと、いくら文法だけを知っていても英語が上達することはありません。毎日少しづつで大丈夫ですので、英単語も並行してしっかりと覚えていってください。

否定文:主語+don’t+述語(一般動詞)~.

否定文は do not もしくは、その短縮形の don’t を一般動詞の前に配置して使います。訳は「~でない」「~をしない」として使います。
be動詞の時には、 am not / are not / is not のように、be動詞の直後に not を配置しましたが、一般動詞の否定文の場合は、動詞の直前に do not(don’t)を置くことに注意してください。

例文① :私はサッカーをしますせん。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ 私は / サッカーを / し / ません。

⇒ I / soccer / play / do not

⇒ これを「主語+don’t+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ I do not play soccer. ( = I don’t play soccer. ) (完成)

例文② :私は英語を勉強しません。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ 私は / 英語を / 勉強し / ません。

⇒ I / English / study / do not

⇒ これを「主語+don’t+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ I do not study English. ( = I don’t study English. )(完成)

例文③: あなたは野球をしません。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ あなたは / 野球を / しません。

⇒ You / baseball / play / do not

⇒ これを「主語+don’t+述語(一般動詞)~.」に並べると、

⇒ You do not play baseball. ( = You don’t play baseball. )(完成)

疑問文:Do+主語+述語(一般動詞)~?

疑問文は、Do を文頭に配置し、末尾のピリオド「 . 」をはてな「 ? 」にするだけで完成します。
訳は「〜ですか?」「〜いますか?」となります。

例文① :あなたは野球をしますか?

⇒ 肯定文を作る

⇒ You play baseball.

⇒ これを「Do+主語+述語(一般動詞)~?」に並べると、

⇒ Do you play baseball? (完成)

このように、Doを文頭に配置するだけで疑問文が完成します。次は答え方です。

疑問文への返答例_

「はい 」の場合 ⇒ Yes, 主語+do.
「いいえ」の場合 ⇒ No, 主語+do not ( don’t ).

では、さっそく、すぐ上の例文①の疑問文に答えてみましょう。

例文② :Do you play baseball? / あなたは野球をしますか?

⇒ 回答 Yes, I do. / はい、します。

⇒ 回答 No, I don’t (do not). / いいえ、しません。

be動詞の疑問文の時と同じく、疑問文とその回答では主語が変わります。質問者と回答者の立場を考えながら、主語を選ぶと間違えにくいので、まずはゆっくり落ち着いて答えるようにしてください。

be動詞と一般動詞の比較

「語順に注意をしましょう」

チェックポイントとして、ありがちなミスを紹介します。英作文をする時に、一般動詞とbe動詞の配置を一緒にしてしまう例を慣れないうちはしがちです。
その例文を以下で説明しますので、きちんとbe動詞と一般動詞を区別できるようになって下さい。

例文① :あなたは生徒です。

⇒ あなたは生徒ですか?

⇒ be動詞の肯定文から疑問文へ書き換え

⇒ You are a student.

Are you a student?

例文② :あなたは数学を勉強します。

⇒ あなたは数学を勉強しますか?

⇒ 一般動詞の肯定文から疑問文へ書き換え

⇒ You study math.

Do you study math?

シチュエーションごとに一般動詞を使いこなそう

「表現できるパターンを増やしていきましょう」

このページでは、一般動詞の肯定文と否定文、疑問文の勉強をしてきました。 勉強した内容から「好き・好きではない」「持っている・ 持っていない」のようなシンプルな英語から、その他さまざまなシチュエーションで使えるような英語をアウトプットが出来るはずです。

好き / 好きではないを表現する場合

まずは練習として、自分が好きなもの、好きではないものについてアウトプットしてみましょう。

I like OO.
私は○○が好き。
– I like summer. (私は夏が好き)
– I like dogs. (私は犬が好き)
– I like blue. (私は青色が好き)

I don’t like OO.
私は○○が好きではない。
– I don’t like summer. (私は夏が好きではない)
– I don’t like dogs. (私は犬が好きではない)
– I don’t like blue. (私は青色が好きではない)

兄弟姉妹 / ペットについて

今までに勉強した内容を応用すれば「弟がいるよ」「犬飼ってるよ」のようなシンプルな内容も表現できます。兄弟の有無・ペットの有無をアウトプットしてみましょう。

I have ○○.
私は○○がいる。
– I have a brother. (兄弟がいます)
– I have an older brother. (兄がいます)
– I have two younger brothers. (二人の弟がいます)
– I have a sister. (姉妹がいます)
– I have a dog. (私は犬を飼っています)

否定文にanyをつけると「ひとり/ひとつの~も無い」という意味になります。
またanyの後が複数になっているのは複数になりえるからという理由です。 (兄弟は2人かもしれない。)

I don’t have any ○○.
ぼくは○○がいない。
– I don’t have any siblings. (兄弟姉妹がいない)
※sibling=兄弟姉妹
– I don’t have any brothers or sisters. (兄弟姉妹がいない)
– I don’t have any pets. (ペットを飼っていない。)

暇なときにいつもしていることを伝える場合

英語では次のような質問を良く耳にします。
すぐに答えられるように答えを考えておくと便利です。

What do you do in your free time?
暇な時は何しているの?

特定の趣味が無い場合にも「映画を見る」「買い物をする」などと答えればokです。

I watch movies.
私は映画を見るよ。
(主語+他動詞+目的語)

I go shopping.
私は買い物に行くよ。
※「主語+go+doing」で~に行くという使い方ができます。

その他の go doing の例は以下表を参考にしてください。

go fishing釣りに行く
go swimming泳ぎに行く
go hikingハイキングに行く
go drinking飲みに行く
go bowlingボーリングに行く

時間の概念を足したいときに

まず自動詞と他動詞の英文の形を紹介します。
時間の要素を追加するときの基本の前置詞「at, on, in」のそれぞれを紹介します。

[主語+自動詞+時間の要素]
I run every day.
私は毎日走る。

[主語+ 自動詞+前置詞+名詞+時間の要素]
I go to the gym on Sunday.
私は日曜日にジムに行く。

前置詞 at前置詞 on前置詞 in
「点」をイメージする
前置詞です。点を意識する
狭い範囲に使います。
「接触」をイメージする
前置詞です。カレンダーに
ペタっとくっつくイメージです。
「中」をイメージする
前置詞です。時間的な
広がりのあるものに使います。
at9a.m.
(朝9時に)
at noon
(正午に)
at that time
(その時)
on Sunday
(日曜日に)
on the weekend
(週末に)
on April 1st
(4月1日に)
in April
(4月に)
in 2021
(2021年に)
in (the) winter
(冬に)

苦手意識がある場合は、シンプルな文章に時間の情報を付け加えて会話の返事をしてみるのも勉強になりますよ。
また練習問題なので質問が自分にあてはまらなくても回答を作成してみてください。
それぞれの質問に at, on, in を使った英文を作成します。

What time do you go to school/work?
∟ I go to school/work at 8.
何時に学校/仕事に行くの?
∟ 8時に学校/仕事に行きます

What day of the week do you go to the gym?
∟ I go to the gym on Sunday.
何曜日にジムに行くの?
∟ 日曜日にジムに行きます

What month were you born?
∟ I was born in September.
何月生まれ?
∟ 9月生まれです

場所の概念を足したいときに

上記「時間の概念を足したいときに」で紹介した前置詞 at, on, in は時間だけではなく、場所に対しても使えます。

前置詞 at前置詞 on前置詞 in
「点」をイメージする
前置詞です。点を意識する
狭い範囲に使います。
「接触」をイメージする
前置詞です。カレンダーに
ペタっとくっつくイメージです。
「中」をイメージする
前置詞です。空間の
広がりのあるものに使います。
at the station
(駅で)
at the restaurant
(レストランで)
on the table
(机の上に)
on the street
(路上で)
on the wall
(壁に)
in the kitchen
(台所で)
in Tokyo
(東京で)

Where are you based?
∟ I live in Tokyo.
拠点はどちらですか?
∟ 東京に住んでいます。

Where did you buy it?
∟ I bought it at a souvenir shop in Tokyo.
どこでそれを買いましたか?
∟ 東京のお土産屋で買いました

Where did you buy it?
∟ I put it on the floor.
どこでそれを買いましたか?
∟ 床の上におきました。

一般動詞に関するよくある質問&解答

「一般動詞」の単元で不明点があればこちらから

PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、一般動詞に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。

英会話を習っている子供は英語学習で有利なのか?!!

幼児や小学生低学年から英会話スクールやオンライン英会話に通っている子供達はみんな英語が得意科目になるのかというとそうでもありません。もちろん英会話スクールやオンライン英会話に通うことで英語を聞き取るスキルを鍛えたり、ネイティブの発音に親しんだりすることは決して無駄にはなりません。ですが、それだけでは英語学習に対して安心することは出来ません。逆に英会話スクールやオンライン英会話に通っていることで小学校や中学校での授業の違いに戸惑ってしまい英語が嫌いになるケースまであるのです。知っている英単語は多くてもスペルが書けなかったり、英語の歌詞を丸暗記していても意味が分からなかったり、挨拶は出来ても書けなかったり、英会話スクールやオンライン英会話で身に付けた英語はテストの点数になかなか結びつきません。入試や試験で求められる英語力は英会話のレッスンと考え方や教え方は異なります。そのため英会話に通っているからと言って小学生や中学生で学習する英語に有利になることはありません。中学生で学習する英単語や英文法は英語を身に付けるために重要であり、スタートラインは何一つ変わらないのです。

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