英語力をUPするの総合学習

所有代名詞は、「モノが誰のものか？」を表す時に使う品詞です。さっそく例を見ましょう。机の上に本があるシチュエーションの中で、「この本は私のです。」と英語で表現してみます。

This book is mine.
この本は私のです。

ここで登場する“mine”のように「～のもの」と表現できるのが所有代名詞です。所有代名詞を使いこなせるようになれば、誰のものなのかを表す英文が作れます。下記表を覚えるだけでこの単元はほとんど終わりというぐらい簡単な単元です。

＜人称代名詞＞は別ページで説明していますので、本ページでの説明は省きますが、「主格 / 所有格 / 目的格 / 所有代名詞」は一緒に覚えて下さい。

上記単数と比較してそれぞれ混同しないようにしっかり覚えましょう。

英語独特のルールを知り、キレイな形の英語で表現できるように練習しましょう。

英語は、同じ英単語を一つの文章で繰り返し使う事を良しとしない言語です。たとえ比較的短い文章でも、同じ名詞、動詞、形容詞などが使われることは聞こえの悪い英語とみなされます。日本語ではそんなことはありませんが、英語では徹底されているといっても過言ではないので、この点を注意しましょう。

This book is my book.［×］
この本は私の本です。
※ book が２つあり、意味は分かるが汚い英語

⇒ book という単語を繰り返し使用しているので所有代名詞の mine で置き換え

⇒ This book is mine.［〇］
　 この本は私のモノです。

a, an, the などの冠詞や、this, that, these, those などの指示代名詞は、所有格と一緒に使えないというルールがあります。以下例文を見てみましょう。

I sold the my book.［×］
私はその本を売りました。

⇒ the my（冠詞＋所有格）の形になっているので、所有代名詞を用いて書き換えます

⇒ I sold the book of mine.［〇］
　 私はその本を売りました。

I wore this my brother’s clothes.［×］
私はこの兄の服を着ました。

⇒ this my brother’s と「指示代名詞＋所有格」の形になっているので、所有代名詞を用いて書き換えます

⇒ I wore this clothes of my brother’s.［〇］
　私はこの兄の服を着ました。

PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下によくあるQ&A集と質問方法をリンクしていますので、代名詞に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。