[疑問詞 Who]英文法

疑問詞 Who とは?_

Who は、「誰」を意味する単語で、what や where, which など他の疑問詞と同じでく、be動詞や一般動詞を理解して初めて使いこなせるようになる疑問詞です。

ここでは疑問詞 Who を使った英作文を練習していきます。

Who+be動詞+名詞 の疑問文

「Who+be動詞+名詞」は「〜誰ですか?」の意味になります。イントネーションは、文末は下げる形で発音することに注意しましょう。
では、Who を使った英文を見ていきましょう。作文方法は「Who+be動詞+名詞」の順に配置にすれば良いです。

Who is this?
これは誰ですか?

Who is he?
これは誰ですか?

Who is she?
これは誰ですか?

ごく簡単ですよね。では次に答え方を見ていきましょう。

答え方 : 主語+be動詞 ~.

「誰ですか?」と聞かれているので、「〇〇はだれだれです。」と答えましょう。上から順番に上記疑問文の回答になります。

This is my mother.
これは母です。

He is my son.
彼は息子です。

She is Yuki.
彼女はユキです。

Who+現在進行形 の疑問文

「Who+現在進行形」の疑問文は「〜しているのは誰ですか?」の意味になります。ここでは「している=現在進行形」で聞かれることがほとんどです。上記よりもやや複雑になってきますので、まずは「現在進行形の英文」をつくってから、疑問文にしていきます。イントネーションは、文末は下げる形で発音することに注意しましょう。

Yuki is eating lunch.
ユキはランチ中です。

⇒ まずは上記例文を疑問文にしましょう。

Is Yuki eating lunch?
ユキはランチ中ですか?

⇒「誰がランチ中ですか?」に変化させます。つまり「ユキ→誰が」に置き換えます。

Is who eating lunch?

⇒ 最後に、疑問詞は文頭に配置します。

Who is eating lunch?
誰がランチ中ですか?

他の疑問詞同様に「who+疑問文」の形に配列すると完成になります。上記のような流れで考えると間違えにくいのでしっかり覚えるようにしてください。では、次に答え方を見ていきます。

答え方:主語+be動詞.

答え方は「誰々です=主語+be動詞.」だけの単純な形になります。

[疑問文]
Who is eating lunch?
誰がランチ中ですか?

[答え]
Yuki is.
ユキです。

すごく単純ですね。Yuki is eating lunch. と答えても会話としては成立しますが、すでに分かっているシチュエーションの中で eating lunch. を言う必要はありません。このように言うと、くどくなってしまいます。

Who+一般動詞 ~? の疑問文

「Who+一般動詞 ~?」の疑問文は「誰が〜しますか?」の意味になります。イントネーションは、文末は下げる形で発音することに注意して下さい。
ここでも、疑問文を作成してから、Who を活用した疑問文まで発展させます。同じように感覚をつかむまで読み返して下さい。

You buy a new bag.
あなたは新しいバッグを買います。

⇒ 疑問文にしてみましょう。

Do you buy a new bag?
あなたは新しいバッグを買いますか?

⇒「だれが新しいバックを買いますか?」に変化させます。つまり、“you → who”に置き換えます。

Do who buy a new bag?

⇒ 疑問詞は文頭に配置します。

Who do buy a new bag?
誰が新しいバックを買いますか?

さて!ここまでの流れですとこれで完成って思われる方が多いでしょうが、実は完成ではありません。
“Who+一般動詞 ~ の疑問文”の場合には、“do”は省かなければなりません。

⇒ doを省く

Who buy a new bag?

さらに、ここでの主語は“Who”になります。“Who”が3人称単数扱いのため、動詞に三単現の“s”をつけて文章を完成させます。

Who buys a new bag?
誰が新しいバックを買いますか?

これで完成です。他の疑問詞と異なる点があるので、迷ってしまう場合も多い箇所になります。ですが、疑問詞は全てよく使いますのでしっかり活用方法を覚えるようにしましょう。次に答え方の練習です。

答え方 : 主語+do, does, did.

答え方は、「主語+do, does, did.」になります。ここでので“do, does, did”は代動詞と呼ばれるもので、動詞の繰り返しを避けるための言葉づかいになります。“which”の単元で説明した、代名詞の“one”と同じ扱いだと思ってください。

[疑問文]
Who buys a new bag?
誰が新しいバックを買いますか?

[答え]
You do.
あなたが買います。

[疑問文]
Who eats this chocolate?
だれがこのチョコレートを食べますか?

[答え]
She does.
彼が食べます。(答えが三人称)

[疑問文]
Who ate this chocolate?
だれがこのチョコレートを食べたの?(過去形の疑問文)

[答え]
Your mother did.
あなたのお母さんが食べたよ。

中学生英語はどれぐらい変わった?!!

学習指導要領の改訂に伴い中学生の英語の内容も大幅に変更があった。2021年4月に適用された内容として大きく変わった点は2つ。1つ目は学習する英単語数が改訂前に比べて約2倍に増えたことです。学習指導要領の改訂前は中学生の3年間で1200語の英単語を覚えるとなっていましたが、学習指導要領の改訂後の現在は小学校で600から700語の英単語を覚え、中学校では1600から1800語の英単語を覚えるように変更されました。小学校と中学校を合わせた英単語数は学習指導要領の改訂前に比べると約2倍に増えたことが分かります。ちなみに高校生で覚える英単語数は学習指導要領の改訂前であれば1800語程度とされていましたが、学習指導要領の改訂後では1800から2500語に変更されています。小学校から高校生まで一貫してみたとしても約1.7倍に増えていることが分かります。そのため今までと同様の学習法では英単語の習得が難しくなりました。2つ目に変更された点は英語学習単元が全体的に前倒しになったことです。今までであれば中学1年生の1学期はアルファベットの学習を行っていました。ですが、学習指導要領の改訂に伴い小学生でアルファベット学習が終了していることが前提として授業が進められるため教科書でも新しく学習すると言うよりも復習という位置付け扱われています。アルファベット学習が復習という扱いになると今まで中学1年生の2学期から学習していた内容が1学期にスライドする形になり、同じように中学2年生で習う内容もスライドしていきます。中学3年生では今まで高校に入ってから学習するはずだった仮定法や原形不定詞などの一部の単元がスライドして学習することになりました。これまでよりもハイスピードでプラスアルファの学習が必要になることが想像できます。

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