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名詞とは？
「英語圏の赤ちゃんが最初に話す言葉も名詞です」
名詞とは、人・物・コトの「名前」を表現する単語です。apple（リンゴ）note（ノート）water（水）と目で見てわかる具体的なもの以外にも、happiness（幸福）danger（危険）など抽象的なものも含みます。また、名詞は形の有無によって数えることができる「可算名詞」と数えられない「不可算名詞」の二つに分類できます。
| 可算名詞 | 1つ, 2つと数えられる名詞 |
| 不可算名詞 | 1つ, 2つのようには数えられない名詞 |
可算名詞
可算名詞の特徴は「数えることができる」と記載しましたが、可算名詞の場合には使い方に重要なルールがあります。それは「リンゴ2個」のように複数個の名詞を表現したいときは、単語の末尾に-sがつきます。具体的な例を以下でご覧ください。
a dog / 匹の犬
⇒ two dogs / 2匹の犬
an apple / リンゴ1個
⇒ two apples / リンゴ2個
さらも可算名詞は、「普通名詞」と「集合名詞」2つに分類されます。これを知っていると、名詞の複数形の勉強をするときに理解が早いので覚えておきましょう。
名詞
∟ 可算名詞
∟ 普通名詞
∟ 集合名詞
∟ 不加算名詞
普通名詞
普通名詞とは、同種の人や物を表すものです。これは、上述した「犬」や「リンゴ」がそれにあたります。
集合名詞
集合名詞とは、人や物の集合を表すものです。例を見ると変わりやすいので下記例で感覚を掴んでください。
a team / 1つのチーム
⇒ two teams / 2つのチーム
a family / 一つの家族
⇒ two families / 2つの家族
名詞の複数形については別途ページを設けて説明しています。名詞については以下リンクの「名詞の複数形」も併せて必ず勉強してください。
不可算名詞
不可算名詞は、その対象の名詞を1個、2個みたいに数えられないものを指し、可算名詞のような複数形「-s」はつきません。注意点として、数えれるかどうかの基準は「英語圏の観点」で考えます。
例を挙げると、water（水）rain（雨）bread（パン）sugar（砂糖）などがあり、不可算名詞って形のない物じゃなかったっけ？という疑問を持つ方も多いでしょうが、bread（パン）sugar（砂糖）は英語圏の考え方で言うと、場合によって形を変わるものとなり不可算名詞の扱いになります。
このように一度勉強しないと区別しずらい名詞があるため、可算名詞か不可算名詞というのは一つ一つ覚えていくようにしましょう。
物質名詞
物質名詞とは、物質としての物体をあらわす名詞の事です。例を挙げます。
water（水）oil（オイル）salt（塩）sand（砂）gold（金）air（空気）gas（ガス）
抽象名詞
抽象名詞とは、具体的な形を持たない、概念や考え方などをあらわす名詞です。例を挙げます。
love（愛情）information（情報）influenza（インフルエンザ）chemistry（化学）
固有名詞
集合名詞とは、人や物、コトについた固有の名称です。例を挙げます。
Yuki（名前）google（社名） Japan（国名）Mount Fuji（富士山）
可算名詞にも不可算名詞にもなり得る名詞
ここまで可算名詞と不可算名詞の違いについて説明してきましたが、中には可算名詞にも不可算名詞にもなる得る名詞が存在します。実はそういう名詞が非常に多く、どうやって見極めるかが「英語の難しい所」でもあります。
例えば、gas（ガス）がそれにあたります。例を挙げますので、実際に見ていきましょう。
Stop the gas in this house.
この家のガスを止める。
※物質のガス・気体と考えると不可算名詞
Oxygen and nitrogen are gases.
酸素と窒素は気体である.
※ガスの種類として考えると可算名詞
このように実は両方になり得る名詞も多数ありますので、結局は名詞一つづつ覚えていくしかありません。なるべく多くの英文に触れることで、このようなミステイクも防げるようになるので、英語に触れる時間は毎日一定時間とっていきましょうね。
名詞に関するよくある質問&解答
「名詞」の単元で不明点があればこちらから
PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、名詞に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。
さいごに
「可算名詞と不可算名詞をそれぞれ覚えましょう」
名詞なんて簡単って思っていた方も、ここまで読み進めてみると、意外と奥が深いことに気が付いたのではないでしょうか？
bread（パン）は不加算名詞でも、ハンバーガーに使う buns（バンズ）ホットドッグに使う rolls（ロールパン）muffin（マフィン）などは可算名詞となります。結局は名詞一つ一つ覚えていくしかありませんので、しっかり英単語を覚えていきましょう。
中学英語のテストで高得点を取るために暗記ノートを作ろう!!
定期テストでの点数は内申点にも大きく影響します。定期テストで高得点を獲得するために暗記ノート作りましょう。ここで言う暗記ノートとは英語の教科書に書かれている英語を丸暗記するためのノートのことです。教科書を丸暗記など不可能だと思うかもしれません。ですが、英語を正しく理解し、英文法を理解していれば可能です。では暗記ノートの取り方とはどうすればいいのか。まず教科書に書かれている内容を全てノートに書いて下さい。その後、英文の下に日本語訳と英語での読み方を書き込んで下さい。全ての英単語が見ただけで読めるのであれば日本語訳だけで大丈夫です。教科書の内容と日本語訳、英文の読み方が全て書き終えれば暗記ノートの完成です。後は暗記ノートに書かれている英文を見て日本語に訳せるか、日本語訳を見て英文が書けるかを繰り返し確認するだけで教科書の丸暗記が可能です。ここで注意して欲しいことが英文をちゃんと読めるかも確認して下さい。読み書きが出来たとしても正しい発音で話せない、読めないのであればリスニング問題で点数を取ることが困難になります。リスニング対策として実際に声に出して繰り返し確認しましょう。音源や音声ガイドがあるのであれば繰り返し聞いてちゃんと読み取れるのか、自分の発音に間違いが無いのかを確認しましょう。確認方法としておすすめなのがシャドーイング法です。音源や音声ガイドの一拍遅れて影のように流れてくる音声と全く同じことを繰り返すトレーニング法です。とても効果が高い学習法なので暗記ノートで教科書の丸暗記が出来たのであればぜひ試してみて下さい。上記の事が出来るようになるとリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングが出来るようになります。以上の4技能が出来るようになると定期テストで高得点を取ることが出来るので頑張って試してみましょう。
