例年と異なるワーキングホリデーの2つの変更点について紹介します。
例年と違う条件 ①
Job Offer Letter
例年と違う条件 ②
自己隔離後の即就労
Job Offer Letter
まず1つ目の違いは申請時にJob Offer Letterがあることで、渡航前に現地の仕事に内定していないといけないということです。
と言っても日本にいる皆さんが、どのように現地で仕事をゲットするかなんてわからない方が良いと思います。
以下はジョブオファーレター取得の流れで、日本からカナダにワーホリビザで渡航するにはかなりハードルが高くなってしまっています。
- Webサイトなどで就労先を探す
- Webサイトや紹介などを通じて現地で仕事をしたいなという場所を見つけます。
- 英文の履歴書を送り審査・面接
- 英文で作った自分の履歴書をメールで送り、先方がちゃんとチェックしてくれたら、書類審査があって必要に応じてWeb面談などに進みます。基本的には日本のアルバイトと同じ流れですね。
- 採用後レターを郵送してもらう
- 審査を全てクリアするとJob Offer Letter(合格通知)を郵送してもらいます。
- 準備ができ次第ビザ発行手続きに進む
- Job Offer Letterが到着次第ワーホリビザ取得に向けて準備をします。ワーホリビザの定員は例年通り6500人となっていますので、倍率は下がっている事でしょう。
自己隔離後の即就労
カナダに渡航できた場合は、自己隔離期間があり、この期間が終了すると即仕事を始めないといけません。
通常ですとまず語学学校に行って英語の勉強をしてから仕事を探すという流れの方が大半でしたが、隔離期間が終わればすぐに仕事を始めないといけません。
ですので、渡航後は早めに稼ぎ始めることが出来るのはメリットかなと思います。
ただ、人によってビザ申請してからOKが出るまでにかなりの変動幅があり、全く予測できない状況になっており、今後はワーホリの制度についても随時変更される可能性がありますので、必ずIEC(International Experience Canada)というサイトに提示されている最新情報を随時確認しましょう。
必要書類・申請条件
「Job Offer Letterが最大の難関」
現在のカナダへのワーホリに関して必要書類に関しては例年と大きな変更はないのですが、Job Offer Letterが必須となります。
では必要書類と申請条件を以下にまとめます。
パスポート | カナダ入国予定日から 1年以上の有効期限があるパスポート |
日本の住所 | 申請時に日本の住所を 記載しなければなりません。 |
18歳以上30歳未満 | 申請時に左記年齢であること |
2500ドル以上所有 | カナダ入国時に2500ドル以上所有している事 (航空券での往復の費用があること) |
バイオメトリクス登録 | ビザセンターにて指紋認証を行う事 |
Job Offer Letter | 上記で説明したモノ |
申請費用 | 341カナダドル |
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
この記事へのコメントはありません。