疑問詞を使った疑問文の仕組み
「現在進行形のポイントは2つ!」
まずは疑問詞を使った疑問文の仕組みから考えていきましょう。
ちなみに、疑問詞を使った疑問文を作るには元の文から考える癖をつけて少しづつ慣れていきましょう。
What is this?
これはなんですか?
What do you have in your bag?
鞄には何を持っていますか?
これらの英文は多くの方がすぐに意味を理解できると思うのですが、なぜこういう風になるのかを思い出してみましょう。
そうすれば疑問詞を使った疑問文が多少複雑になったところで対応できるようになります。
では初めに以下英文がもともとの文だったと思って下さい。
This is a pen
これはペンです。
仮に a pen の部分が分からないとします。
つまりここに何かがあるのは分かるのですが、それがペンなのか単なる棒なのかが分からないという状況です。
ですので a pen を What に置き換え「This is What」という形にし、What を文頭に持ってきて、This is の部分をBe動詞を使った疑問形の形に変えると正しい英文が完成します。
What is this?
これは何ですか?
ではもう一つ文を見ていきましょう。
You have a pen in your bag
あなたは鞄の中にペンを持ってる
上と同じように a pen の部分が分からないとします。
つまりカバンの中に何かがあるのは分かるのですが、それがペンなのか単なる棒なのかが分からないという状況です。
ここで注意なのは一般動詞が使われていますので do you have の語順になるように注意してください。
What do you have in your bag?
あなたは鞄の中に何を持ってるの?
このように疑問詞を使った疑問文における、疑問詞の後ろは原則として疑問文になると覚えておきましょう。
次に「彼女は車に興味がある」という英文を考えて見ましょう。
イメージとしては将来エンジニアに興味があるみたいなシーンを想像してください。
She is interested in cars.
彼女は車に興味がある
これを同じように What の疑問文に変えると次のようになります。
What is she interested in?
彼女は何に興味があるの?
最後に in があるので間違えかなと悩んでしまう方が多いですが、ここまで勉強したルールに従って疑問詞を使った疑問文に書き換えていますので間違えではありません。
疑問詞は文頭に置き、Be動詞か一般動詞どちらの文なのかを見極めて、それぞれの疑問文の形に置き換えるだけです。
イレギュラーな疑問詞を使った疑問文
まず以下英文を見てみましょう。
You have three books
あなたは3冊本を持っている
この文の何冊なのかが分からない場合どういう疑問文にすればいいのかを考えましょう。
数が分からない場合は three を How many に置き換え、You have How many books とするのですが、この後注意が必要で How many books ごと前に出し疑問文を作ります。
How many books do you have?
あなたは何冊本を持っていますか?
How many を使う場合は How many ~ ごと前に出すと覚えておいてください。
では別のパターンも見ていきましょう。
She likes soccer
彼女はサッカーが好きだ
この英文を何のスポーツが好きかという疑問文にしてみましょう。
soccer の位置に What だけを置いて疑問文にすると What does she like? となり、スポーツでなに好きなのか?どんなご飯がすきなのか?などよほど前後の流れが分からないと理解できない文になってしまいす。
ですので「どんなスポーツが好き?」と聞きたい場合は What sport とする必要があります。
What sport does she like?
彼女は何のスポーツが好きなの?
ここでも How many と同じように What sport を一つのカタマリとして前に出してください。
では最後のイレギュラーなパターンも見ていきましょう。
このパターンは英語中級者でも間違えることがあります。
Jiro knows the story
ジロウはその物語を知ってる
ここでは誰がその物語を知ってるかが分からないとしましょう。
つまり Jiro を Who という疑問詞に置き換えます。
Who knows the story?
誰がその物語を知ってるの?
実はこれで疑問文は完成しています。
主語を Who や What に変える場合は主語を疑問詞に変えるだけで完成します。
まとめ
このページで紹介した内容を以下でまとめます。
この基本的なルールを覚えて疑問詞を使った疑問文の練習をしていくと上達は早いはずです。
- 疑問詞疑問文で迷ったら元の文から考える
- 疑問詞に続く部分は疑問文にする
- 数を聞くときは How many ~で先頭へ
- 主語を聞くときは主語を疑問詞に変えるだけ
- 英検1級取得のbird先生による執筆
- TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
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