フィリピン留学名門校って何?
「名門と呼ばれる所以を知ろう」
ここで紹介する名門校の定義の1つ目は15年以上運営されているということです。
フィリピンには全体で200校ほどあるのですが、実は150校は3年未満の歴史しかなく、15年以上も運営されている学校はほんの一握りです。
さらには長年運営されているということはそれだけ実績と信頼があり、評判も良い学校が多いのです。
2つ目の定義は、IELTSの点数保証コースを持っているということです。
IELTSは海外の大学や就労するときに必要な英語のスコア、つまり世界基準のTOEICだとお考えください。
IELTSの点数保証コースというのは3か月間で一定の点数が取れなければ、それ以降の目標点数が取れるまでは授業料は全て無料にするというコースです。
要はそれだけ自信があり、責任をもって運営されている学校と言うわけです。
そのため講師の質もネイティブレベルの方が基本となっており、そういう方からマンツーマンで英語を学ぶことができます。
3つ目の定義は実績です。
以下で紹介する名門校と呼ばれる学校に留学する方々はその後の人生であったり欧米留学など様々な結果を残している方が多いです。
つまり、この3校へのフィリピン留学がどれだけ英語力やコミュニケーション能力上昇の役に立ったのかが歴然なのです。
フィリピン留学6か月の費用
「金額よりも英語力がどれだけ身につくかがカギ」
ここで紹介する3つの学校の料金表の共通点があります。
それは学費の内訳が「一般英語コース 2か月+IELTSコース 4か月」がベストということで、なぜこのような授業の取り方にするのかと言うと、一般英語コースの先生はTOEICの英語レベルが700点程度なのですがスピーキングは割とよくできるような先生がつきます。
これらの先生は英文法が弱いという傾向があり、そういった方からずっと教わってしまうと英語上級までにはなかなかなれませんので、一般英語コースというのは1-2か月程度で終える方がいいです。
その後にIELTSコースに進みましょう。
IELTSコースの先生はネイティブレベルですのでより正しい英語力が身につき、英語上級者にぐっと近づくことができます。
ですので、既にTOEIC500-600点あるよという方は、いきなりIELTSコースに進んでもいいですし、最初は慣れたいという事であれば、1か月は一般英語コースを受講してもいいでしょう。
尚、留学前に必ず準備してもらいたいことがあり、それは「英文法・単語・リスニングのインプット」です。
フィリピンではできる限りアウトプットに時間を割きたいので、できる限りインプットは日本にいるうちにしてしまいましょう。
また、中には一般英語コースとIELTSコースの両方の授業を受け持っている先生もいますので、そういう先生にあたると当たりです。
フィリピン留学では先生を変更してもらうことができますので、もし一般英語コースだけを教えている先生の場合は変えてもらうといいでしょう。
さらに校内では必ず English Only Policy を守りましょう。
English Only Policy というのは、英語でしか話してはいけないという学校内のルールです。
名門校では English Only Policy が浸透していますので、日本人同士の会話では英語だけで話すようにしましょう。
CIAアカデミー
CIAアカデミーは韓国資本の、平均日本人比率は30%以下です。
CIAアカデミーは基本的に1日当たり8コマの授業があり、夜の時間や休日は比較的自由な時間が多く、しっかり勉強しつつ余白部分を残しておき学校と自主勉強などの両立を目指してその上で英語力を上げていくようなセミスパルタ校です。
学費+学生寮+食費 | 9200ドル |
入学金 | 100ドル |
海外送金手数料 | 0.3万円 |
現地納入費 | 12万円 |
航空券 | 5万円 |
保険 | 13万円 |
合計 | 151.2万円 |
合計 | 151.2万円 |
SMEAG校
フィリピンで一番大きな学校で韓国資本、平均日本人比率は40%以下です。
CIAアカデミーとの違いはとにかく授業のコマ数が多いという事です。
平均すると1日当たり10-11間の授業があり、SMEAG校は完全スパルタ校として有名で、朝から晩まで授業があってとにかく詰め込みます。
また先生のレベルも高く採用率は約3%の狭き門な上、先生が講習に合格しないと教壇に立つことを許されません。
学費+学生寮+食費 | 117.2万円 |
入学金 | 1.5万円 |
海外送金手数料 | 0.3万円 |
現地納入費 | 12万円 |
航空券 | 5万円 |
保険 | 13万円 |
合計 | 149万円 |
EVアカデミー
フランス資本で平均日本人比率は30%以下です。
授業はSMEAG校と同じで朝から晩までずっと授業というコースと、CIAアカデミーのようにある程度余裕な時間を残した授業体系をとるコースがあります。
ですのでSMEAG校と似ている部分もあれば、CIAアカデミーと似ている部分もあります。
そのため朝から晩まで授業コースを取った人は、余裕あるコースにあこがれて変更してしまう方が一定数出てしまうのがデメリットです。
EVアカデミーの特徴は宿泊施設が綺麗ということです。
学費+学生寮+食費 | 10970ドル |
入学金 | 0円 |
海外送金手数料 | 0.3万円 |
現地納入費 | 12万円 |
航空券 | 5万円 |
保険 | 13万円 |
合計 | 172.6円 |
まとめ
「英語が身につけば所得は上がる」
各学校ごとの半年間の留学費用を紹介してきましたが、半年の留学コースにもなるとこれぐらいの金額の差は無視して実際に自分に合った学校、つまり英語をしっかり習得できる学校を選ぶようにして下さい。
そうすることによりその後の所得にも差が出てきて、これぐらいの金額の差だとすぐに取り戻すことができます。
- 英検1級取得のbird先生による執筆
- TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
この記事へのコメントはありません。