英語のレベルアップは突然来る
英語だけでなく、他の語学も同じですが、地道に勉強を続けていくと、ある日突然自分がレベルアップしたことに気が付く日が来ます。
それは、英語のテレビを見ている時だったり、英語の本を読んでいる時だったりと、様々ですが、確実にその日は来ます。
そして、その循環の感情は、最初に驚きがやってきて、その後喜びに満ち溢れるのです。私もそうでしたが、知人との英語の会話の最中に「あれ? なんか理解できるぞ」と急に思える時が来ます。もちろん急に、難しい論文を読めたり、政治議論ができるようになるというわけではないのですが、「英語って勉強しても身を結ぶの?」という段階から脱出のになり、この時を起点にして第2ステージへと上がっていきます。
ちなみに、この後の成長ぐらいは恐ろしいほど早くなります。
英語の勉強が実を結ぶには時間がかかる
人間の体の成長って時間がかかりますよね。食べて、消化して、少しづつ血肉になる。英語の勉強もこれと同じで、知識が自分の頭に定着するまでには十分な消化期間が必要です。また、食べたものすべてが栄養となるわけではなく、一部は排便されますね? 英語の勉強もまた、これと同じで、勉強した内容すべてがそのまま血肉にはなりません。
つらくてもせっせと英単語を調べたり、リスニングしたり、スピーキングしたりがとても大事で、ゆっくり身について行きます。これらは、自分で意識しないうちに脳みそのどこかにファイリングされて、突如、あふれた水のように、脳内からこぼれだして来ます。ですので、焦らずにじっくり勉強を続けていくことが英語学習の肝なのです。
聞き取りが苦手な場合ですが、『知らない単語は聞こえてこない』のが主な原因じゃないかな。
英語の良さに気づくと、日本語にもいい影響が!
英語の理解度が深まりある程度話せるようになると、英語のすばらしさに気が付きます。そうすることによって、母国語である日本語の美しさと不思議さにも気が付くことになり、語学全体への考えが熟成していきます。
これにより、より一層の学習意欲が湧いてきて、英語日本語に関わらず、仕事面などでもいい影響が出てきます。
英語の成長に気づくその時とその後
必ずみなさんにも「あっ、聞こえる!」という瞬間がやって来て、TVのCMに出てくるちょっとした英語にも反応ができるようになり、歌の歌詞にまで反応できるようになります。
ここまで来たら、多少 英語ヒアリング練習の時間を減らしても大丈夫です。
イメージとしては、振り子の最初は力がいるけど、いったん振れだすと少しの力で振り子は触れ続けますね?
そのようなものです。
では、その瞬間っていつくるんだよ?って方が多いかと思いますが、平均的には約1か月ぐらいだと思います。
遅い人でも約3か月で効果がでてきて、確実に英語のリスニング能力は伸びます。
英語の読み書きは自分のペースで学習できますが、リスニングだけはそうもいきませんので、なるべく早くに始めるのが大切です。
皆様も是非!「英語が聞こえる瞬間」を味わって見てください。
問題集を解いた後が大切!!
勉強ができる人と勉強ができない人の違いはなんだか分かりますか?勉強ができない人はたくさんの問題集を解く、逆に勉強ができる人は同じ問題集を何度も解くのです。ですが、それだけではありません。勉強ができる人は問題集を解いた後に何が原因で間違えたのか、次に同じ間違えをしない為の対策は何かないかを考えます。勉強ができない人は自分の能力不足が原因だと決めつけがむしゃらに問題を解きます。ですが、それだと分かっている問題も一緒に解かなければならなくなり時間がとても勿体ないです。本当に苦手な問題や分かっているのに間違える傾向の対策をして集中的に勉強をした方が効率がいいのは明らかです。そこで活用して欲しいのが間違いノートを付けることです。これは問題集を2回以上解いて間違った問題だけをまとめるノートです。初めて解く問題集であれば多くの問題を間違えるでしょう。なので2回以上解いた問題集でノートにまとめて下さい。まとめ方としては間違えた問題のページと問題文を書き込んで、自分が間違えた誤答と正解と書きます。後は間違えた原因と対策を書き出すだけです。例えば
○ページの問2
《誤答》 《正解》
《間違えた原因》
引っ掛け問題にまんまと引っかかった
《同じ問題を間違えない為の対策》
似たような問題をたくさん解いて引っ掛け問題に慣れるなどです。こうしてまとめておけばノートを見返すだけで自分に何が足りていないのかが明確に分かりやすくなります。また、ノートにまとめた問題だけを集中して勉強する事で時間の短縮にもなるので余った時間を他の勉強に充てられる為、効率的に勉強ができます。問題集をたくさん解くのはいいことですが、問題集を解くだけでは無く、自分分析もおこない徹底的に弱点の克服に使いましょう。
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