カナダ留学に必要なビザの種類を徹底解説!

カナダ留学に必要なビザの種類を徹底解説!

カナダ留学で取得する方の大半は3つのビザから選ぶ_

カナダのビザについて説明していきます。これからカナダ留学を考えている方で自分はどんなビザで留学すればいいのか、そもそもどんなビザがあるのか分からない方も多くいらっしゃると思います。ですのでこのページでは難しいビザについての内容を要点だけ掻い摘んで紹介できればと考えております。実際の留学になるとここで書かれているようなことを知ったうえでより詳しくエージェントに相談していけばスムーズかつ自分に合ったビザを取得して留学できるはずです。

ここで紹介するビザの種類は以下3種で、それぞれの特徴や注意点についても紹介していきます。

カナダ留学のビザ ①

観光ビザ

カナダ留学のビザ ②

学生ビザ

カナダ留学のビザ ③

ワーキングホリデービザ

観光ビザの特徴

観光ビザは名前の通り観光目的でも使え、留学の際にも利用できるビザです。
カナダの観光ビザはすごく長いのが特徴で観光ビザという名称にも関わらず留学と観光共に半年間もカナダに滞在できます。
観光ビザの取得はすごく楽で半年以内の留学をお考えの方は簡単にカナダ留学に行くことができます。
取得に関してはインターネットで申請から3日程度で発行され、留学1週間前ぐらいに準備してしまえば十分に間に合います。
費用も7ドルとかなりお安くなっており、現在のカナダドルが1ドル100円くらいなので、700円くらいで取得が可能です。
但し観光ビザでは現地のアルバイトが出来ませんので、半年間留学に行く方は生活費から学費など何から何まで貯金をしてから行かないといけません。
仮にオーストラリアでは4か月以上であれば学生ビザが必要など、国によって変わってきますのでこの点は覚えておいてください。

滞在可能期間

半年

ビザ取得方法

インターネット(3日程度で発行)

仕事の可否

不可(日本で貯金必須)

注意点

たまに7か月とか8か月ぐらいの留学を考えている方の中で、とりあえず観光ビザでカナダに行き、現地で延長手続きをしようと考えている方がいらっしゃいますが、ほぼ不可能だと考えて下さい。
延長の際には理由などで入国審査官から詰められますので、6か月以上の留学をお考えの方は面倒くさいのは分かりますが必ず学生ビザを取得しましょう。

学生ビザ

半年以上のカナダ留学をお考えの方は学生ビザを取得しないといけなく、その申請もちょっと難しくなります。
学生ビザでカナダに滞在できる期間は、その人が語学学校に申し込んだ留学期間とイコールになり、そこに合わせてビザが発行されるとイメージしてください。
例えば7か月の期間で申請をした方は「7か月+1~3か月」でビザが発行されます。
またアルバイトに関しても高校留学や大学留学のフルタイムの学校に通う場合はアルバイト可なのですが、語学学校への留学の場合はアルバイト不可となっておりますので、観光ビザ同様に日本でしっかり貯金してからでないと留学が出来ませんので注意してください。
オーストラリアの場合ですと学生ビザで語学学校に留学してもアルバイトは可能ですので、やはり国によって違います。
学生ビザの取得方法は、事前にインターネットで申し込みを行い途中でビザセンターに行く必要もあります。
英語での残高証明書や指紋認証なども提出しなくてはいけなくて、最低でも2か月-5か月はかかると覚えておきましょう。

滞在可能期間

半年以上
(語学学校の期間+数か月)

仕事の可否

語学学生は不可
(特定の学生は可)

ビザ取得方法

インターネット+ビザセンター
(最低でも2か月)

CO-OPビザ(学生ビザ特別プログラム)

学生ビザの中にもCO-OPビザというのがあり、CO-OPビザで語学学校に留学した方はアルバイトができます。
CO-OPビザを取得する条件としては、専用のプログラムを申し込んだ方だけなのですが、専用プログラムというのは「カナダ滞在期間中の前半は勉強して、後半は就業する」というプログラムで、語学学校に通うというよりも専門学校に行くような留学になります。
CO-OP留学の期間はかなり長くて1年~2年が平均となっており、例えば2年の留学期間ですと最初はカスタマーサービス(接客)を専門の英語やスキルを学び、後半の一年はカナダのレストランとかホテルで働くという流れになります。
あくまでも基礎英語ができていて、そのうえでカスタマーサービスでよく使う英語表現やスキルを学んでいくと考えて下さい。
ちなみに後半の就業は有給のインターンのような形になりアルバイトではありませんし、前半ではアルバイトは可能となっています。
そのため、申し込む際にインタビューみたいなテストがありそれに合格するようなある程度英語力がある方じゃないとCO-OPビザを申請しても取得はできません。
また、カスタマーサービス以外にもビジネスマネジメントなど様々な専攻を取ることができますので、何をするかは自分次第です。
ここまでで説明した通り、働くことができて、かつお金ももらえますので、現地で生活費が賄え、1~2年とすごく長い留学にはなるのですが、費用はものすごく安く済みます。

CO-OPビザの特徴①

専用のプログラムに申し込む

CO-OPビザの特徴②

専門学校に通い、就業も可能

CO-OPビザの特徴③

ビザ申請時に英語力テスト有

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは観光ビザや学生ビザと比べて、現地での自由度の高いビザとなっております。
滞在期間は1年で、語学学校は通っても通わなくてもどちらでもよく、もし語学学校に通うとしたら最大半年間通えて、仕事も1年以内であれば自由に探せます。
ですのでワーキングホリデービザでカナダに行く方は勉強したいという方だけではなく、海外生活を味わいたいとかいろんな理由の方がいます。
費用面もばらばらで語学学校に通うのであればそれなりに費用がかかりますが、語学学校に行かない場合はアルバイトで生活費を賄いつつ自由に暮らしている方もいます。
ただワーキングホリデービザは様々な制限があります。

滞在期間

1年

取得回数

1回のみ

仕事の可否

可能

申請方法

学生ビザ同様

年齢制限

18-30歳

定員

あり(先着順)

制限・条件

ワーキングホリデービザには年齢制限があり18-30歳の方のみが取得可能で、1年間の定員数(先着順)が決められています。
定員の発表は毎年新年度のビザ申請がスタートする際に発表されますので、ワーキングホリデービザでカナダに行こうと考えている方は早めの申し込みをお勧めします。
さらに一度使ってしまうと、2度目というのはなく、人生で一度キリだと考えて下さい。
例えば、4か月間カナダに行って翌年に8か月というのも駄目です。
1日でもワーキングホリデービザを使って入国したらそれきりだという事です。
尚、ワーキングホリデービザの申請方法は学生ビザとほぼ同じだと考えて下さい。

海外での保育経験有り ちゅん先生による執筆
保育士として20年以上の勤務経験があり、2017年にはオーストラリアに6ヶ月短期留学されて、2022年4月からは1年間カナダに留学をされていたちゅん先生です。保育士として、多くのお子さまや保護者と接し、様々な人間関係を経験されてきて、ボランティアなども多く経験されており、まさに保育士の鏡のような方だなと思いました。
海外での保育経験有り ちゅん先生による執筆

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