アメリカ人が無意識にやってしまう癖
「文化の違いを知るとなぜそのような事をするのかが理解できる」
アメリカに渡って日が浅い人からよく聞くのが、アメリカ人の〇〇の癖にびっくりしたということです。
これだけですと、なんのこと?と思う方が多いでしょうが、改めて見るとなるほどとなります。
舌打ち
日本人は舌打ちされると、一般的には良い感情を持ちませんね。
困惑する人もいれば、怒る人もいます。
ただ、大きな意識の違いがあり、アメリカ人もあえて舌打ちをしているのではなく、舌打ちのように聞こえてしまうという事です。
例えば普通に会話をしている時に、どうしても音の中に Tut という音が入り込んでしまい、それが日本人にとっては舌打ちのように聞こえてしまうのです。
アメリカ人に聞くと「舌打ちじゃないくてそういう音がでちゃう癖なんだよ」って答えが返ってきます。
特にこの音が出てしまうのは、考えている時とか、悩んでいる時に Tut… Mmmm みたいな感じになります。
ですので、舌打ちのように聞こえてもそうではない場合がほとんどですので、ただの癖だと考えましょう。
Huh?
Huh? は「はぁん?」と発音し、日本人としては喧嘩売ってるのかな?って考えてしまいがちです。
しかし、Huh? を日本語訳すると「え?」という意味なので、音がそのまま訳となるわけではないので勘違いしないようにしましょう。
あくまでも Huh? は何かを聞き返す時のカジュアルな言い方だと覚えておいてください。
ただ、「はぁ?」という音でアメリカ人が喧嘩を売っている顔の場合は、単純に日本人の考える「はぁ?」と同じ意味になります。
コチラのケースはほとんど聞くことは無いとは思いますので、Huh? は「え?」「もう一回言って?」と認識して下さい。
相槌が少ない
アメリカ人と話をしていると、この人ちゃんと聞いてくれてるのかな?って不安になるぐらい相槌が少なかったり反応が薄い時があります。
しかし、これはただ相手の話をきちんと最後まで聞いていますよと反応で、日本人のように頻繁に「うんうん」「なるほど」などを間に挟むことはしません。
日本人はきちんとあなたの話を聞いていますよという意思表示で「うんうん」や「なるほど」「へ~」、他には頷くなどの相槌をよく間に入れますので、アメリカ人の反応は薄く感じてしまうのです。
ちなみに、少ないとは言えアメリカ人も相槌を打つことはあり、その場合は Teah(うんうん)Right(なるほど)と言います。
例えば、アメリカ人と話をしていて日本人ぐらい頻繁に相槌をうってしまうと、「私の話を終わらせてから反応して」と思われてしまうことが多いでしょう。
アメリカ人は敬意を払って最後までしっかり話を聞くことに集中しているんだなと認識できれば文化の違いを乗越えれるはずです。
- TOEICスコア960 hello先生による執筆
- 現在、専業主婦をしており、以前はアメリカ留学から、そのままアメリカの銀行にて英文事務や翻訳、通訳のお仕事をしていたhello先生。また、大学生2回生ですでにTOEICスコア960を取得した生粋の英語好きな方です。子育てにお忙しいとのことでなかなか執筆頻度は低いです。
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