Contents
アメリカの高校内のグループの違い
「日本のグループ分けと似ている」
アメリカでは日本のグループ分けよりもより明確に別れています。
但し、すべての学校で明確にというわけではなく、この辺りも日本と同様で、学校の規模や学校のスタイルなどでも分かれます。
例えば、超富裕者層が通ううような高校では、こういう事はあまり顕著化しませんが、一般的な高校生が行くような高校ではより顕著にその傾向がみられます。
どちらにせよ、どの学校にも何かしらの社会的ピラミッドは存在しているのは事実です。
The popular group
イケてる
The normal group
普通
The non-popular group
あまりしゃべらない
社会的ピラミッドは、主に3つの層に分けることができて上記のようになります。日本のグループととても似ていますのでこの辺りは理解しやすいでしょう。
また、これらのグループの基準になるのが「cool & smart & clever」です。
The popular group の基準
「グループ分けの基準は日本のモノと少し違う」
Realize は「知らなかったことに気づく」ようなニュアンスで、何が起こっているか状況を把握して気付くとか、これはどう言う事なんだろうってはっと閃いて気付くような意味合いになります。
ですので、感覚で気付くのが Notice で、考えて気付くのが Realize になります。
見た目
人気者の男の子や女の子たちがあり、まず見た目が良い子たちが多いのが印象です。男のだと高身長なイケメンや高身長でなくても体を鍛えているイケメンなんかが当てはまります。筋肉質になるというのはかなり大事なポイントです。
女の子ではゴージャスさがある子で、特に日本のように可愛さよりもセクシーで華やかなちょっと大人っぽい Cool なイメージを磨く子が多いです。
スポーツ
特にアメリカではアメフトが大人気ですので、アメフトをしていてさらにレギュラーになるとかなり人気が高くなります。さらにキャプテンであれば校内では自動的に大人気になります。
その他にはバスケやサッカーも人気がでがちですが、テニスや卓球などになると日の目を見ることは少なくなってしまいます。
要は競技人口に比例するというわけですね。
女の子の場合ですと、バスケットやバレーボール、特にチアリーダーなんかは人気の出る競技です。
賢さ
賢さは学校によってかなり変わります。例えば進学校に通ってる場合ですと、周りの子も賢さを重要視しますので、イケてるランクに入れるかもしれませんが、この場合でもイケメンやゴージャスさっていうのはより重要です。
ですのでただただ頭が良いだけですと、普通のランクかもしくはあまりしゃべらないグループになるでしょう。
要はオタクっぽいと認識されてしまうと言う事です。
一方で、ちょっと治安の悪い地域の学校では、賢さなんてほぼ影響しません。
面白さ
自虐ネタは自分を蔑むことになりますので海外ではしないほうがいいです。自分が自分を馬鹿にした瞬間周りの人も同じように馬鹿にしてくることになってしまいます。また、それがいじめに発展したり、さらに悪い方向に行くことも考えられますので、自虐ネタというのは海外ではナンセンスです。
同時に他人をイジルというのもやめた方が良いです。
アメリカでの面白さというのは「機知に富んだジョーク」です。言い換えると日常の事でさえすらっと出るような賢さが見え隠れするユーモアジュークです。
The normal group の基準
「目立っては無いけど一定の存在感を示すグループ」
この基準は無視されないし、虐められないし一定の存在感がある子たちです。
イメージとしては、演劇部、美術部、ダンス部とかに所属しているようなとにかく人気過ぎず静かすぎず、自分の人生を普通の生きている子たちです。
The non-popular group の基準
「自分に自信のない子が陥りがち」
この層の子供たちは、Nerbs や Geeks と呼ばれており、日本語で言うと「何かに没頭している」「オタク」のようなイメージです。
但し、その人の性格にもよって、オタクだけどすごく社交的で友達も多くて、自分に自信を持っていたりすると、The popular group でも The normal group にも所属していたりします。
まとめ
「海外の学園ドラマはやや誇張気味」
最後に海外の学園ドラマは一般的に共感を得やすくするためにこの辺りの文化を過度に描きすぎているところはあります。そこまで心配する必要はありません。重要なのは The non-popular group でも紹介しましたが、自分に自信があって社交的かどうかが結構大きなポイントになると考えています。
- 幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
- 某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
この記事へのコメントはありません。