Wink「ウィンク」
「アメリカ人のウィンクにはいくつか意味がある」
アメリカ人がウィンクする理由の1つとして、私たちが思っているような愛のシグナルとして「相手の気を引くため」だったり「脈ありだよ」っていうのを知って欲しいためにします。
ただ、すべてのウィンクがこれに該当するわけではなく、例えば誰かを笑わせようとしている時に「ジョークだよ」という意味で相手にサインを送ったり、その他にも「どういたしまして」や「ありがとう」「オッケー」という時にも使われます。
ですので、アメリカでカジュアルなレストランなどに行くとウェイトレスやウェイターがたまにウィンクをしてきてくれるのですが、気を引くためのシグナルなのか「OK」なのか間違えないようにしましょう。
この時の簡単な見分け方はいくつかあり、「相手が連絡先を聞いてくるかどうか」や「妙に自分が座ってるテーブルの世話を焼いてくれるか」です。
ただこのようなケースは実際には少ないので、基本的にはウィンクの意味を勘違いしないようにしましょう。
また、他にもウィンクをされるケースがあり、例えば「二人だけの秘密だよ」とか「(グループの)秘密の話ね」みたいに会話に第三者が混じって来た時に悟られないような合図として送る場合です。
要は内輪ネタとしてだけにとどめておこうねみたいな時に使われ、これは日本人も良くすると思いますので分かりやすいかなと思います。
Complimenting「褒める事」
「アメリカ人は日常的に褒めたり褒められることに慣れている」
アメリカ人は生活の中でとにかく何かを褒めることが日本人よりも多いです。
そのため、多くの日本人が勘違いしてしまいがちな行動の1つになります。
例えば洋服を褒めたり、メイクを褒めたり、髪型を褒めたり、性格を褒めたりがそれに該当し、アメリカ人は「良いな」と思ったことに対して心に留めておくことはせずに気軽に口に出して相手に伝えます。
ただし、「かわいいね」とか「美しい」などその人の本質に近いような事を褒めている時は気がある、もしくは下心があると思っていいでしょう。
また、相手が気軽に褒めてきて、こちらが全く褒めないということは、相手に興味がないみたいに思われてしまいますので、褒める練習はしておくのがいいでしょう。
アメリカ人にとって褒めたり褒められることは日常の中で慣れていて一つのコミュニケーションの手段なのです。
You are cute.
(口説き) あなたはかわいいよ
You look cute.
(褒める) あなたはかわいく見える
上記のように、たった一つの単語が違うだけで、相手はどう思うのかが変わってきますので、口説きたい時はガチで行きましょう。
Eye contacts「見つめる」
「目を見て話すことは当たり前」
アメリカ人と話をするときに良く思うのがすごく目が合うということです。
アメリカ人は日本人と違い会話をする時には相手の目を見て話す頻度というか深さがあり、この人って私に気があるのかな?と思うぐらい見てきます。
ただ、アメリカ人としては相手と目を合わせて話すことはより一般的な事なのです。
日本人はシャイな人が多いため、一定程度は目を合わせますが、アメリカ人程ではありませんので、勘違いしてしまう行動の1つです。
Smile「笑顔」
「相手に敵意がないことを示す最もシンプルなのが笑顔」
アメリカ人と話をしていて良く感じるのが、微笑まなくてもいい場面でよく微笑んでいるということです。
もちろん話をする時にも良く微笑んでくるし、目が合っただけでも微笑まれたりします。
私たち日本人にとって勘違いもしくは混乱する一つの行動なのですが、社交辞令の一種だと考えて下さい。
なぜこのような笑顔の文化が生まれたかと言うと、もともとアメリカは移民の国であり、公用語ができる前はどう話していいのか?どう反応していいのかがわからず、自分はフレンドリーな人ですよと表現したいがために笑顔でいるというのが根付いたとされています。つまり、言葉が通じないから顔の動きや反応で相手に表現を伝えるしかなく、笑顔をはじめリアクションの大きさ、褒める事、見る目ることへと繋がっているのです。
ただ、勘違いしてほしくないのが常時ニコニコしていると、それはただヘラヘラしている変な人だと思われてしまうので、目が合った時や会話をし始める時などの場に合ったスマートな笑顔を心がけましょう。
まとめ
「Carry は苦労してのイメージがつく」
いろいろ紹介してきましたが、過度に見つめたり、過度に褒めたり、過度に笑顔をされるということは、それは気があるという事ですので、まずは上記内容よりアメリカ人の基準がどのあたりにあるのかを知っておくと勘違いせずに済みます。
- 翻訳&コラムニストの肉球先生による執筆
- 海外のコラムやニュースを翻訳するコラムニストの肉球先生による執筆記事です。現在はフリーでイギリス人のご主人とお仕事をされており、海外の情報を翻訳してニュースサイトで出すお仕事をされています。その記事はYahooニュースに出た実績もお持ちとの事でした。
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