Paceville[パーチャビル]
「スリ・売春・ドラッグ」
Paceville はセントジュリアンにあるクラブ街で、マルタに留学をするとほとんどの語学学校でウェルカムパーティーという歓迎会が開かれます。
その歓迎会はいつも Paceville のクラブ街でパーティーをするというぐらい有名な場所で、留学生、観光客、地元の方など大勢の方がここに集まってきます。
そのため必ず警察官が巡回しているので表立って危険なことはないように見えるのですが、Paceville の犯罪率はマルタ全体の5倍ともいわれています。
Paceville である主な犯罪の内容は「スリ・売春・ドラッグ」となっています。
例えばお酒を飲むと気が大きくなったり、細かいことに気が付かなくなってしまい、クラブ内でむやみにカバンを放置してしまうなんてこともあります。
こうなってしまうとスリの恰好の標的になってしまいますので、撮られてもしょうがないと思えるような物だけを持ち歩くようにしましょう。
さらに、お酒を飲んでいると、異性が近づいてきて、いつの間にか売春やドラッグの犯罪に巻き込まれているというのもあるので、お酒は飲んでも飲まれるなの精神を忘れないようにして下さい。
また、Paceville にはジェントルマンクラブという場所があり、ここはストリッパーやキャバクラのようなお店なのですが、かなりのぼったくりに会ったという方もいますので、もし行くなら自己責任で行きましょう。
Marsaxlokk[マラシュロック]
「スリ・ぼったくり」
Marsaxlokk はセントジュリアンから少し南に行った場所にあり、マルタに行く人はだいたい訪れるような漁村です。
この場所で有名なのが日曜日の午前中にあるマーケットで、道沿いに路面店がたくさん並ぶ形で開かれており、Marsaxlokk でとれる新鮮な海鮮や果物、野菜、日用品まで売っています。
そのため毎週大勢の方でにぎわっているのですが、ここで多くの人がスリの被害に遭っています。
時間帯によっては満員電車ぐらいの密集度ですので、いつの間にかバッグのチャックを開けられていたり、ナイフで底に穴をあけられて物を盗られる方もいます。
だいたい複数名で一人が穴をあける、もう一人が落ちてきたものを取る、もう一人が他の観光客にみられないように壁になるみたいな感じでやっているようですね。
実際こういうことがありすぎて警察も真摯に対応してくれませんので、現金は小分けにして靴下、ポッケ、カバン、靴の中に持つとか、カバンはリュックで前に持って抱きしめた形で歩くとかの工夫をしてください。
カードとかパスポートなんかは持って行かないことをおススメします。
さらに路面店もたまにぼったくってきますので、明らかにおかしい時は買わずに立ち去りましょう。
White taxi[白タク]
「ぼったくり・暴力」
日本でも問題になっている白タク問題はマルタにもあります。
要は非合法タクシーなので、かなりの確率でぼったくりに遭いますし、お金を払わなければ暴力行為にも及ぶドライバーもいますので白タクは絶対に利用してはいけません。
マルタではタクシーをつかまえることに苦労する場合が多いのですが、そういう場合は eCabs というアプリを使う事をお勧めします。
eCabs で呼ぶタクシーは呼ぶ前から値段が決まっているという特徴がありますので、ぼったくりに遭う心配が無いのと、Web予約が可能なので確実に来てくれます。
Albert Town[アルバートタウン]
「売春とドラッグ」
Albert Town はマルサという地域にある小さい街なのですが、工業地帯なので留学生が訪れることはほとんどないはずです。
ここでよく行われている犯罪行為は売春とドラッグになります。
ですので、普通の観光客や留学生にとっては不要な場所ですので近寄らないようにしましょう。
気を付けるべき状況
「スリや盗難は日常茶飯事」
スリというのは気を付けていてもかなりの確率で遭遇します。
なんなら留学すると日本に帰るまでに必ず1度は遭遇すると思っていた方が警戒心も継続出来て良いでしょう。
さらに実際にどういう状況でスリに遭いやすいのかを解説していきます。
例えば、バスの中で立ってたりすると、1人が話しかけてきて会話に集中していると、実は周りで立っている人もスリ犯だったということもありいつの間にか物が無くなっているという状況です。
さらにビーチは観光客が多いのでそれを標的にしているスリグループがいます。
そして特に気を付けて欲しいのが、学校の休み時間とルームメイト、クリーナーの方です。
自分がいつも座っている席をついつい信用というか慣れてしまい、荷物を置いていく方がいます。
日本ですとごく普通のことですが、意外にモノを盗られたりします。
さらに学生寮のクリーナー(掃除をする仕事の方)とかルームメイト同士でも物を盗ったという話は聞きますので、注意することに越したことはありません。
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
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