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マルタ留学に必要なビザ
「短期入国ビザ」か「長期入国ビザ」
マルタに留学するにあたってビザは大きく分けて2種類あり、留学期間によってビザの種類は分かれます。
マルタ留学に必要なビザ①
短期入国ビザ
マルタ留学に必要なビザ②
長期入国ビザ(学生ビザ)
マルタ留学に必要なビザ:短期入国ビザ
「90日間までの滞在なら短期入国ビザ」
留学期間が3か月(90日間)までの方はこのビザになり、観光と同じビザで特に申請に手間などはかかりません。
パスポートと航空券、宿泊先があれば取得が可能です。
ですので短期留学をお考えの方は特にビザで心配する必要はありません。
ただ注意点が1つあり、90日間いれるのはマルタにではなく、あくまでもヨーロッパのシュンゲン協定という協定に入っている加盟国の中で90日間入れることになります。
ですので、たまにマルタに行く前の1週間はイタリア観光をしたいという方は、90日から7日間引いた期間をマルタに滞在できるようになります。
またEU加盟国であればシュンゲン協定に加盟していると勘違いしている方もいますが、イギリスなんかはシュンゲン協定の加盟国ではありませんので、その点はしっかり区別して理解しましょう。
マルタ留学に必要なビザ:長期入国ビザ(学生ビザ)
「90日以上の滞在なら長期入国ビザ」
90日以上のマルタ留学をお考えの方は学生ビザの取得が必須になります。
申請方法
学生ビザは日本ではなくマルタで申請をすることになります。
アメリカとかカナダは日本で申請可能ですので、マルタの場合は現地申請という点にご注意下さい。
マルタのビザオフィスがありますので、その場所に行って申請料66ユーロを払って申請します。
必要書類
必要書類はすごく多くて「日本で用意するもの」と「現地で用意するもの」の2種類に分かれます。
日本で用意するもの
日本で用意するものとしては、「① パスポート」「② 証明写真2枚」「③ ユーロでの補償額が記載された海外旅行保険の証明書(保険証書)」「④ 往復の航空券」「⑤ 残高証明書(ユーロ建ての英文証明書)」の5点になります。
尚、保険証書に関しては申し込む保険会社から取り寄せることが可能です。
残高証明書とは銀行の口座に入っている残高を証明する銀行発行書類で、銀行にお願いをする時に必ず「ユーロ建ての英文証明書」が欲しいと伝えて下さい。
また実際の残高も重要で既に滞在先が決まっている方の場合はマルタに滞在する日数×18ユーロが最低でも必要で、滞在先が決まってない場合はマルタに滞在する日数×30ユーロが最低でも必要です。
現地で用意するもの
①②に関しては語学学校の方が教えてくれるのでただ記載すればいいだけの書類になります。
③に関してはマルタ現地でお金を引き出せるかを確認したいので、ATMをマルタで使ったという明細を提出するだけです。ただ、残高証明書を貰った銀行からマルタのATMを使って引き出さないといけない点にご注意ください。
④に関しては、学校提携のホームステイとか学生寮に住む方は学校側が用意してくれますが、個人でアパートなどを探される方は不動産オーナーさんにお願いして書いてもらわなければいけません。
中には契約書関連を作ってくれないオーナーさんもいますので、その点は契約前に確認する必要があります。
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
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