そもそもスピーキング力UPの学習を通して得られることはなんでしょうか?例えばこんなメリットがあります。
◆ 実際に海外の友人と話すことができる
◆ 海外旅行に行った際に役に立つ
◆ 仕事の交渉や商談に活用できる
それでは早速勉強法とコツについて見ていきましょう。
スピーキング力の土台とは
スピーキング力に寄与する基礎を知ろう
そもそもスピーキング力をつけるにはどんな力が積み重なっていけばよいのでしょうか。
発音
まずは単語をどのように発音するのかを理解している必要があります。高校受験などで利用する単語帳をつかって発音を学習しましょう。またその際には発音記号を意識しながら学習することをおすすめします。発音記号をちゃんと意識しながら学習することでよりネイティブに伝わるスピーキング力を身につけることができます。
中学レベルの文法力
単語を知っているだけでは、英語を話すということは難しいかと思います。そのため、すらすらと英語を話すためには文法力が必要になってきます。日常会話レベルであれば、中学英語の文法の例文が反射的にスラスラとでてくるようになれば、会話でも使うことができるようになってきます。
こちらの訓練には、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)』という参考書がおすすめですのでぜひこちらを使って学習を進めてみてください。
語彙力
最後に語彙力です。語彙力をつけることで表現できることの幅が広がっていきます。日本語でも一つのことを言い表すのに複数言い方があるように、英語でも一つの事象を表すのにもいろいろな表現があります。こちらは単語帳で勉強することももちろんですが、時間のある際にこの表現は英語でどんなふうに言うのか、ということを調べながら学習することもおすすめです。
以上の3つが英語を話す上の土台としてまず重要となっている力です。まずは、具体的な勉強方法に移る前にこれらを押さえておきましょう。
次に、実際にどんな勉強方法でさらにアウトプットを増やしていけばよいのか見ていきましょう。スピーキングではどんどんと恥ずかしがらずにアウトプットの時間を増やしていくことが上達の近道になります。PM English School では特に初心者には「NGSL-S 720語」、720語の暗記を終えたら「基礎英単語 NGSL 2800」の暗記をおススメしております。
スピーキング力UPの勉強法&コツ 5選
まずはマネから始まるスピーキング力UP!
シャドーイング
シャドーイングは名の通り、英文の音声を聞きながら少し遅らせて影のようにリピートしていく勉強方法です。こちらは有名な学習方法で、通訳養成学校などでも取り入れられている学習方法となっています。シャドーイングをする際に重要なのは細かい文法を意識するよりもまずは聞こえた音声をそっくりそのままリピートすることが重要です。最初は文字通りでないイントネーションや音節のつながりなどを発音するのに苦労するかもしれませんが、何度も繰り返すことで段々と身についてきます。また英語の音にも慣れてきます。
シャドーイングに使う教材は何でも構いませんが、まずはあまり難しすぎないものから始めて段々とレベルをあげていくようにしましょう。最初はシャドーイングように作られた素材を使いながら、慣れてきたら、映画などのセリフなどのシャドーイングなどを取り入れていってみてください。
外国人の友人をつくる
英語力を上げるには実際にネイティブの友人を持ち、友人に会話の練習相手になってもらうということも良いかもしれません。実際に日本で外国人の友人を作る方法を紹介します。相手を知る=英語力UPにつながる友人作りって意外に楽しいですよ。
英会話カフェ
最近は英会話カフェなども増えてきているので、そういった場所にいけば英語でアウトプットする機会が増えるかもしれません。
留学生バディ
また学生であれば、大学で留学生のバディを募集している学校も多くあります。バディとはその学校で受け入れてる留学生に対してペアで学校生活のサポートをする人を指します。留学生の支援などを行うことでお互いの語学力のスキルアップにつながるかもしれません。
語学サークル
SNSの『Meet up』などでは語学サークルなどを探すことができます。
外国人の集まる飲食店やバー、パーティなどに行く
現在はコロナ禍なのでなかなか難しい場合もありますが、外国人の多く集まるレストランなどにいくことで友人などを作れる場合もあります。ぜひ積極的に交流の場に参加してみましょう。
映画を見る、洋楽を聞く
こちらは表現の幅を広げるためにおすすめの方法となっています。映画ではより自然に近い形の表現を学ぶことができます。できれば字幕表示の機能を使って英文を確認しながらシャドーイングすることもおすすめです。また映画を選ぶ際は伸ばしたい会話の種類によって映画のテーマを選ぶことが重要です。たとえば、ビジネスで使える表現を増やしたいのであれば、自分が伸ばしたいと思っている業界をテーマにした映画などを選ぶとよいです。また日常会話であれば、親子や友人の会話が中心となっている映画から学ぶのがよいでしょう。SF系などは鑑賞するには面白いのですが、なかなか英語表現を学ぶという部分では役に立つ表現を学ぶのは難しい場合もあるので注意しましょう。
音楽は電車の中などでも再生することができるので気軽に英語の勉強につなげることができます。ただ聞き流すだけではなくて事前に歌詞をネットなどで先に意味を調べておいたりするのがよいでしょう。映画と同じで選ぶ曲によっては学ぶ表現があまり使えない場合もあるのでそちらは注意しましょう。息抜きで学ぶ程度が良いかもしれません。
興味は最大の知識欲!英語に対する興味を持ちましょう。
オンライン英会話を習う
英語力を的確にあげることができるのが英会話教室に通うことです。テキストを使いながらネイティブの先生に指導してもらえることが多いので本人次第ですが英語力が伸びやすいと言えます。最近ではオンライン英会話も種類が増えてきています。オンライン英会話の良いところはかなり破格の料金でマンツーマンレッスンを受けられるというところです。また自宅で受講できるため、女性であれば、メイクをしないでも受講できるというのも大きなポイントかもしれません。無料レッスンなどを受けられるものがほとんどなので、積極的に無料レッスンをうけて自分に合うものを見つけてみましょう。
留学する
最後に、留学についても触れておきたいと思います。英語をなるべく使うという状況に身をおいたほうが英語力は伸びやすいです。そのため一番英語力を上げることができる方法でしょう。また実際にその国の文化に触れながら英語力を伸ばすことができます。時間とお金に余裕があるかたは留学をしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
スピーキングの重要性を理解してしっかり勉強しましょう
今回は英語のスピーキング力UPの方法についてご紹介しました。以下がまとめとなります。
◆ スピーキング力を伸ばすための土台について理解する
◆ 恥ずかしがらずに英語でアウトプットする機会を増やす
◆ 具体的には、シャドーイング、外国人の友人を作る、洋画、オンライン英会話などで学ぶ
ぜひスピーキング力をつけて会話を楽しめるようになりましょう。
- TOEIC870点 Umi先生による執筆
- 某都内有名大学の英語英米文化学科卒でTOEICスコア870 のUmi先生。趣味はヨガ・バスケットボール・Netflix・旅行で、本業は海外の旅行系メディア勤務。現在コロナでお仕事が激減したということで、本サイトの執筆をお手伝い頂いております。
英語の頑張りすぎは方向性が大切_
「英語を頑張りすぎ」「英語はリラックスした方がいい」という意見をよく目にします。ですが何を頑張るかが重要だと思います。 完璧な文法を目指すような努力はしなくていいですが、文化の違いを学ぶ、会話の練習をするというような努力はした方がいいです。
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