英語力をUPするの総合学習

名詞の“court”は、どのようなケースで”Court”のように頭文字が大文字になりますか？

以下、大文字 Court の使用例です。
「規模の大きな裁判所の名称」
例）
Supreme Court of the U.S.（アメリカの連邦最高裁判所）
US Court of Appeals（連合高等裁判所）

「宮廷・王宮・王室」
例）
Hampton Court Palace（イギリスのハンプトンコート宮殿）

「住所に用いる路地名」
例）
Emerald Court（エメラルド・コート）
Madison Ct. （マディソン・コート）（※略はCt.）

上記以外の意味「（一般の）裁判所・法廷」「（テニスなどの）コート」などと、動詞として使われる場合は頭文字が小文字になります。

Serious criminal cases are often judged by the Supreme Court.
凶悪な犯罪事件はしばしば最後裁判所で裁かれる。

My friend was called to court to answer questions as a witness in a criminal case.
私の友人は、刑事事件の証人として出廷した。

He had no choice but to wait for the court’s decision.
彼は、裁判所の決定を待つことしか出来なかった。

「The High Court is subordinate to the Supreme Court.」が上手に訳せません。
どうしたら上手に訳せますか？

be subordinate to「～に従属する」というイディオムです。
※ subordinate ［名］部下［形］下位の［動］〜を従属させる

また、
– The High Court「高等裁判所」
– the Supreme Court「最高裁判所」
という意味で、高等裁判所と最高裁判所の上限関係を表現している英文になります。

The High Court is subordinate to the Supreme Court.
高等裁判所は、最高裁判所に従属する。
(高等裁判所は、最高裁判所の下級裁判所であることを言っています。)