Q&A
-
英文法暗記というのは教科書や参考書丸暗記?
-
そうですね。基礎的な部分は丸暗記です。
ただ、現在の英語力によりますが、まずは簡単な英文法を暗記して、他の人に説明できるレベルをひとまずの目標にするのが一番いいですね。
他の人に説明する=自分の文法能力を確かめると同時に脳内で勝手に整理整頓ができてしまうので一石二鳥です。
-
中3英検3級です。
英文法の勉強の方法教えてください -
まず基礎の英文法の参考書を最低三回は勉強すると前に伝えましたが、今回はもう少し具体的な内容を書きますね。
英文法を勉強していると「文法用語」を絶対に目にします。
例えば、
book, bus, cake ⇒ 名詞
be, do, kook, make ⇒ 動詞
a, an, the ⇒ 冠詞
の「名詞・動詞・冠詞」などです。
このうち質問者さんが正しく答えれるのはありますでしょうか?
名詞と動詞はなんとなく答えられると思いますが、冠詞になると急に答えられなくなる生徒が多いです。
この辺の「文法用語」は中1ででてきましたね。
では時を進めて、
– 動名詞
– 過去分詞
– 仮定法
– 受け身
等の「文法用語」について答えれますでしょうか?
多分、答えれないと思います。私が初めて会った生徒の中ですべてパーフェクトに答えられたのは1%ぐらいの割合です。
じゃぁなんで文法用語なんて覚えないといけないの?ってことですが、文法用語を覚えたら、次のようなことを理解し始めます。
「受け身」を例にとりましょう。
– 受け身
解:受け身は、他から動作を受けることを意味します。 受動態とも呼ばれます。
ネイティブが実際に使用する例:英語のネイティブが受け身(受動態)を自然に使用するシチュエーションは、
1:行為をした人が明確でない(明らかにしたくない)場合
2:主語がそんなに重要ではない場合
3:主語が長すぎる時
じゃぁ、実際に英文を見ていきましょう。My wallet was stolen on the way to work.
仕事の途中で財布を盗まれた。
(誰に盗まれたか分からないから受動態)My wedding photos were taken at a studio.
私の結婚式の写真はスタジオで撮られた。
(私よりも結婚式の写真の方が主体にすべき)ここまで来ると、なんとなく受動態について0から身についているなって思いませんか?
このように、それぞれの範囲の文法用語から勉強を始めて、じゃ次は、その次はとステップアップしながら段階的に学んでいくと思った以上の成果に繋がりますよ。
なんでもそうですが、ある問題の発生点を見つけて、その発生点から知識を広げていくといいですね。
ちなみに、発生点となる重要な言葉は、本のタイトルであったり、各ページの見出しであったりしますよ。
どうかな?ちょっと難しいかもしれないけど、一度かみ砕いて読んでみて下さい。
また質問あったらよろしくね~♪
-
英文法のお勧めの勉強法を教えて下さい。
-
1.自分に合った勉強法でよい
2.わかりやすい文法書を1冊買う(中学・高校用でOK)
3.問題集なども買い、 何度も問題を解く
4. TOEIC等の資格対策なら、 模試を解くと弱点に気づける
5.弱点は集中的に復習する (資格対策として)などに気を付けて勉強するといいでしょう。これらを意識しつつ勉強を続けていくと、英検などの Writing で高得点を狙えたり、TOEIC Part5~6で高得点スコアが出せるようになりやすいです。また、正しい文法で英会話できるようになるのも魅力の一つです。
-
英語の独り言学習って具体的にどうすればいいいですか?
-
いきなり「独り言」と言われてもなかなか難しいと思いますので、まずは最低限、各時制のシンプルな文章をいいかえれるようにして下さい。
シンプルな英文を学んだ後に情報の追加の方法を少しずつ学ぶことで、いつの間にか英語がアウトプット出来るようになります。現在形 I play tennis every day.
私は毎日テニスをする現在進行形 I am playing tennis now.
私は今テニスをしている過去形 I played tennis yesterday.
私は昨日テニスをした過去進行形 I was playing tennis then.
私はその時テニスをしていた未来形 I’m going to play tennis tomorrow.
私は明日テニスをするつもりだ上記のように英語をひとりでアウトプットすることになれてきたら、「英語の独り言」にチャレンジしてみましょう。
独学でも効率よく英会話の学習が可能です。
1.過去形 → 1日の振り返り・週末にしたこと
2.現在形 → 自己紹介のロールプレイ
3.現在進行形 → 目の前の光景
4.未来形 → 週末の予定
歩きながら、または机にすわってゆっくりとした時間に 「英語で独り言」にチャレンジみてください。
続けていくだけで英語のアウトプット力がどんどんあがります。
「英語で独り言」のポイントですが、まずは自分の知っている英単語を使って英文を考えてみましょう。
わからない英単語は、あとで調べてノートにまとめていくとマイ英単語帳ができます。
学習のイメージをしやすいように次で流れを紹介します。
まずは、以下のような通学中などの光景を見て独り言を言ったとしましょう。They are playing baseball.
彼らは野球をしている。次に野球をしている子供たちが帽子をかぶっているのを見て、「They are …あれ?帽子をかぶるって何ていうんだっけ?」
この分からない部分は後で調べれるようにメモを取ってください。
あとで調べると「put on =着ける動作」「wear=つけている」などの違いが出てきますので、両方とも覚えて下さい。
このように独り言で言える範囲を徐々に増やしていくだけです。They are wearing a baseball cap.
彼らは野球帽をかぶっているまた、別の独り言学習も紹介します。
家の中にあるモノ(名詞)を見て、その名詞に関して何か独り言を英語で呟いてみて下さい。
例えば、目の前にリンゴがあったとすると、次のような感じです。It’s fruit.
それはフルーツですI like it.
私はそれが好きです。I ate it yesterday.
昨日食べました。さらに電子レンジを見て次のような感じです。
It’s an appliance.
それは電化製品です。I use it an hour ago.
1時間前に使いました。It’s useful.
便利です。このように独り言学習と言ってもいろいろやり方はありますので、自分に合ったものを試すといいですね。
-
文法や単語の使い方など細かいところが気になって勉強が進まないのですがどうすればいいですか?
-
ここで大事な考え方をお伝えします。
まず最初に考えることは、前置詞で迷っている時に「on でも in でもいいから、瞬間的に英語を言えるようにする」というマインドに切り替えることが大切です。
このように前置詞だけではなく「なんでここで、こういう表現になるんだろう?」と思うことはこの後もたくさん出てくるはずです。
その都度調べていたら、どうしても学習効率が悪くなってしまいます。
そのため、神経質にならずに「へぇ、チームってなんか in っぽいけど、on を使うんだぁ」という割り切った気持を持てたら覚えるのが早くなりますし、英語の勉強へのストレスが減ります。
英語学習の目的は「納得すること」ではなく「覚えること」「言えること」ことです。
なぜ in じゃなくて on なんだ?という納得感は、もちろん納得できたら嬉しいし、その理由を知識として持てるのも素晴らしいことです。
でも、たくさん調べたのに納得ができないことも、実はたくさんあります。
そして、そもそも納得できるかどうかは、それで英語が使えるかどうかということと無関係なんです。
イメージとしては「木の幹」を大きく育てることを優先してください。
ここで言う木の幹とは「まずは文法を覚えて使えるようにする」ことです。
細かく気になってしまったところは「枝葉」だと思ってください。
枝葉に時間をかけると非効率です。
木の幹を十分に育ててから、枝葉のところは付け足していく感覚です。
つまり「今はわからないけど、これからいろんな英語を見聞きして学んで、いつかまたこの文を読んだときには、きっとわかってるでしょう」という気持ちを持てたら最高ですね。