例えば、週末に友達とバーベキューパーティーを予定していて週末晴れるといいねと言う場合は、 – I hope it’s sunny this weekend. 晴れる可能性が十分にあるので、ここでは「Hope」を使います。
基本的に「Hope」の後には現在形の動詞が続きますが、未来形で表しても間違いではありません。
例えば、 – I hope it is sunny this weekend. でもいいですし、未来形にして – I hope it will be sunny this weekend. でもOKです。 意味は全く同じです。 過去形の動詞が「Hope」の後に続くことはあまりありませんが、何か気になっている状況の成り行きを見守るニュアンスとして使われることがあります。 例えば、「昨日の夜、彼女が無事に帰ったといいのですが」は英語で、 – I hope she made it back safely last night. になります。
次は「Wish」について説明します。 「Wish」は期待や願望の現実化が難しい、または不可能な場合に使われます。 例えば、週末に友達とバーベキューパーティーをするはずだったのに、当日に大雨で中止になった場合は、 – I wish it were sunny. になります。 すでに雨が降っており、その雨が止む可能性は低いのでここでは、「Wish」を使います。 文法上「Wish」の後にフォローするbe動詞は「were」が正しいのですが、最近では人称代名詞「I, He, She, It」が来る場合は、「was」を使うことが一般的になりました。
なので、 – I wish it were sunny. – I wish it was sunny. のどちらでも、日常会話で使っても大丈夫です。
その他、 – I wish you a happy birthday! (お誕生日おめでとうございます。) のようにめでたい出来事を祝ったり、 – I wish you a every happiness! (ご多幸をお祈りします。) のように相手の幸運を祈ったりする場合にも「Wish」が使われます。
基本的に「I wish you 〇〇」のパターンになります。 それでは簡単に「Wish」の用法について説明したいと思います。 まず未来の話しをする場合は、「Wish+would+動詞」または「Wish+could+動詞」の組み合わせになります。
例えば、 「彼たばこ辞めてくれたらいいのにな」は – I wish he would stop smoking. 「私たちと一緒に来れたらいいのにね」は – I wish you could come with us. になります。
現在の話しをする場合は、「wish+過去形」または「wish+過去進行形」になります。 例えば、「中国語が喋れたらいいのにな」は、 – I wish I spoke Chinese.
「今日、雨降ってなかったらよかったのにな」は、 – I wish it weren’t raining today. – I wish it wasn’t raining today.