[ might as well ]の意味
《~ do》(積極的に望みはしないが)そうしてもかまわない / 《控えめな提案》よければ…したらどう / 《不満・非難》まるで…するようなものだ
Commentary / 解説
発音は [ maɪt æz wɛl ] となります。
Definition / 定義
・used to make an unenthusiastic suggestion.
・used to indicate that a situation is the same as if the hypothetical thing stated were true.
- might as well の使い方や意味を教えて頂けますでしょうか?
-
might as well は「〜した方がよさそう」という意味で、文章の作り方は、
– 主語 + might as well + 動詞の原形
になり、基礎例文としては次のようなものがあります。
– I might as well wait.
(待った方が良い)
– We might as well go.
(行った方が良い)
では should との違いはどうでしょうか?ポイントは「ほかに良い選択肢や方法がない」です。
[We should walk.]
訳:歩いた方がいいね
should は「わりと積極的な提案」で、健康にもいいし自然も観れるから歩こうよ、歩いた方がいいねというポジティブで積極的な提案になります。
[We might as well walk.]
might as well は「今の状況ではベストな判断」で、本当はバスで行きたいんだけど渋滞がひどすぎるから歩いた方が良いというような状況です。 今の状況下では「歩いた方がマシ」「歩くことがベスト」 というニュアンスです。
さらに had better との違いをみていきましょう。ポイントは、had better は、しないとマイナスな結果になるという点です。
[had better]
had better は、「最悪の事態を避けるための提案」で、提案したことをしないと、マイナスな結果につながるときに使います。以下英文の場合、電車に乗らないと会社に遅刻してしまうなど「ネガティブな結果=遅刻」を避けるためなどに使える提案です。
[might as well]
might as well は、「今の状況ではベストな判断」で、以下の英文の場合、本当はバスで帰りたかったけど終バスもないから「電車で帰る方がマシ」ということですね。つまり、今の状況下でベストであろう判断を相手に提案している状況です。
You had better take a train.
電車乗った方がいいよ
You might as well take a train.
電車乗った方がいいよ
- 「~した方がよい」という意味の熟語には「might as well / had better」がありますが、どう使い分ければいいでしょうか。
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「might as well」も「had better」も確かに「~した方がよい」ですが、
might as well:
ベストな選択だとは思っていないが、他により良い方法も見当たらないので仕方なくというニュアンス
– しないよりはした方がよい
– 今のところほかにそれ以上の選択肢もない
という、積極的ではない提案を意味します。
had better:
「強い助言や忠告」というニュアンスがあり、使う状況によっては脅迫的な意味合いが含まれることもあります。
You might as well throw it away.
捨てた方がましだよ。
You had better study harder if you want to pass the exam.
試験に受かりたいなら、もっと頑張って勉強しないとだめだよ。
— その他 例文 —
We’re here now so we might as well.
せっかく来たんだから、そうしよう。