still のコアにある意味は「動かない」で、形容詞の「静かな、音のしない、静止した」、さらには名詞の「静けさ、静寂」はここから派生しています。つまり、「動かない」状況を表す単語のため、副詞の「今までどおり、まだ」という意味まで広がります。「もっと、尚更」という意味でも使われますが、これは動いても良い状況なのにまだ動かいないと捉え、「もっと、尚更」と使われます。
I’m still hungry. まだお腹空いてる
She’s only been here for ten minutes. 彼女がここに来てまだ10分しか経っていない
ですが、口語では only で修飾強調させたい部分を声調強調をすることにより、①の文章も曖昧で無い、話し手が伝えたい内容を正しく把握できるようになります。 具体的には以下のようになります。 文字色をオレンジに下部分を音声強調しています。
∟ I only eat fruit when I’m sick. → I eat only fruit when I’m sick. ∟ I only eat fruit when I’m sick. → I eat fruit only when I’m sick. ∟ I only eat fruit when I’m sick. → I eat fruit only when I’m sick.
① I only eat fruit when I’m sick. 私は病気の時は果物だけを食べます → 病気じゃない時には果物も食べる 私は病気の時だけ果物を食べます → 病気じゃない時には果物を食べない
② I eat fruit only when I’m sick. 私は病気の時だけ果物を食べます → 病気じゃない時には果物を食べない
③ I eat only fruit when I’m sick. 私は病気の時は果物だけを食べます → 病気じゃない時には果物も食べる