英文法:基本5文型[S V O C M]に関する Q&A
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英文法:基本5文型[S V O C M]に関する Q&A

英文解釈とは_

英語の基本5文型とは、英文を5つの文型で分類する、文法用語です。5文型は以下のように5つの型で表すことができます。

第1文型:主語+動詞 (S + V)
第2文型:主語+動詞+補語 (S + V + C)
第3文型:主語+動詞+目的語 (S + V + O)
第4文型:主語+動詞+目的語1 +目的語2 (S + V + O1 + O2
第5文型:主語+動詞+目的語+補語 (S + V + O + C)

そして、どれだけ長い英文でも、5文型のどれかに分類されるとされています。しかし、基本的にこの5つの文型しかないのなら、英語なんてすぐにマスターできそうなものですが、実際には修飾語句(M)と呼ばれるものが入ったり、接続詞や関係詞、疑問詞などがでてきて、文章が長くなることはもちろんですが、文法解釈も難しくなることがあります。
例えば、英文法学習者が最初に悩む、第3文型の動詞(V)と目的語(O)の間に修飾語句(M)が入り「SVMO」の形や、第5文型の目的語(O)と補語(C)の間に修飾語句(M)が入り「SVOMC」になったりします。
これらのケースを無造作に表してみると、

第1文型: M + S + V + M + and + V + M
第2文型: M + S + V + M + C + M
第3文型: When + S + V + M + O, S + V + O + M
第4文型: M + S + V + O1 + O2 + M
第5文型: S + V + O + M + C

のように、ナニコレ?となってしまいます。5文型を学ぶ上で重要な観念である「英文解釈」とは、修飾語句(M)などのぜい肉を「SVOC」という骨格から除去し、骨格となる文構造(第何文型か?)を見つけることになります。
5文型のほとんどは、動詞(V)の用法で決まり、文型を最初に勉強する上で重要なのが動詞(V)の用法を理解することでもあります。

Q&A

主語とか動詞はわかるのですが、目的語とか補語が良くわからなくて、5文型とかチンプンカンプンです。

英語を勉強する上で、英文を構築する基本の5つの要素と4つの単語の役割を整理しておくことが必要です。
それぞれどのような使われ方をしているのかを簡単にまとめます。まずは5つの文の要素を紹介します。

[主語 S]
文章の主役です。 基本的には名詞か代名詞が入ります。
I am Yuki. (私はユキです)

[動詞 V]文章の司令塔です。 その後の文の形を決めます。
-I play tennis. (ぼくはテニスをする

[目的語 0]動詞によっては目的語が無いと意味が成り立たないものがあります。例えば、 I have ○○. (私は○○を 持つ) の○○に入る部分が目的語です。目的語が無いと「何を持つの?」となりますよね。
-I play tennis. (ぼくはテニスする)

[補語 C]主語が「何か」「どんな性質・状態か」を説明します。名詞/代名詞・形容詞が入ります。
– I am a student. (ぼくは学生です)

[修飾語 M]単語や文章を説明する役割があります。基本的には形容詞や副詞が入ります。
– He is very busy now. (彼は今とても忙しい)

次に4つの単語の役割(品詞)を整理しましょう。文の要素と単語の要素を混同しがちですが、文の要素は品詞から成り立っていると考えて下さい。品詞は以下で紹介する以外にもありますが、主語・動詞・目的語・補語を説明するのにすごく重要ですので覚えて下さい。

[名詞/代名詞]
事・物・人などをあらわす単語です。
名詞は Yuki など人の名前や Tokyo など町の名前、あるいは pen などの物、 water のように数えられないもの、 kindness のように抽象的なものもあります。
代名詞は He (彼) We (私たち) You (あなた) のような名詞の代わりの役割をするものです。

[動詞]
動詞は「動き」や「状態」を表し、 その後の文型を決める司令塔のような役割があります。動詞はbe動詞・一般動詞や自動詞・他動詞などに分類することが出来ます。

[形容詞]
形容詞は、名詞のことを説明します。また補語の位置にくることもあります。「きれいな花」「彼は背が高い」のように使われます。

[副詞]
副詞は、名詞以外のことを説明します。例えば「とても綺麗な」「いつも忙しい」のように使われます。

品詞なれる文の要素
名詞・代名詞主語・目的語・補語
動詞動詞
形容詞補語・補語
副詞修飾語

ここまで理解出来たら、最後に5つの基本文型を紹介します。

[第一文型]
主語と動詞のみの文章です。
– He runs. (彼は走る)

[第二文型]
主語と動詞に補語がついた形です。 補語は 「主語が何か、どういう状 態か」などを説明します。
– He is busy. (彼は忙しい)

[第三文型]
主語と動詞に目的語がついた形です。目的語の「何を」が無いと不自然なものはだいたいこの形になります。
– I have A. (私はAを持っている)

[第四文型]
主語と動詞のあとに目的語が2つ並びます。目的語は「誰に」「何 「を」の順番に並べます。
– He gives me A. (彼は私にAをくれる)

[第五文型]
主語と動詞のあとに目的語と補語がついた形です。目的語と補語が イコールの関係です。
– He makes me happy. (彼は私を幸せにする)

SVOCの分の要素と品詞の関係を教えて下さい。
また、5つの文型の訳し方なども教えて下さい。

基本的には以下のように覚えて下さい。

S(主語)→ 名詞
V(述語)→ 動詞
O(目的語)→ 名詞
C(補語)→ 形容詞・名詞

これ以外は文にあってもなくてもいいもの(修飾語:M)とされており、上記の部分だけで基本的な内容は理解できます。
次に上記の事を踏まえて以下で get を動詞に置いた例文を紹介していきます。

第1文型:S V(名詞+動詞)
He gets back.
彼は戻る。
※第1文型は、主語と動詞の文になり、情報が足りない時は、副詞などで補足を加えます。

第2文型:S V C(名詞+動詞+名詞 / 形容詞)
He gets surprised.
彼は驚く。
※第2文型は、主語と動詞の後ろに主語の説明がきます。

第3文型:S V O(名詞+動詞+名詞)
He gets a book.
彼は本を買う。
※主語と動詞の後に、動詞の働きを受ける目的語がきます。

第4文型:S V O O(名詞+動詞+名詞+名詞)
He gets me a book.
彼は私に本を買ってくれる。
※主語と動詞の後ろに、 目的語2つ「受けとる人」「受けとるもの」の順で並びます。

第5文型:SVOC(名詞+動詞+名詞+名詞 / 形容詞)
He gets me surprised.
彼は私を驚かせる
※主語と動詞の後に目的語、そして目的語を説明する語が並びます。

第1文型にはなぜ他動詞を使わないのでしょうか?

第1文型(S + V)の「動詞(V)」で用いられるのは 「自動詞」です。
しかし、英語で日常的に使われる動詞のほとんどは「他動詞」だと認識しておいてください。他動詞は、その動作の対象があり、「動詞 + 名詞」のつながりで表現されます。動詞の後にくるのは必ず名詞で、この名詞の事を「目的語(O)」と呼びます。
つまり、他動詞を用いた場合「第3文型(SVO)」「第4文型(SVOO)」「第5文型(SVOC)」をとることができるのです。
一方で、「自動詞」とは英語で日常的によく使われる「動詞+名詞」を無視して、動詞だけで終わることができる動詞のことで、自動詞だけで「自立&完結できる」=「意味を成すことができる」ということです。
難しく書いていますが、要は赤ちゃんの行動を思い浮かべて下さい。

笑う : smile
食べる : eat
走る : run etc

これらの単語だと覚えておけば、ほぼ間違えはないでしょう。
さらに、自動詞で間違えやすいのが、「~を~する」のように「~を」にあたる前置詞を忘れてしまうことです。
例えば、

think about ~ : ~を考える
graduate from ~ : ~を卒業する

などの about, from がそうです。

× : I think the future.
○ : I think about the future.
(私は未来について考えている)

× : I graduate this high school.
○ : I graduate from this high school.
(私はこの高校を卒業します)

つまり、自動詞と他動詞の問題で重要なのは「~を」「~に」に当たる部分で、日常的な動詞は「他動詞」なのだから、自動詞を用いる場合には最大限注意を払って使いこなす必要があると覚えるといいでしょう。

第5文型を勉強していて Make型があるというのを見ました。
その他にどのようなものがありますか?

第5文型(SVOC)の動詞(V)は意味ごとのいくつかに分類でき、その一つに「Make型」というのがあります。その他に「Feel型」「Keep型」「Think型」というのもありますので、一緒に説明します。特に使役動詞を使うMake型と知覚動詞を使うFeel形は重点的に勉強で発展させていかなければならないと覚えておきましょう。

Make型:OをCさせる。(使役)
代表的な動詞
∟ Get, Let, Have

She makes me cry.
彼女は私を泣かせる

Feel型:OをCと感じる。(知覚)
代表的な動詞
∟ Feel, Hear, Watch, Smell, See, Notice

I hear my dog bark.
犬が鳴いているのが聞こえる

Keep型:OをCにする。
代表的な動詞
∟ Leave, Make, Get

I keep my room clean.
私は部屋をきれいにする

Think型:OをCと考える
代表的な動詞
∟ Believe, Consider, Find

I find her rich.
私は彼女をお金持ちだと思う

5文型の問題で短文ならわかるのですが、長文になると急に5文型の「S V O C」がどれにあたるのか分からなくなってしまいます。
どのように考えればいいでしょうか?

長文ということは、「S V O C」に加えて「修飾語(M)」が様々な箇所に入り込んで複雑な英文となっているということです。
言い換えると、教科書で学ぶような骨格が明確な英文に、「修飾語(M)」という枝葉が数多く入り込みます。
このように「S V O C+数多くの M」からなる文章から、「S V O C」という骨格だけを正確に見つけ出すことを正しい英文解釈と言えます。
海外で実際に使われている英文は、教科書に出てくるような短く単純なものはあまりありませんので、正しい英文解釈はできるにこしたことはありません。

高校1年です。
第4文型と第5文型の違いを教えて下さい。

まずはそれぞれの英文を見ていきましょう。

第5文型
They make me happy! (me = happy)
彼女たちは私を幸せにする。

第4文型
She gave me a present. (me ≠ a present)
彼女は私にプレゼントを渡した

第5文型は「わたし=幸せ」という風にイコールの関係が成り立つのがポイントです。
第4文型は「わたし=プレゼント」という風にイコールの関係が成り立たないのが第5文型との違いになります。

第2文型の形をとる動詞と意味を教えて下さい。

第2文型は「SVC」の形で表されます。
補語(C)に慣れるのは、名詞や形容詞、またはこれらに準ずる節や語句になります。
そのため、補語に名詞をとる動詞と形容詞を取る動詞に分けて紹介します。
尚、補語に名詞をとる動詞の中には、第3文型をとる動詞もあり、どちらも「S+V+名詞」という形になり、見かけでは判定しづらいです。
このような場合は、S is 名詞(S=C)が成り立つか意味をとって判断して下さい。
この関係が成立すれば第2文型、成立しなければ第3文型になります。
第2文型では主語の状態を表します。
∟ He is a soccer player.
 彼はサッカー選手です(補語が名詞)
∟ She is tall.
 彼女は背が高いです(補語が形容詞)

補語が名詞意味補語が形容詞意味
appear CCのように見えるappear CCの状態にみえる
come CCになるcome CCの望ましい状態になる
die CCで死ぬcontinue C引き続きCの状態のままである
fall CCになるfall CCの状態に急になる
feel CCと感じるfeel CCの状態のように感じる
get CCになるget CCの状態になるなりはじめる
look like CCに見えるget CCの望ましくない状態になる
make CCになるgrow CCの状態に徐々になる
part CCとして別れるhold CCの状態で持続する
prove CCだとわかるkeep CCの状態のままである
remain CCのままであるlie CCの状態で横になっている
return CCで返還するlook CCの状態にみえる
seem CCのようだremain CCの状態のままである
sound CCに聞こえるseem CCの状態にみえる
stand CCの状態で立つsit CCの状態で座っている
stay CCのままでいるsmell CCの状態のように香る
turn CCになるsound CCの状態のように聞こえる
turn out CCだとわかるstand CCの状態で立っている
stay CCの状態のままである
taste CCの状態のような味がする
turn C全く違うCの状態になる

He looks like a student.
彼は学生に見えます(名詞=student)

She appears sick.
彼女は体調を崩しているようだ(sick=形容詞)

第3文型は目的語に名詞を置くことはできますか?

第3文型は「SVO」の形で表され、目的語に名詞を置くことはでき、動作(動詞)の目的を表します。
目的語は日本語にすると「~を」「~に」と訳すことが多いです。

He plays tennis.
彼は、テニスをします(tennis=名詞の目的語)

I like dogs.
私は、犬が好きです(dogs=名詞の目的語)

尚、多くの動詞が目的語に名詞をとり、第3文型の構文を作ることができます。いくつか例をあげます。

動詞意味
buy OOを買う
eat OOを食べる
have OOを持っている
make OOを作る
meet OOに会う
pass OOを渡す
read OOを読む
see OOを見る
send OOを送る
tell OOを告げる

第3文型は目的語に不定詞や動名詞を置くことはできますか?

第3文型は「SVO」の形で表され、目的語に不定詞や動名詞を置くことができます。
to不定詞と動名詞は共に、動詞を名詞化する用法があり、「~すること」と訳されることが多いです。
尚、to不定詞と動名詞ではそれぞれニュアンスが異なります。
to不定詞は、前置詞 to が含まれており「その行為に向き合う」や「これからすること」というニュアンスがあり、動名詞には、doing の形をしていることから、「その行為を映像化し躍動感のある映像」をイメージしています。
まとめると次のようになります。

to不定詞:「行為に向き合うこと / これからすること」
動名詞 :「映像化したイメージ / 記録、記憶したもの」

つまりそれぞれ相性の良い動詞が、to不定詞や動名詞を目的語にとるといえます。
以下で、to不定詞を目的語とする動詞と動名詞を目的語とする動詞の例を挙げますので、to不定詞と動名詞が持つニュアンスと見比べてみて下さい。

動名詞が目的語意味不定詞が目的語意味
acknowledge doing~することを認めるafford to do~する余裕がある
admit doing~することを認めるagree to do~するのに同意する
anticipate doing~することを予想するappear to do~のように見える
avoid doing~するのを避けるcare to do~したいと思う
confess doing~したことを自白するchoose to do~することを選択する
consider doing~することを熟考するclaim to do~することを主張する
delay doing~するのを先送りにするconsent to do~するのに同意する
deny doing~するのを否定するdecide to do~することを決心する
detest doing~するのをひどく嫌うdemand to do~することを要求する
dislike doing~するのを嫌がるdeserve to do~する価値がある
enjoy doing~することを楽しむdesire to do~することを望む
escape being done~されるのを免れるdetermine to do~することを決意する
excuse doing~するのを許すendeavor to do~しようと努力する
fancy doing~することを想像するexpect to do~することを期待する
finish doing~し終えるfail to do~しそこなう
forget to do~することを忘れるforget doing~したことを忘れる
give up doing~することを諦めるguarantee to do~することを請け合う
imagine doing~するのを想像するhelp to do~するのを手伝う
involve doing~するのを伴うhesitate to do~するのを躊躇する
keep doingずっと~し続けるhope to do~することを期待する
mention doing~したことをすこし話すincline to do~しがちである
mind doing~するのを気にするintend to do~するつもりである
miss doing~しそこなうlearn to do~することを学ぶ
omit doing~するのを怠るlong to do~することを熱望する
postpone doing~するのを延期するmanage to doどうにかして~する
practice doing~する練習をするmean to do~するつもりである
put off doing~するのを延期するoffer to do~しようと申し出る
quit doing~するのをやめるplan to do~するつもりである
recall doing~したことを思い出すprepare to do~する準備をする
recommend doing~するのを勧めるpretend to do~するふりをする
regret to do残念ながら~だpromise to do~することを約束する
report doing~したことを伝えるregret doing~だったことは残念だ
remember to do~するのを忘れないremember doing~したことを覚えている
resume doingまた~しはじめるrefuse to do~するのを拒む
risk doingあえて~するresolve to do~することを決意する
stop doing~することをやめるseek to do~しようと努める
suggest doing~することを提案するtend to do~する傾向がある
try to do~しようと試みるtry doing試しに~する
threaten to do~するおそれがある
want to do~したいと思う
wish to do~したいと願う

I deeply regret quitting my job.
仕事を辞めたことを深く後悔しています。

I regret not to challenge myself harder when I was young.
私は若い頃にもっと挑戦しなかった事を後悔しています。

第3文型は目的語にthat節やwh節を置くことはできますか?

第3文型は目的語にthat節やwh節を置くことができます。
「動詞+that節」や「動詞+wh節」の形をとる動詞を以下に紹介します。
尚、wh節の代わりに「If節」や「whether節」を使うこともできます。

動詞+that節意味
admit (that) ~~ということを認める
announce (that) ~~ということを発表する
be (that) ~~ということである
claim (that) ~~ということを主張する
conclude (that) ~~ということを結論付ける
deny (that) ~~ということを否定する
ensure (that) ~~ということを保証する
estimate (that) ~~であると見積もる
expect (that) ~~ということを期待する
explain (that) ~~ということを説明する
find out (that) ~~ということを見つける
guarantee (that) ~~ということを保証する
guess (that) ~~ということを推測する
hope (that) ~~ということを望む
indicate (that) ~~ということを示す
know (that) ~~ということを知っている
mention (that) ~~ということを言及する
predict (that) ~~ということを予言する
realize (that) ~~ということを実感する
regret (that) ~~ということを公開する
report (that) ~~ということを報告する
say (that) ~~ということを言う
show (that) ~~ということを明らかにする
state (that) ~~ということを述べる
state (that) ~~ということを明言する
suggest (that) ~~ということを提案する
suppose (that) ~~ということを推測する
understand (that) ~~ということを理解する

I hope that he will pass the exam.
彼が試験に合格することを望んでいる

I know that he is a YouTuber.
彼がユーチューバーだと知ってるよ

動詞+疑問詞意味
be [疑問詞] ~~かである
consider [疑問詞] ~~か熟考する
decide [疑問詞] ~~か決める
discover [疑問詞] ~~かわかる
explain [疑問詞] ~~か説明する
find out [疑問詞] ~~か発見する
forget [疑問詞] ~~か忘れる
guess [疑問詞] ~~か言い当てる
know [疑問詞] ~~か知っている
realize [疑問詞] ~~か理解する
remember [疑問詞] ~~か言い当てる
say [疑問詞] ~~か言う
see [疑問詞] ~~か確かめる
understand [疑問詞] ~~かわかる
wonder [疑問詞] ~~かなと興味をもつ

Do you know where we’re going to go?
私達がどこに向かっているのか知っていますか?

They explained why the train was late.
電車が遅れている理由を説明してくれた。

第4文型「S+V+O1+O2」の O2 にto不定詞を置くことはできますか?

はい、できます。
動詞(V)の目的語である名詞(O)と、その後に to do をとる動詞についてまとめます。
この構文では「O1に to do するようにVする」という関係が成り立ち、to do はO2に該当します。
尚、以下2つの英文のように not を置く位置には気を付けて下さい。
具体的には、
– do not tell O to V : OにVするよう言わない
– tell O not to V : OにVしないよう言う
のようにnotがどこにかかるかの違いが出てきます。

I did not tell her to study hard.
彼女に一生懸命勉強するように言いませんでした

I told her not to study hard.
彼女に一生懸命勉強しないよう言った

英語意味
advise O1 to doO1にdoするよう忠告する
allow O1 to doO1がdoするのを許す
ask O1 to doO1にdoするよう頼む
beg O1 to doO1にdoするよう頼む ※1
command O1 to doO1にdoするよう命令する
compel O1 to doO1にdoするよう強制する
desire O1 to doO1にdoするよう望む
enable O1 to doO1がdoするのを可能にさせる
encourage O1 to doO1にdoするよう促す
expect O1 to doO1にdoするよう期待する
force O1 to doO1に無理にdoさせる
help O1 to doO1がdoするのを手助けする
induce O1 to doO1にdoするよう勧める
invite O1 to doO1にdoするよう勧める
lead O1 to doO1にdoさせる
oblige O1 to doO1に義務として無理にdoさせる
order O1 to doO1にdoするよう命令する
permit O1 to doO1がdoするのを許す
persuade O1 to doO1がdoするよう説得する
recommend O1 to doO1にdoするよう勧める
request O1 to doO1にdoするよう頼む
require O1 to doO1にdoするよう要求する
tell O1 to doO1にdoするよう言う
tempt O1 to doO1がdoするよう誘う・誘惑する
urge O1 to doO1がdoするよう説得する
want O1 to doO1にdoしてもらいたい
wish O1 to doO1にdoしてもらいたい
would like O1 to doO1にdoしてもらいたい

※1 beg は ask より固く、request よりくだけた表現になります。

第4文型の質問です。
2つ目の目的語にはthat節やwh節の形を置くことができるのでしょうか?

第4文型の動詞の中には、次の英文のように名詞をO1、that節をO2にとる動詞があります。
尚、O1を間接目的語、O2を直接目的語といいます。

I’ll show him that I’m a genius.
あたしが天才だと彼に見せてあげよう

I promised her that I would help her.
私は彼女を手伝うと約束した。

英語意味
assure O1 that ~Oに~を保証する
convince O1 that ~Oに~を確信させる
inform O1 that ~Oに~を通知する
persuade O1 that ~Oに~を説得する
promise O1 that ~Oに~を約束する
remind O1 that ~Oに~を思い出させる
show O1 that ~Oに~を見せる
teach O1 that ~Oに~を教える
tell O1 that ~Oに~を伝える
warn O1 that ~Oに~を警告する

上記の「that ~:O2」にあたります。
promise, show, warn は、Aに me を置く場合、me を省略できます。
また、inform, remind, show, teach, tell では why, how などの wh節 を使うことも可能です。

第4文型の動詞でgive型とかbuy型というのがありますが、いまいちピンときません。
教えてもらえますか?

第4文型は「S+V+O1+O2」の形の構文で、目的語 O は、名詞か名詞として働く語句や節になります。
これを踏まえて、「主語 動詞 名詞 名詞」の語順になる英文を見ていきましょう。

She gave me flowers.
彼女は私に花をくれた。

上記英文では、「S : She」「V : gave」「O1 : me」「O2 : flowers」となります。
花をくれたということは、O1 とO2 の関係が「me have flowers」のような「私が花を所有する状態を、彼女が与えた」と理解できます。
では、このように「O1 have O2」の関係をとる動詞を紹介します。

英語意味
bring O1 O2O1にO2をもたらす
buy O1 O2O1にO2を買う
cost O1 O2O1にO2の費用をかけさせる
give O1 O2O1にO2を与える
leave O1 O2O1にO2を残す
make O1 O2O1にO2を作ってやる
pass O1 O2O1にO2を渡す
pay O1 O2O1にO2を支払う
promise O1 O2O1にO2を約束する
read O1 O2O1にO2を読んでやる
send O1 O2O1にO2を送る
show O1 O2O1にO2を示す
teach O1 O2O1にO2を教える
tell O1 O2O1にO2を告げる
wish O1 O2O1にO2を望む

ここからgive型とbuy型の説明に入っていきます。
第4文型で「O1 have O2」の関係をもつ動詞の中には、第3文型「S+V+O+前置詞句」に書き換えることができ「1.前置詞句に to を使うgive型」と「2.for を使う buy型」とその他に分類することができます。
※ 以下 Aは第4文型のO1に該当し、BはO2に該当します。

give型意味
award B to AAにBを授ける
give B to AAにBを与える
lend B to AAにBを貸す
send B to AAにBを送る
teach B to AAにBを教える

第4文型 : She taught us English.
第3文型 : She taught English to us.
(彼女は私たちに英語を教えていました)

buy型意味
buy B for AAにBを買う
cook B for AAにBを料理する
get B for AAにBをとってやる
make B for AAにBを作る
save B for AAにBをとっておく

第4文型 : She bought me a book.
第3文型 : She bought a book for me.
(彼女は本を私のために買ってくれた)

第5文型の質問です。
補語は名詞か形容詞、目的語は名詞がくると習いました。
と言うことは、「主語+動詞+名詞+名詞」「主語+動詞+名詞+形容詞」の二つのパターンがあるという事ですか?

はい、その通りです。
第5文型では、保護を目的格補語と呼び「目的語=目的格補語」の関係になります。
さらに使われる動詞にもいくつかパターンがありますので、違いを見ていきましょう。
「主語+動詞+名詞+名詞」の形で使われる動詞の代表例です。

動詞意味
consider A BAをBとみなす
call A BAをBと呼ぶ
find A BAがBとわかる
name A BAをBと名付ける
make A BAをBにする

I call her Yuki.
私は、彼女をユキと呼びます。

「主語+動詞+名詞+形容詞」の形で使われる動詞の代表例です。
この構文をとる動詞は「OがCであるようにVするタイプ」「OをVした結果Cになる」の大きく分けて2パターンになります。
まずは「OがCであるようにVするタイプ」を表現する動詞の例を紹介します。

動詞意味
consider O (to be) COをCの状態だと考える
drive O COがCになるよう追いやる
get O COをCの状態にする
hold O COをCであるよう保つ
keep O COをCであるよう保つ
leave O COをCのままにしておく
lay O COをCの状態に置く
let O COをCの状態にしておく
make O COをCにする
render O COをCの状態にする
set O COをCの状態にする
think O (to be) COをCの状態だと思う
turn O COをCにかえる

The news makes me happy.
このニュースは、私をハッピーにする。

次に「OをVした結果Cになる」を表現する動詞の例を紹介します。

動詞意味
bake O COを焼いてCの状態になる
beat O COを叩いてCの状態になる
boil O COをゆでてCの状態になる
burn O COを焦がしてCの状態になる
color O COを着色してCの状態になる
cut O COを切ってCの状態になる
dye O COを染めてCの状態になる
lick O COを舐めてCの状態になる
paint O COを塗ってCの状態になる
push O COを押してCの状態になる
wash O COを洗ってCの状態になる
wipe O COを拭いてCの状態になる

I baked the cake brown.
私はケーキをきつね色に焼いた。

He sent me the email
He sent the email to me
この2文に違いはありますか?

ご質問頂いている英文のように、二つの目的語「the email(直接目的語)me(間接目的語)」がある場合は、どちらを前に置いても意味に違いはでません。
ですが me を the email の後ろに置く場合は、me に前置詞 to を用いて前置詞句 to me します。

注意点としては、間接目的語の強調や前置詞句が長い場合は、直接目的語を間接目的語の前に置くことが一般的です。
学校では、第4文型を第3文型に書き換える時にこの内容は勉強します。

He sent me the email.
彼は私にメールを送ってきた。

He sent the email to me.
彼は私にメールを送ってきた。

He sent an email to everyone who attended the meeting yesterday.
彼は昨日会議に出席した全員にメールを送った。

英語の語順を教えて下さい。

英語を話す時の順番は次の通りに話すといいでしょう。
1.主語 → 2.動詞 → 3.目的語 → 4.方法 → 5.場所 → 6.時間
特に「方法 → 場所 → 時間」に注意して下さい。

以下の英文ですと、
1.主語 I
2.動詞 eat
3.目的語 ice cream
4.方法 by myself
5.場所 at home
6.時間 Wednesdays at 10 PM.
のようになっており日付と時間は入れ替えてもOKです。

I eat ice cream by myself at home on Wednesdays at 10 PM.
私はアイスクリームを一人で家で食べる

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