Q&A
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英語のテストでこういうところを注意した方が良いよと言う対策を教えて下さい。
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英語のテストは、定期テストだったり、中学入試、高校入試、大学入試、その他さまざまな試験がありますが、「自分の間違いのクセを知る」というのが点数を伸ばす上で重要な点かなと常々思っています。
点数を伸ばすというか、ケアレスミスなどによる減点を回避する方法でもあります。
例えば、自分が英文法上よくしてしまう間違えを知るや、よく綴りを間違えをしてしまう単語を知ると言うのが分かりやすいです。
具体的には「現在進行形がきちんと使えない」「過去完了の時制をよく間違える」「dictionary ではなく dictionaly と書いてしまう」そして、多いのが「三単現の -s を書き忘れる」などが挙げられます。
つまり、英語の問題を解く時に自分がよくするミスを知ることが重要です。
「自分がよくする間違え=自分の弱点=点数が伸びない原因の一つ」となりますので、回答後、よくするミスの部分を点検をすることを習慣化すれば、点数は伸びやすくなります。
たとえば三単現の-sをよく間違える人は、英語の回答をし終えたら、三単現の-sが正しい形でついているかだけを見直すのも一つです。
そうすることによってミスが一つ、また一つと発見できれば、その分だけ減点を減らすことができます。
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大学受験で自由英作文があるのですが、注意点と対策、心構えを教えてもらえますか?
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「自由英作文」をいざ解くぞとなった時、日本語で小論文を書くように「何書こうか?」って考えるのはあまりお勧めしません。
仮にこれが試験ではなく、英語の勉強の一環であればそれでもいいでしょう。
しかし、今回の話は大学入試という人生のターニングポイントとなる重要な試験ですので、なるべく点数に直結するように考えるべきです。
なぜなら、英語が堪能で自分の思いついたことを何でも英語で表現できるならいいのですが、大学受験をする大半の人はそうではありません。
英語の語彙力・表現力・文法力には限度があり、どんな立派でユニークな内容を思いついても、それを英語で書けないと意味はありません。そのため、自分が英語で表現できなさそうなことは、なるべく書かないでいいような内容を考える、という逆転の発想も大切です。
ここでの自由英作文は「英語の試験」ですので、まず最初に考えなければならないのは「単語・文法の点から減点されない英語」を書けるようにすることです。また、普通に書いたらいい英文を、わざと難しい単語や熟語、文法を使って書く方がいますが、少なくとも大学受験では点数は増えません。
大学受験の試験では、聞かれてることに対してしっかり英語で作文できているかだけを見られます。
逆に、不慣れな英語を使うことによって、三単現のsを間違えたり、単語の綴りを間違えたり、しょうもないミスによって減点される可能性がでてくるだけです。
たまに、よくこんな難しい単語知ってるな、とか遠回しの形容詞や副詞を使っているなっていう生徒がいます。そういう生徒は「単語の重複を避けるために別の表現をした方が良いと思って書きました」と言いますが、翻訳家やネイティブの学校教師であればそうですが、大学入試のライティングで同じ単語を数回程度であれば重複しても問題ないはずです。むしろ使い慣れていないことによる減点リスクの方が確実に上がってしまいます。
そのため、「上手な英語の回答」を目指し、その心は「減点されない英語」「慣れている英語」を書くようにすることを目標にするといいでしょう。
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今度、英検2級を受験します。
スケジュール的な勉強法を教えて下さい。 -
受験まで残り「1~3か月程度」は、英作文学習と面接対策の進め方としては、以下の項目をお勧めします。
「試験まで残り1~3か月程度!」
・テーマに対してどんな意見を書くかを書き出す
・文章にしてみる ・書いた英作文を音読する (散歩や家事、お風呂に入りながらがおすすめ)
・繰り返し音読して覚えられるところは覚える (全て丸暗記は不要) それぞれのテーマに対しての自分の意見を決めておく。ここまでできれば二次面接でも似たテーマが出題されるので口頭でも言えることができるようになっているはずです。また、ライティングを実際に解答用紙に手書きする練習もしておきましょう。字数を数えるために1行に何文字書くかを決めておくと良いです。目安としては、8~10文字がキレイに見えます。尚、本番と同じ解答用紙は過去問題集などについています。
次に「2週間前後」前にやっておきたいことを紹介します。ここではやっておきたいというか「やることを絞る」がテーマです。「試験まで残り2週間前後!」
・新しいことはやめよう
・参考書を一通り見直そうこの時期になって新しい参考書に取り組んだり新しい勉強法を始めるのはやめましょう。そこで分からないことがあると焦ってしまって逆効果です。これからやるべきは今までやってきたことの「復習」だけです。自分がやってきたことを振り返り、「自信」を「確信」に変ていきましょう。ここまでにいかに勉強して来たかが、当日の不安や緊張に影響します。当日自信を持てるためにも自分の信頼を積み上げて下さい。
また、これまで解いた参考書を見直して、全て解かなくてOKですので、間違えた箇所だけ復習しましょう。直前にスムーズに復習できるように、参考書を解く時には間違えた問題にチェックを入れておくと効率的です。自分の英語基礎力を上げるようなリーディングやリスニング対策はできるだけ、この2週間前までに終わらせておくことをお勧めします。
そして、過去問の復習も忘れずに、過去問の問題は全て解けて理解できるようにしておきましょう。
次に「1週間前後」前にやっておきたいことを紹介します。「試験まで残り1週間前後!」
・体調管理に気を遣おう
・単語学習は直前まで最後1週間は徹夜をしたり睡眠時間を削る勉強はやめましょう。 徹夜・一夜漬けをしても記憶に残らず体調不良につながるだけ。事前に焦ってもうまくいかないので当日良いパフォーマンスで解けるように睡眠時間を確保することを優先しましょう。土壇場でテキストが終わらなかったと焦らないためにもここまでの学習計画やスケジューリングが重要です。また、ラスト1週間は急には伸びにくい リスニングやリーディングよりも暗記でカバーできる「単語」に 注力しましょう。最後まで 「1つでもいいから語彙を増やす」 そんな気持ちで覚えていくとそんなに気が張らずに丁度いいはずです。案外諦めないで直前に見たものが出題されたりするものです。ここまでの勉強で覚えられない単語を1冊のノートにまとめておくと直前の勉強でそのノートを 振り返ればいいので楽ですね。
最後に、試験前日のすべきことを紹介します。「明日は試験当日!」
・持ち物のチェックをしよう
・当日の試験の時間配分を確認受験票や身分証明書は必須です。余裕があれば、単語帳を一冊持って行くといいでしょう。また、寒い冬や暑い夏は飲み物や体温調節用の部屋着などが必須です。当日はスマホの電源を切ることもお忘れなく。
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明後日は英検です。
何かアドバイスいただけますか? -
試験までは、脳を酷使する行動は減らしましょう。例えば、
・試験前は普段見慣れた教材のチェックだけ
・会場までの行き方は前日にシミュレーションなどです。 脳は新しいものや選択するタイミングを多く与えると疲れていきます。脳を疲 れさせない事前準備を心がけ、見慣れた教材で英単語の暗記を最後までしておくと意外に、試験前に見た英単語が出てくるものです。
それ以外は、試験に全てのパワーを注入する気持ちで頑張ってください。
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Twitter を見ていると、TOEICはオワコンみたいな投稿をよく見ます。実際どうなのでしょうか?TOEICの強みなどを教えて下さい。
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一部の人は、TOEICは読み書きを測定できない資格だし、ハイスコアをとっても意味がないと言ってるみたいですが、あくまでも一部の人が言ってるだけだと認識するといいですよ。TOEICで培った英語力は話す力に大きく貢献しますし、 決して無駄ではありません。 それに、 世の中はまだまだTOEICのスコアで英語力を判断する会社や学校などがあります。
TOEICの強みは以下3点が代表的です。
1.就職
会社に就職した最初の配属先が、英語を使うポジションかどうかに限らず、 新卒の段階では、「将来潰しが効くかどうか」 が見られます。潰しが効くと書くとネガティブな印象ですが、「この人はどれぐらいの将来性があるかどうか」にもつながっています。その指標としては、TOEICが筆頭株ですし、海外に興味あるなら学生のうちに高スコアを目指して頑張ってみましょう。Fランと呼ばれる大学生でも、TOEICですごい点数をとっていると、評価をひっくり返せるはずです。
2.昇格
TOEICスコアは管理職になるための条件になることが多々あります。 最近では、管理職一歩手前のポジションでも要求される場合もあり、 一般的には700点あれば問題はないとされています。 そのレベルであれば、 正しい方法で一定時間勉強すれば到達できますので、TOEICの勉強をやらない手はないです。
3.自分
仕事をしていく上で求められるスコアはクリアし、英語を使った仕事でもだんだんと成果が出て来た。そんな環境を手に入れても、 個人的に 「まだまだ未熟だ」 と思うシーンって何歳になっても出てきます。TOEICに限らず、常に勉強をしていき、自分磨きをしましょう。例えば、TOEICのスコア900 or moreを目指していくと、周りの雑音なんてどうでもよくなり、人としても成長できます。
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在宅ワーク兼、主婦です。
大人になってから英検を受けるのってありなのでしょうか? -
大人になってから、時間を費やして英語の試験を受けるって、個人的にはとても素敵な行動だと思います。
人生は、自分の時間の使い方の結果です。育児や仕事、家事など時間に制約がありながらも、貴重な時間を英語学習の自己投資にあてる。
その行動をしてる自分を褒めてあげてください。
英語学習はすべての人の将来の選択肢の幅を広げるとても素敵な自己投資だと思っています。
応援しております!
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高校1年で、現在TOEIC400点です。聞き取りはある程度できるようになってきましたが、まったく英語を話せないです。どんなにTOEICの点数を取ったって話せなきゃ意味なくないですか?
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確かに英語は人とコミュニケーションを取るもので、そのために英語の勉強というのはあります。
私の場合は自分で海外の方とコミュニケーションを取って、もっと視野を広げたいとか、自身を持ちたい、仕事を広げたいと強く感じていました。現在は、英語でミーティングやビジネスメールもしています。
英会話はインプットとアウトプットの繰り返しで、TOEIC400点というのも英会話ができるようになるまでの通過点でしかありません。
ちなみに、TOEICの点数は年収について関係があるとされています。
TOEICの得点+英会話ができる+これまでのキャリアというスキルがあると、こんな調査結果があります。ビジネスレベル(TOEIC800点以上)・・・約1200万円
日常会話レベル(TOEIC650点以上)・・・約1050万円
基礎会話レベル(TOEIC550点以上)・・・約1000万円ハイクラスの職業では確実に英語を話せる人の方が年収が高くなる傾向があるようです。もちろん、お金だけの話ではありません。考えてみてください。
あなたの仕事・趣味・好きなことそれに英語をかけ合わせてみてください・仕事に幅が生まれる
・趣味で世界と繋がれる
・世界から情報が得られる
・子供たちに英語を教えられる
・国際的な恋愛や結婚ができる考えはじめたらワクワクしませんか。自分の可能性を広げるためにも英語を話せるようになり、その通過点としてTOEIC500点→600点→900点と伸ばしていってください。その先には英語を話せるような環境で仕事を任されたり、そこで英会話ができるようになったり、様々な特典がついてくるものです。
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小4の娘が中学生に上がるころに英検準1受験を考えているんですが、「英⇔和」どのように勉強していった方がいいですか?英検1級を持つ友人と上に高1がいまして、英検2級は簡単だから受け無くてもいい言ってて私もそう判断しています。
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その環境にいるのであれば、同じ基礎的な参考書を2周ほど続けていくのが良いと思います。
理由は2つあります。
①問題の難易度の割にたまにポカレベルの間違えをされていること
例えば not の位置
解決策:英文法の基礎の部分でおそらくですが、抜けているところが少しだけ歯抜けのようにあるのが現状。そのため、問題集を練習して、その抜けているところを洗い出す。
その点で言いますと、くもんの問題は、中の中レベルの問題集ですのでうってつけかなと思います。
② ①の覚えきれていないところを洗い出したあとに、2周目としてざっと目を通すだけでいいので、何処を間違えていたのかを見るといいと考えます。
これは、1週目で間違えて解きなおした英語に対して、「英⇔和」のよりスムーズな変換ができるようになる練習になります。
●目指すべきところ
1級を目指すのであれば、「英⇔和」について言えるのは、英語を英語のまま理解できるようになるところまでです。
簡単に説明しますと「apple」って言われたら、いちいち脳内で「リンゴ」って訳さない方が大半で、「apple」のまま理解されるはずですね。
これを、長文になっても同様の手順で理解していけるようになる必要があります。
そのためには、現状やられている内容のレベルの教材は押さえておいた方が良いと考えます。
その後(できれば早めに始めた方がいいですが)はスピーキングやリスニングにも力を入れると、おそらくですがお子さんの英語に対する回答などを見た範囲では急に伸び始めるのではないでしょうか?とすごく思います。
あくまでも、数問ご質問頂いた範囲でしかお答えできないので、絶対これがいい!とは言えないですが、ポカミスを洗い出すのがまずは良いのかなと思います。詳しくありがとうございます。基礎参考書のテキストを一度見直してみます。また質問送るかもしれませんが、その際はよろしくお願い致します
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模試や過去問の勉強法とメリットを教えて下さい
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模試や過去問の勉強法は以下の通りです。
1.TOEIC模試や英検過去問を月1~週1で解く
2.間違えた問題だけでなく、分からなかった問題も復習する
3.模試・過去問を何度も音読したり写経するのも効果的
4.テキストをコンプリートしたら、 次のテキストに移行する
5.解答を忘れた頃に、 前のテキストに再挑戦するこれらから生まれるメリットは「TOEIC・英検のスコアが大幅に上がる」「自分の弱点がよく分かり、 対策が打てる」「英語を読み聞きするのに困らなくなる」などがあります。
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TOEICで700点を初めて超えることができました。
ですが、まったく話せるようになっておらず焦っています。英会話スクールに通った方がいいでしょうか? -
社会⼈になって英語の⼒を測る最大の指標がTOEIC®ですね。
質問者様同様に、TOEICスコアが上がっているのに、英語は話せない⼈はとても多いです。
理由は単純で、英語を理解する場合と、英語を言葉で表現する場合の脳内の処理が異なっているからです。
TOEICはあくまでも英語の理解力を測定する試験で、TOEICの勉強によってリスニング力とリーディング力がUPしても、スピーキング力はUPしずらいのです。
これは、TOEICの試験に問題があるのではなく、受験者がTOEICの本質を知らないがゆえに起こるミスマッチなだけです。
そのため、英語を話そうと思うと、TOEIC対策だけでは⾮効率となります。
脳は、ただ単にリーディングやリスニングなどのインプットを繰り返すより、インプットした内容をライティングやスピーキングなどのアウトプットをした⽅が記憶に定着しやすい性質を持っています。
つまり、インプットが多いTOEIC対策より、インプットとアウトプットの両⽅を取り⼊れた勉強方法にする⽅が、英語を話せるようになるためには効率的となります。
質問者様の場合、TOEICで700点を超えてきたということはインプットは順調に出来ているという証拠にもなります。
今後はアウトプットにも力を入れていくといいでしょう。
英会話スクールと聞くと、話せるように指導してくれる学校と受け取られがちですが、あくまでもネイティブと話せる場を提供してくれている学校という認識で利用するいいです。
これは、英会話スクールに任せるのではなく、今日は〇〇の分野の会話を重点的にしたいから、自宅でその分野で使いそうな単語や文法、定型表現を調べてリハーサルを行ってから、授業に臨むという感じです。
これにより上手なアウトプットができ、英語を話せる近道となります。
先生には事前に伝えておくと、より密度の高い授業になると思います。
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TOEICでなかなか600点を越えれません。
特にリスニングが苦手なのですが、どういう勉強をしたらいいでしょうか? -
Part2をリピーティングするといいのではないでしょうか?
自分の発音を聞きながら、自分のペースで一つ一つの音を丁寧に発音することに注意しながら練習してみて下さい。Part2は、
– 短文
– 聴く量が少なくて済む
– 対策がしやすい
– 問題数が多い
という点から、攻略により点数につながりやすいです。Part2は文脈に頼らず、しっかり英語を聞き取って記憶保持することがポイントです。リピーティングで短期記憶を保持する力を鍛えましょう。一文ずつ一時停止し、何も見ないで聞こえてきた音を再現するのがいいでしょう。
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TOEICのPart5が苦手なので、スコアがここ3回ほどずっと500~600です。
どういう勉強をしたらいいでしょうか? -
TOEICは、Part5をなるべく早く解き終えて、Part7に多くの時間を回すのが攻略のポイントです。
チャンク区切りサイトトランスレーションがオススメです。チャンク区切りとは、意味の塊ごとに区切ることを言います。I went / to the library / with my friends.
私は行った/図書館に/友達と。また、「サイトトランスレーション(sight translation)」は「サイトラ」とよばれることもあり、英文を前から訳していく練習方法の事を言います。このサイトラは、同時通訳の訓練法としても採用されていて、英語力を上げるためには有効な手段として認められています。
日本の英語教育では、終わりから訳すことを最初に教わり、これは英文の理解をするうえでは有効ではありますが、理解スピードが遅いという難点があります。
最初はサイトラで英文を読んでいくのは難しいと感じるかもしれませんが、慣れるとこちらの手順の方がよっぽど理解しやすくなるというのが実感できるはずですので、ぜひ試してみてください。
これらの方法としては、自分の発音を聞きながら、自分のペースで一つ一つの音を丁寧に発音することを目標に練習します。一文ずつ丁寧に明瞭に音読後、チャンク区切りをし、サイトラを行います。そして、塊毎に英語を読み、その後、すぐ日本語訳を考えて発話を。 英語の語順通り、意味を捉える癖が付き、意味処理を高速化する効果があります。
現在のスコアを超えるためには、重要な練習法です。Part5でこの練習法に慣れてきたら、Part7の長文でチャレンジしてください。
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TOEIC 400点です。
どういう勉強をしてたら、点数が上がっていきますか? -
400点と言えば、中学英語、高校英語をある程度理解しているであろうレベルのスコアです。英検に照らし合わせると3級に余裕で合格できるレベルですが、準2級合格にはもう少し勉強しないと厳しいかもねってレベルです。
ですので、英単語・文法の基礎をしっかり覚えつつ、1つ1つの単語とイディオムの発音を正しい形で覚えていく必要があります。
まずは上記内容だけを繰り返すといいでしょう。
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TOEICのスコアが600点で伸び悩んでいます。
リスニングが苦手なのですが、どういう勉強法がおススメですか? -
オーバーラッピングが良いと思います。
オーバーラッピングとは、テキストを見ながら、音源の音声とピタッと一致させて一緒に発音する練習です。
この段階でシャドーイングをお勧めする方もいるでしょうが、あれは超上級者用ですので、やめておいた方が良いでしょう。
オーバーラッピングするときには必ずスクリプトを用意して、初めにネイティブの発音、特に強調しているところや、発音していないところ、分からない単語があれば調べて下さい。まずは全部の意味を把握してから、始めるのが大前提です。
その後は、スクリプトを見ながら、発音を聞いて、自分も練習して、少しづつ音を重ねていきます。
最終的にしっかり重ねれるようになるところまで来たら、どうしても重ならないところが出てくるはずです。
つまり音のズレがあるところですね。
その際に、イントネーションなどの「ズレている原因」を探りつつすべての箇所で重なるように矯正してください。
こうすることでリスニング力は必ず上がっていきます。
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TOEICのスコアが600点前後でPart7が苦手なのですが、どういう勉強法いいですか?
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苦手なPart7は、速読を練習して攻略するといいでしょう。
速読は、音声が流れるスピードで意味を頭に詰め込む練習です。
初めは黙読し、その次に音源の音声を流しながらオーバーラッピングして下さい。
初めは意味を理解している文章のオーバーラッピングをはじめ、慣れてきたらいきなりオーバーラッピングするのもいいでしょう。さらにこのスピードで意味理解に努めてください。
上級者の方は速度を早くして、1.1~1.2倍にしてもいいでしょう。
そして、最後にまた黙読して、初めの黙読と最後の黙読にかかる時間を比べてみてください。驚くほどの変化があったはずです。これを継続して読むスピードを上げていきましょう。
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もうすぐTOEICです。
当日までに最低これだけは振り返っておいた方が良いテクニック的なものはありますか? -
各Partごとにポイントとその注意点、テクニックを紹介しますので、一度ご覧ください。
Part POINT 詳細 Part1 音声の前に写真確認 特徴的な部分を抑えておく Part1,2 発音のひっかけに注意 curb & curve
writing & riding
work & walk など
※疑似発音はだいたい不正解Part1,2 聴き終わってから
まとめてマーク聴くことに全集中した方が
正答率は上がるPart1,2 聞き逃した問題は
諦めて飛ばす前の問題を引きずっても
次の正答率が下がるだけPart2 最初の疑問詞が超重要 Who ~ / When ~
Why ~ / Where ~
Which ~ / What time
Yes/No疑問文 など
※ 疑問詞を聞き逃したら詰み、
逆に聞き取れたら正答率UPPart2 本文中のキーワードを含む
選択肢は選ばないQ. Where is the post office?
A. I went to the office. → ✕
※ 言い換えが正解になることが多いPart3,4 問題は先読み 質問内容を把握してから
聞いた方が要点を抑えやすいPart3,4 図も先読み 状況を把握してから
聞いた方が要点を抑えやすいPart3,4 聴いてるときは答えに
チェックだけ聴きながらマークしようと しても
要点を聞き逃すPart3,4 選択肢の先読みは
万人にはおすすめしない読むのが遅い人は中途半端に
読んだ選択肢に惑わされるPart3,4 音声と問題の順番は
対応している「前の答えの前に次の問題きた?」
が一番やばいPart4 音声ジャンルから
内容を推測何の分野の内容か分かれば
正解率も上がるPart5~7 時間がかかる問題は
飛ばすTOEICは時間管理が重要 Part5 選択肢の前後を読んで解く 1. 品詞
2. 関係詞
3. 代名詞
※ 短時間で正解にたどり着くためPart5 全部読んでから解く 1. 動詞の形
2. 接続詞
3. その他
※ パターンから正解率を上げやすいPart6 最初の問題はPart5と
同じように解く※ パターンから正解率を上げやすい Part6 文選択の問題は
位置から判断文頭→文章の全体像の内容
文中→文脈把握
文末→まとめの内容
※ パターンから正解率を上げやすいPart6 文選択問題に時間を
奪われないように注意高得点を狙う人以外は
割り切りが大切Part7 全体を読まないと解けない
問題は諦めてもいいnot, indicate
suggest, imply を含む問題
※ 割り切りって解ける問題を解いた方が点数が上がるPart7 クロスリファレンスは
諦めが肝心難しい問題よりも
解ける問題に時間を使うPart7 表やNoteの※には
ヒントがある答えにつながることが
書いてあることが多いPart7 問題の文章から
内容を推測何の分野の内容か分かれば
正解率も上がるPart7 リスニングが終わったら
後ろの20問をマークする解き終わらないのが普通なので
後で焦らないようにするPart1~7 分からなくても
全問題マークする1/4で正解になるのに
マークしないのはもったいない
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目標はTOEIC900点です。
上手な問題集の使い方を教えて下さい。 -
STEP1-3を通して、自分の対策箇所を明確にし、学習効率をアップさせましょう。
STEP1
時間通りに解く
STEP2
時間無制限・聞き直しOKで
解きなおすSTEP3
1週間後にSTEP1に戻る
STEP1 時間通りに解く ・試験時間通りに解くことで、現状の予想点数と
学習すべき箇所が見えてくる
・TOEICの全体像を把握できるSTEP2 時間無制限・聞き直しOKで
解きなおすこと・時間無制限・聞き直しOKで解きなおすことで、
弱点がわかる
・学習の優先度が見えてくるSTEP3 1週間後に復習
テスト→1へ戻る・間違えた問題を記憶に定着させられる
・自分の苦手がさらに明確になる
・前できなかった問題ができるようになれば
モチベーションにつながる以下は、優先順位①から重点的に学習すれば効率的に学習ができるという指針をあらわす表です。
尚、縦軸の「正解・不正解」は上で紹介した「STEP1:時間通りに解く」に基づくもので、横軸は「STEP2:時間制限なしで、 何度でも聞き直しOK」で解きなおしたものです。正解 不正解 正解 復習の必要性 : 低 優先順位①
2択に絞ってから間違えた問題、
勘や悩んだ問題が該当。
→ あと一息。 あいまいな部分を
頭に叩き込めば即効性大。不正解 優先順位③
時間があれば解ける問題
→ でる1000や文法特急など、
間違えた問題に特化した
分野の問題集を繰り返す優先順位②
理解が不十分で、 1回目も2回目
も解けなかった問題。
→ 文法・単語のいずれも
知らない可能性大。復習は解説を覚えるくらい読み込んで理解するに尽きます。
公式問題集は解答が充実していますので、覚えていなかったことや、 解説を読んで「なるほど!」と思ったことをメモにとる癖をつけましょう。
メモをしたら、自分が何を理解できなかったのか、どこでつまづいたのかを言語化し脳内を整理整頓でき、どこが分からないのか分からないことをなくす訓練につながります。
復習は苦しいけど弱点は伸びしろでもありますので、 問題集を自分特化の参考書に変えることが効果的なTOEICになるはずです。
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TOEICって受験して何が意味あるのでしょうか?
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もちろん人それぞれですし、受験のための受験であれば意味はありません。
しかし、近年各職業で英語ができることは重要視されていますし、それが給料に反映されています。
以下を参考にしてください。職種 500点以上 600点以上 700点以上 800点以上 900点以上 金融・保険など +137万円 +141万円 +160万円 +213万円 +282万円 建築・不動産など +136万円 +151万円 +165万円 +192万円 +236万円 機械・電気など +170万円 +192万円 +199万円 +218万円 +226万円 IT関連 +118万円 +128万円 +151万円 +153万円 +164万円 コンサル・税・法律など +106万円 +129万円 +136万円 +143万円 +163万円 営業職 +79万円 +95万円 +97万円 +116万円 +152万円 企画・管理 +79万円 +84万円 +127万円 +125万円 +151万円