Contents
- 1 How の英作文
- 1.1 基礎的な型 : How+疑問文?(どのように〜しますか?)
- 1.2 友達への挨拶 : How are you?(元気ですか?)
- 1.3 初対面との挨拶 : How do you do?(はじめまして)
- 1.4 提案の How
- 1.5 数の尋ね方
- 1.6 長さの尋ね方 : How long+動詞+主語?(〜の長さはどれくらいですか?)
- 1.7 値段の尋ね方 : How much+be動詞+主語?(〜はいくらですか?)
- 1.8 年齢の尋ね方 : How old+be動詞+主語?(〜は何歳ですか?)
- 1.9 身長の尋ね方 : How tall+be動詞+主語?(〜の身長はいくつですか?)
- 1.10 高さの尋ね方 : How high+be動詞+主語?(〜の高さはどれくらいですか?)
- 2 How の使い方まとめ
- 3 疑問詞 How のQ&A
How の英作文
「How は定番表現を覚えるのが効果的」
基礎的な型 : How+疑問文?(どのように〜しますか?)
助動詞の「How」を使った基礎的な型は「How+疑問文?」です。これは、be動詞・一般動詞の疑問文を理解していれば、すぐに理解できる内容になっています。
早速、「How +疑問文? / どのように〜しますか?」の練習をしていきましょう。
You go to school by bicycle. / あなたは自転車で学校に行きます。
まずは普通の疑問文にしてみましょう。
⇒ Do you go to school by bicycle? / あなたは自転車で学校に行きますか。
とても簡単ですね。
次は、「あなたはどのように学校に行きますか。」に変化させましょう。
訳の中では「自転車 → どのように」に変化するだけですので「by bicycle → How」に置き換えます。
⇒ Do you go to school how?
このままですと、おかしな並び方をしていますので、「How」を先頭に配置します。
⇒ How do you go to school?
これで完成です。 すごく楽でしたね。ちなみに、この質問に対する答えは、
⇒ I go to school by bicycle.
となります。通常通り、「主語+述語」で答えれば大丈夫です。ちなみに、交通手段の利用に際しては「by+交通手段(バス、自転車、車、飛行機、電車etc)」で表現できます。
How did they go to New York?
∟ They went to New York by plane.
彼らはどうやってニューヨークに行きましたか?
∟ 彼らは飛行機で東京に行きました。
How does he go shopping?
∟ He goes shopping by bike.
彼はどうやって買い物に行きますか?
∟ 彼はバイクで買い物に行きます。
「How does he go shopping?」と「How does he go to shopping?」は似ているようで全く別物です。
「 to 」を用いてしまうと「私はショッピングという場所に行きます。」という意味になってしまうので、一般的に何か目的を持ってどこかに行く場合には「go + 〇〇ing」を活用しましょう。
友達への挨拶 : How are you?(元気ですか?)
これは中学生英語の一番最初に習う挨拶ですね。さっそく見ていきましょう。
How are you?
∟ I’m fine, thank you. How are you?
元気ですか / いかがお過ごしですか?
∟ 元気です。ありがとう。あなたはどうですか?
返事の中の「あなたはどうですか」は「And you?」に置き換え可となります。ただしこれはあくまでも中学英語で習う内容でネイティブ英会話になるとちょっと話は変わってきます。友達への挨拶と冒頭に書いてますが、初対面の人でも使ってきますし、ケースバイケースだと思えばいいです。
また、「 How are you? 」を疑問文と勘違いしている人もいますが、ただの挨拶ですので、疑問文というくくりに入れるのは学校英語だけにしておきましょう。
初対面との挨拶 : How do you do?(はじめまして)
「How do you do?」は、初対面の人に使用する挨拶の表現です。さっそく見ていきましょう。
How do you do?
∟ How do you do?
はじめまして・やぁ
∟ はじめまして・やぁ
この表現は今ではあまり聞かれない挨拶です。ちょっと堅苦しいような、古臭いような、無機質なような…そんな挨拶ですね。ただ、使って問題があるかというとそうでもないのです。
また、「Nice to meet you.」も同列の表現として習いますが、ネイティブが仮に「 How do you do? 」を使う場合は「 How do you do? Nice to meet you.」と連続して使う場合があります。これは、「はじめまして、あなたにあえてよかった」みたいなちょっと感情を入れた挨拶になります。 「 How do you do? 」 だけですとちょっと無機質なイメージです。
提案の How
「How about+名詞・代名詞・動名詞? / ~はどうですか 」は、すごく便利な表現かつ、必ずと言っていいほど学校のテストで出題される問題です。必ず覚えてテストに臨みましょう。それでは、会話形式で例を挙げます。
A: I like English. How about you?
私は英語が好きです。あなたはどうですか。
B: I like it, too.
私も好きです。
A: How about Chinese?
中国語はどうですか?
B: I don’t like it.
好きではありません
A: How about playing tennis?
テニスをしませんか?
B: O.K.
いいですね
これらのように「How about 名詞・代名詞・動名詞?」は様々なシチュエーションで使えます。
数の尋ね方
数の数え方は様々な表現どうしで混同しがちですので、ゆっくり一つづつ覚えていくのがいいでしょう。
How many+名詞の複数形+疑問文?(いくつ〜を…ますか?)
これも必須学習項目です。特に試験問題としては、名詞を複数形に変える問題が出題されやすいです。それでは例文を見ていきましょう。
You have two dogs. / あなたは犬を二匹飼っています。
まずは疑問文に直しましょう。
⇒ Do you have two dogs? / あなたは犬を二匹飼っていますか。
次に、「何匹犬を飼っていますか?」という表現にします。
⇒ Do you have how many dogs?
最後に、「how many dogs」を文頭に配置して完成です。
⇒ How many dogs do you have? (完成)
この答え方は会話の流れから主語や動詞を選択して答えてください。単純に数字だけでも大丈夫です。
⇒ I have two dogs. / 二匹の犬を飼っています
では、別の例文を見ていきましょう。
How many hamburgers do you want?
∟ Two, please.
何個のハンバーガーが欲しいですか。
∟ 2個ください
マクドナルドなどのファーストフード店でよく聞かれる会話です。
How many+名詞の複数形+動詞 ~?(いくつの〜が…ですか?)
これは「How many+名詞の複数形」がひとくくりの主語になる英文です。さっそく例文で学習しましょう。
300 students study at this school. / 300人の生徒がこの学校で勉強しています。
まずは疑問文にしてみましょう。
⇒ Do 300 students study at this school? / 300人の生徒がこの学校で勉強していますか?
変な日本語ですが、気にせずに次に進みましょう。次は、「300人の生徒が」の部分を「何人の生徒が」に変えます。
⇒ Do how many students study at this school?
ここで注意すべき点は、「How」を一番前に配置するのではなく、「Do」をとって完成させます。「How many students」が主語で、「study」が述語となり、この2つで主語+述語のパターンになっているため「Do」を排除します。
⇒ How many students study at this school? (完成)
最後に答え方を勉強しましょう。
⇒ 300 students do.
最後の「do」は「study」の代動詞として使用しています。つまり「do = study」という関係性です。
長さの尋ね方 : How long+動詞+主語?(〜の長さはどれくらいですか?)
英語圏での一般的な生活でもよく使います。必ず覚えましょう。長さと言っても、モノの長さもあれば、期間などの時間的な長さもありますが、この「How long」は両方に使えます。さっそく勉強しましょう。
How long is that?
∟ It’s 100 meters long.
その長さはどれくらいですか。
∟ 100mです。
How long is the movie?
∟ It is two and a half hours.
その映画の長さはどれくらいですか。
∟ 2時間半です
値段の尋ね方 : How much+be動詞+主語?(〜はいくらですか?)
値段を聞くときに使います。この使い方も英語のテストで必ず出てきますので必修です。
How much is this bag?
∟ It’s 5,200 yen.
このバッグはいくらですか。
∟ 5,200円です。
How much are those oranges?
∟ They are 800 yen.
あれらのオレンジはいくらですか?
∟ 800円です。
年齢の尋ね方 : How old+be動詞+主語?(〜は何歳ですか?)
これはよく聞く表現です。完全に暗記して下さい。
How old are you?
∟ I’m 10 years old.
あなたは何歳ですか?
∟ 私は10歳です。
How old is she?
∟ She is 45 years old.
彼女は何歳ですか?
∟ 彼女は45歳です。
How old is your brother?
∟ He is three years old.
あなたの弟は何歳ですか?
∟ 彼は3歳です。
身長の尋ね方 : How tall+be動詞+主語?(〜の身長はいくつですか?)
これは定期テスト等でよく出題されます。
How tall are you?
∟ I’m 170 centimeters tall.
あなたの身長はいくつですか。
∟ 私は170cmです。
How tall is your sister?
∟ She is 1.01 meters tall.
あなたの妹の身長はいくつですか?
∟ 彼女は1.01メートルです。
気付きましたか?例文の「 centimeters , meters 」が複数形になっているのを…数字が1の場合はそれぞれ、「1 centimeter ,1 meter 」となりますが、それ以外の時には複数のsをつけるのを忘れないように気を付けて下さい。
高さの尋ね方 : How high+be動詞+主語?(〜の高さはどれくらいですか?)
中学生英語の勉強を指導していて以外に多いのが、この使い方を覚えていない生徒が非常に多いということです。ですが、この使い方もよく出題されますので必ず覚えて下さい。
人の高さの場合は「How tall」でしたね。この「How high」というのは建物などのモノの高さを聞きたいときに使います。
How high is this building?
∟ It’s 300 meters high.
このビルの高さはどれくらいですか?
∟ 300mです。
How high is that table?
∟ It’s 45 centimeters high.
あのテーブルの高さはどれくらいですか?
∟ 45cmです。
答えるときによく忘れがちなのが、語尾に着ける「 high 」です。これを忘れる生徒はものすごく多いので気を付けてください。
How の使い方まとめ
「How の定番表現を覚えましょう」
ここまで読み進めるのにどれぐらい時間がかかりましたか?おもったより長かったですね。
最後に、Howを使った用法をいくつかまとめておきます。これさえ暗記したらHowの使い方はもう問題なしです。あと少しでHowに関しては完結しますので、もう少し頑張りましょう。
Howの用法 | 訳 |
---|---|
How many | 数 |
How much | 価格や量 |
How far | 距離 |
How long | 時間の長さ |
How tall | 背の高さ |
How high | 高さ |
How wide | 幅 |
How thick | 厚さ |
How often | 頻度 |
How old | 年齢 |
How many times | 回数 |
How thick | 厚さ |
How often | 頻度 |
How old | 年齢 |
疑問詞 How のQ&A
「How の定番表現を覚えましょう」
-
「なんで私の名前知ってるの?」ってどっちの英語表現が正しいの?
Why do you know my name?
How do you know my name? -
この問題は時折 Why を使って答えてしまう方がいますが、正解は
〇 How do you know my name?
となります。
同様に「なんでそんなに英語に詳しいの?」を英文にしてみると、
✕ Why do you know much about English?
〇 How do you know much about English?
となります。
さらに「なんでユキのこと知ってるの?」を英文にしてみると、
✕ Why do you know Yuki?
〇 How do you know Yuki?
となります。
なぜこのようなことが起こるかと言うと、日本語の「何で」「なぜ」がアバウトすぎるために起こるミスです。
日本語の「なんで」は「なぜ?」「どのようにして?」など様々な意味が含まれています。
英語の場合には、何を聞きたいかによって How, Why を明確に使い分けなければ、英語で何かを聞きたい時に、聞きたいことを聞けなくなってしまいます。
・Why : 理由・目的
Why do you know my name?
(私の名前を知ってる理由や目的を教えて → なんで私の名前を知ってるの)
一見正しいように見えますが、名前を知った経路とか目的を聞かれても、こんな質問をされた相手はびっくりしちゃいますよね。
Why are you marrying her? – I love her.
(なんで彼女と結婚するの? – 彼女を愛してるから)
このようにすると自然になります。
・How : どのような方法で
How do you know this place.
(どのような方法でこの場所知ったの?→なんでここ知ってるの?)
では最後に「なんであなたはそんなに面白いの?」を英語にしてみます。
✕ Why are you so funny?(どういう理由・目的であなたはそんなに面白いの?)
〇 How are you so funny?(どうしてあなたはそんなに面白いの?)
のようになります。
他にも日本語の抽象的な意味合いから、間違った英語を使ってしまうフレーズが多々ありますが、今回のように抽象的な表現を本質的な質問に変えると間違えが減るでしょう。
中学一年生の英単語の覚え方!!
英単語は何度も紙に書いて覚えようと言われた方も多いと思います。もちろん書いて覚えようとするのは大切な事です。ですが、英単語を書き写す以上に大切なことがあります。それは英単語を読めるようにすることです。ネイティブのような発音までを身に付けろとまでは言いませんが、少なくとも全く読めないものは書けないし覚えることも出来ません。しかし英単語が読めない状態にも関わらず必死に書いて覚えようとする方は少なくありません。ノートを見返してみるとノートにはたくさんの英単語が書かれていて英語学習を頑張ったと感じます。でも、まったく覚えられていないのであれば英語学習をどれだけしても意味がありません。何時間も必死に英単語を書き写しても英単語が覚えられないのであれば自然と英語学習におけるモチベーションは下がります。英単語を覚えるために声に出して読めるようになりましょう。正しい読み方をマスターしてブツブツと呪文を唱えるようにして英単語を読めるようになるのが英単語を覚える近道です。