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受け身(受動態)とは
「受け身では(〜される)という表現ができる」
受け身は、「~される」という表現をする英文法のことを指します。尚、受け身と受動態は同じ意味になります。
例えば、「彼女はみんなに愛されています」や「この本はお店で売られています」といった表現が受け身によって表現できるようになります。
動名詞の基礎例文
このページでは以下のような受け身を使った英文を理解できるようになります。
[肯定文]
This house was built 50 years ago.
この家は50年前に建てられた
[否定文]
They are not invited to the party.
彼らはパーティーに招待されていません
[疑問文]
Is English spoken in your country?
あなたの国で英語は話されていますか?
受け身(受動態)の使い方
「肯定文・否定文・疑問文の形をまずは覚えよう」
受け身(受動態)を使った英文は、以下のような語順になるルールがあります。まずは以下ルールを暗記して、受け身の理解を深めていきましょう。
受け身の語順_
・ 受け身の肯定文
主語+be動詞+過去分詞 ~ by+人.
・ 受け身の否定文
主語+be動詞+not+過去分詞 ~ by+人.
・ 受け身の疑問文
be動詞+主語+過去分詞 ~ by+人?
受け身(受動態)の肯定文
受け身は「主語+be動詞+過去分詞…」の形になり、主語を過去分詞で説明します。
過去分詞とは、動詞の活用形の1つです。
例えば「書く」という動詞は「現在形 : write / 過去形 : wrote」ですが、過去分詞形は written という形に変化します。
以下英文の主語は This book で、「be動詞+過去分詞」で「主語が~される」という受け身を表現できるので、This book(この本)が is written(書かれた)という意味になります。
This book is written in English.
この本は英語で書かれています
同様に、主語の This computer が is used(使われた)という関係になっていることを以下英文からは読み取れます。
This computer is used by me.
このコンピューターは私に使われます。
受け身(受動態)の疑問文
受け身の疑問文は「〜されてますか?」という意味をもつ疑問文になります。
受け身の疑問文は「be動詞 / have / will」などが文頭に置かれ、基本形の語順は「be動詞+主語+過去分詞 ~ by+人?」になります。
以下で紹介している英文は「be動詞+主語+過去分詞?」の形になるように、be動詞の is を前に出し、過去分詞(written)にすることで受け身のニュアンスを持つ疑問文をつくっています。
Is this book written in English?
この本は英語で書かれてますか?
Was the room cleaned by him?
その部屋は彼に掃除されたのですか?
受け身の否定文
受け身の否定文では not が使われ、「~されていない」という意味を表します。
語順は「主語+be動詞+not+過去分詞」です。
This book is not written in English.
この本は英語で書かれていない。
The car is not broken down.
車は壊されていない。
My house was not built last year.
私の家は去年建てられてない。
まとめ
「時制に注意して受け身の語順を守ろう」
ここでは、中学2年生の英文法で習う[受け身(受動態)]を説明しました。おさらいですが、下の枠内は必ず暗記してください。
◆ 受け身の肯定文
主語+be動詞+過去分詞+〜 by+人.
◆ 受け身の否定文
主語+be動詞+not+過去分詞+〜 by+人.
◆ 受け身の疑問文
be動詞+主語+過去分詞+〜 by+人?
受け身に関するよくある質問&解答
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