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現在完了形[経験]の用法
「今までにしたこと・経験したことを表す」
「私はアメリカに行った事がある」のように、過去から現在までの経験を表現したいときに使います。
訳は「〜したことがある」のようになり、現在完了「継続、完了、結果、経験」の中で一番理解しやすい英文法になります。
では現在完了形 経験の基礎英文を紹介します。
[肯定文]
I have been to the US.
私はアメリカに行ったことがある。
この英文にあるような「have been to+場所」は、現在完了形の経験を表す代表的な書き方です。
国・地域などの場所に関する英単語と現在完了が書いてあったら、「現在完了 経験」をまずは疑いましょう。
次に、否定文と疑問文も紹介します。
否定文は「have not+現在完了」の形にします。
[否定文]
I have not been to the US.
私はアメリカに行ったことがある。
疑問文は have を文頭に出します。尚、主語が「私」のままですと変な意味になるので、「you」に変更します。
[疑問文]
Have you been to the US?
∟ Yes, I have.
∟ No, I have not.
私はアメリカに行ったことがある。
∟ はい、行ったことがあります。
∟ いいえ、行ったことがありません。
現在完了形[経験]でよく使われる単語・イディオム
「現在完了形の経験を学ぶ上で非常に重要な単語やイディオム」
ここでは、現在完了形の経験でよく使われるイディオムを紹介します。
現在完了を勉強する上で、覚えていないと話にならないぐらい重要な単語ですので、是非覚えて下さい。
before「以前」
before は、ほとんどのパターンで文末に記載されます。
He has met Yuki before.
彼は以前、ユキにあったことがあります。
yet「まだ、もう」
否定文で使われ、たいていは文末に置かれます。
Taku has not finished his homework yet.
タクはまだ宿題を終えていない。
ever「かつて、今までに」
疑問文で用いられ、過去分詞の直前に置かれます。
Have you ever met him?
(今までに)彼に会ったことある?
答え方は、これまで通りの現在完了の答え方と同じです。
Yes, I have.
はい、会ったことがあります。
No, I have not.
いいえ、会ったことはありません。
never「1度も〜ない」
否定の意味が含まれる単語ですので、never not などの形にしないように注意して下さい。
過去分詞の直前に置き、never を用いると否定文になります。
I have never driven a car in my life.
私は人生で一度も運転をしたことがありません。
How often+現在完了の疑問文「(これまでに)何回〜」
これまでの経験頻度を訪ねる疑問文です。
How often have you visited Osaka?
大阪に何回訪問したことがありますか?
答え方は、文章で答えても、回数だけ述べてもどちらでも問題ありません。
I have visited Osaka once.
私は1回大阪に行ったことがあります。
Once.
1回です。
行った事がない場合は、以下のようにnever を使うなどの回答方法があります。
I have never been to Osaka.
私は大阪に行ったことが1回もありません
I have not been to Osaka.
私は大阪に行ったことがありません。
ここで、もう一つ覚えておかないといけないのが、回数を表す表現です。回数を表す表現は「数字+times」を使いますが、1回ならば time のように単数のまま記載して下さい。
回数を表す表現_
1回 | one time [= once] |
2回 | two times [= twice] |
3回 | three times |