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第5文型とは?
「S+V+O+C(主語+動詞+目的語+補語)をまずは覚えよう」
第5文型とは「S+V+O+C(主語+動詞+目的語+補語)」の形をとる英文のことで「O=C」になるのが特徴です。
第4文型の直接目的語(O2)が補語(C)に変わった文型で、第4文型と間違える方が多いですが、第4文型が「O1≠O2」だったのに対し、第5文型では「O=C」となる点を意識しておけば、より理解が早いでしょう。
ちなみに「Let’s 〜.」「There is 〜.」も第5文型です。
では、第5文型について詳しく説明していきます。
第5文型の特徴_
語順:S+V+O+C(主語+動詞+目的語+補語)
訳 :SはOがCするのを~する / SはOをCだと~する
特徴:「O=C」の関係となる
We named our son Jun.
私たちは息子をジュンと名付けた。
この英文は「O : our son=C : Jun」になっていますので、第5文型という事がわかります。
He made her angry.
彼は彼女を怒らせた。
この英文も「O : her=C : angry」になっていますので、第5文型という事がわかります。
第5文型で使われる動詞
「ある程度パターンが決まった動詞が使われる!」
第5文型(S+V+O+C)で使われる動詞は、ある程度パターンが決まっていますので、ここではそのパターンに当てはまる4つを紹介します。
使役動詞
まずは使役動詞をご紹介します。
すべて「~させる」という意味で使われますがニュアンスが異なります。
make は「無理やりさせる」というニュアンスになります。
have は無理やりな感じはなく「(当然してもらえる間柄だから)させる」のニュアンスになります。
let は許可のニュアンスで「させてあげる」になります。
V+O+C | 意味 |
---|---|
make O+C | OにCさせる |
have O+C | OにCさせる |
let O+C | OにCさせる |
This song made him a famous singer.
この歌が、彼を有名な歌手にした。
I had her cut my hair.
私は、彼女に髪を切ってもらった
I’ll let him do so.
私は彼にそれをさせます。
思考に関する動詞
第5文型(S+V+O+C)で使われる思考の意味を含む代表的な動詞とその訳です。
ここでは5つをご紹介します。
V+O+C | 意味 |
---|---|
believe O+C | O=Cだと信じる |
consider O+C | O=Cだと思う |
find O+C | O=Cだと分かる |
prove O+C | O=Cだと証明する |
think O+C | O=Cだと思う |
I believe him innocent.
私は彼を無実だと信じている
I found it true.
私はそれが真実だとわかりました。
He thinks himself so cool.
彼は自分をとてもカッコいいと思っている。
また、以下のように 前置詞 as を用いて「O=C」とし、第5文型とすることもできます。
as の後ろには名詞はもちろんですが、「形容詞」「-ing」「過去分詞形」も置けます。本来は前置詞の後ろには「名詞」が置かれますが、この場合「as ~(~として)」と訳し、as も含め名詞句のように働きます。
V+O+C | 意味 |
---|---|
look on O as C | O=Cだと見なす |
regard O as C | O=Cだと見なす |
see O as C | O=Cだと見なす |
think of O as C | OがCだと見なす、思う |
view O as C | O=Cだと見なす |
I look on her as my best friend.
私は彼女のことを親友だと思っている。
知覚動詞 5個
第5文型(S+V+O+C)で使われる知覚動詞とその訳です。
ここでは5つをご紹介します。
V+O+C | 意味 |
---|---|
feel O+C | OがCの状態だと感じる |
hear O+C | OがCの状態だと聞く |
listen to O+C | OがCの状態だと聴く |
see O+C | Cの状態のOを見る |
watch O+C | Cの状態のOを観る |
They heard a woman shrill somewhere.
どこかで女性の悲鳴が聞こえた。
I feel my heart beating fast with joy.
嬉しさで鼓動が速く鳴っているのを感じる。
I listened to him play the piano.
私は彼がピアノを弾いているのを聴いた。
状態を変えたり維持したりする動詞
第5文型(S+V+O+C)で使われる状態を変えたり維持したりする動詞とその訳です。
ここでは12個をご紹介します。
V+O+C | 意味 |
---|---|
set O+C | OをCの状態に(セット)する |
drive O+C | OをCの状態にする |
get O+C | OをCの状態にする |
have O+C | OをCにする |
hold O+C | OをCの状態にしておく |
keep O+C | OをCに保つ |
knock O+C | (打って)OをCの状態にする |
lay O+C | OをCの(横になった)状態にする |
leave O+C | OをCの状態のままにする |
push O+C | (押して)OをCの状態にする |
set O+C | OをCの状態に(セット)する |
turn O+C | OをCの状態に変える。 |
You have to keep your room clean.
部屋はきれいにしておきなさい。
Don’t leave the light on.
電気をついたままにしてないで。
その他の動詞 5個
第5文型(S+V+O+C)で使われるこれまでのカテゴリに分類されない動詞です。
ここでは5つをご紹介します。
V+O+C | 意味 |
---|---|
appoint O+C | OをCに任命(指名)する |
call O+C | OをCと呼ぶ |
color O+C | OをC(色)に塗る |
name O+C | OをCと名付ける |
paint O+C | OをCに塗る |
We named our son Jun.
私たちは息子をジュンと名付けた。
We call him Thibi.
私たちは彼をチビと呼びます。
I’m going to have my hair colored.
髪を染める予定です。
基本5文型の復習まとめ
「最後に5文型全てを復習しましょう」
第一文型は、主語と動詞のみの文章です。
He runs.
彼は走る。
第二文型では、主語と動詞に補語がついた形です。 補語は 「主語が何か、どういう状態か」などを説明します。
He is busy.
彼は忙しい。
第三文型は、主語と動詞に目的語がついた形です。 目的語の「何を」が無いと不自然なものはだいたいこの形です。
I have an iPhone.
iPhoneを持っている。
第四文型は、主語と動詞のあとに目的語が2つ並びます。 目的語は「誰に」「何 「を」の順番に並べます。
He gave me a present.
彼は私にプレゼントをくれた。
第五文型は、主語と動詞のあとに目的語と補語 がついた形です。 目的語と補語がイコールの関係です。
He makes me happy.
彼は私を幸せにする。
5文型に関するよくある質問&解答
「5文型」の単元で不明点があればこちらから
PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、5文型に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。
中学生英語 英単語の覚え方!!
英語を習得するうえで英単語を覚えるこは必須事項になります。ですが、英単語を覚えるのはとても大変。そこで効率的に英単語が覚えられる学習法を紹介したいと思います。英単語を効率的に覚えるためのポイントは目と耳を両方使って英単語を覚えることです。英単語を書いて覚えようとする方は非常に多いです。手の動きと視覚情報のみで覚えようとするととても時間がかかってしまい非効率なのです。そこで書いて覚えるだけでは無く、同時に耳も使って覚えて欲しいのです。つまり英単語を書きながら正しい発音で読み上げながら覚える方法です。今までの学習法にただ、読み上げる行為をプラスしただけですが、効率が圧倒的に変わってきます。また、耳を鍛える事で英単語を覚えながら同時にリスニング力も鍛えられるのです。この時に発音やアクセントの位置を意識しながら行う事でより効果的に英単語を覚えることが出来ます。中学生の定期テストでは珍しいですが、高校入試や大学受験などではアクセントや発音の問題もよく出題されます。英単語を覚える時に同時に覚える事で後で苦労しないで済むので余裕がある方は発音やアクセントの位置も意識して英単語学習に望んで下さい。