Actually : 実際は
「予想に反する事実を述べたいシーンで使われる」
最もスタンダードな使われ方で「Actually : 実際は」という意味になり、予想や見かけに反する事実を述べる際に用いられます。
よく使われるシーンとしては、年齢を当てる時などがその代表格です。
Are you 20 years old?
20歳ですか?
などがあり、他には何か考え中の時に次のように使われます。
No, I’m actually 30.
いや違うんです。実は30歳です
Actually : なぜか、思ってたよりも
「なんでそうなるのか分からないシーンで使われる」
1つ目の「Actually : 実際は」の用法に似ていますが、1つ目の用法は明確な答えが後ろに続きます。 しかし「Actually : なぜか、思ってたよりも」は不思議だなとか何でそうなるのか分からないという感情が入ります。
I’m breaking up with my boyfriend of 3 years. But I’m actually not that sad.
3年付き合った彼氏と別れるんだけど、(不思議なことに)なぜか悲しくないんだよね
I’ve always hated the taste of banana. But I actually love it now.
バナナの味がずっと嫌いだったのに、(不思議なことに)今はなぜが好きなんだよね
Actually : 本当に、マジで
「行ったり行われた行動を強調したいシーンで使われる」
「Actually : 本当に、マジで」は実際に起きたことや見たこと、やった行動を強調するために使われます。この用法は really と置き換えることができるのが1つのポイントになります。
例えば、ネッシーを見たという人に、「本当にネッシーなんて見たの?」と質問をした場合に次のように使えます。
Yes! I actually saw it!
うん。マジでそれを見たんだよ
In this pouring rain, she actually went to the concert.
土砂降りの中、彼女はマジでコンサートに行ったんだって
I’m actually in love with you.
本当に大好き
ただし注意点があり、これら例文の actually の位置を文頭においてしまうと「実際は」という意味になってしまいます。
この点は気を付けるようにして下さい。
Actually, I’m in love with you.
実際にはあなたのこと好きだよ
Actually : やっぱり
「レストランで注文を変更するシーンなどで使われる」
この用法は気が変わった時のように「AじゃなくてやっぱりBにします」のようなシーンで使われます。
例えば、これからみんなでやろうと思っていたことを後回しにするような場合に以下のような英文になります。
Actually let’s do this later.
やっぱり後でこれをしよう
他にはレストランに入って、ハンバーガーを注文しようと思って注文しかけたけど「やっぱりサンドイッチ」みたいなシーンで以下のようになります。
Actually I want a sandwich, not a hamburger.
ハンバーガーじゃなくてやっぱりサンドイッチにする
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
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