手の指の場合
「8 fingers and 2 thumbs」
早速ですが、それぞれの英語での表し方を紹介します。
親指 | thumb |
人差し指 | index finger |
中指 | middle finger |
薬指 | ring finger |
小指 | little finger / pinky |
このように英語では「人差し指~小指」と「親指(thumb)」のように4本の指と親指で構成されています。
ですので概念的には指は10本ではなく 8 fingers and 2 thumbs(8本の指と2本の親指)になります。
なぜこのような概念になるのかと言うと、間接の数の違いにあり、英語で指と呼ばれるものは関節が3つあるのに対し、親指だけ関節が2つしかありません。
ですので、人差し指~小指は finger と言う名称がついているのに対し、親指は finger という名称がついていないのです。
ただ、これは英語としての概念的な話ですので、一般的に指は何本ですかと聞くと「5本」ないし「10本」という答えは返ってきます。
足の指の場合
「toes」
では足の指の場合も同様かと言うとそうではありません。
実は足の指に対しては指という数え方はしないのです。
足の指の場合は全て Toe もしくは Toes と呼び、thumb toe や ring toe という呼び方はせず、通じるとしたら、big toe(足の親指)と little toe(足の小指)ぐらいで、基本的には全て Toe で表します。
※複数の場合は Toes です。
ですのでバレーシューズが Toe shoes と呼ばれるのも同じ理由になり「足の指のシューズ」という意味になるのです。
そんな中でもあえて足の指の「人差し指~薬指」をそれぞれ表現したい場合は以下のようにすると通じる場合もあります。
足の親指 | big toe |
足の人差し指 | second toe |
足の中指 | third toe |
足の薬指 | fourth toe |
足の小指 | little toe |
また、Toe に関する注意点があり、ここまでは指の事を指していましたが、「つま先」という意味もあります。
I hit my toe.
つま先ぶつけた
ですので、文脈によって「つま先」か「足の指」かを判断する必要があります。
- 幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
- 某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
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