also
「若干フォーマルな印象がある」
also のニュアンスは、日常会話で使うにはちょっと硬いイメージの英語だなという印象をネイティブは持っています。そのため also はビジネスシーンや初対面な人、もしくは書き言葉に対してつかわれることが多いです。
also の代わりに日常生活で使えるフレーズは too となり、この点についても覚えて置いてください。
また、also は文頭、文中、文末のどこに置いてもいいのですが、置く場所によって意味が変わってしまいます。そのパターンは2つあり注意が必要ですので必ず覚えておきましょう。
also の位置
パターン①
文頭と文末
also の位置
パターン②
文中
Also, I liked the car.
(=I liked the car also.)
私はその車も好きです。
Also は文頭でも文末でも意味は通じますが、文頭に置かれる方が一般的になります。
この英文は、もともと車の話をしていてAの車も好き、Bの車も好きというイメージになります。
I also liked the car.
私もその車が好きです。
車自体は1個の事を指しているのですが、それを好きな人は増えたというイメージになります。
また、文中の Also を置く位置は、一般動詞やBe動詞、助動詞が使われているかによっても変わります。
一般動詞 | 主語と動詞の間 | I also like ~ |
Be動詞 | Be動詞の後ろ | I am also ~ |
助動詞 | 助動詞の後ろ | I can also ~ |
Too
「日常会話でよく使いカジュアルな印象がある」
Too は「~も」という意味で使われ、とてもカジュアルな印象があります。そのため日常会話で1番使われる一般的な言葉になっています。
また、書き言葉にも使われることはありますが、書き言葉では Also, As well を使うのがより一般的です。
Too を置く場所については、文頭では用いることはできませんが、文中や文末どちらに置くこともでき、文中の too を置く位置は、一般動詞やBe動詞、助動詞のどれが使われていても必ず主語の後ろに置かれます。
一般動詞 | 主語の後ろ | I too like ~ |
Be動詞 | 主語の後ろ | I too am ~ |
助動詞 | 主語の後ろ | I too can ~ |
さらに、Also と同じく文中と文末のどちらに置くかによって意味が変わってきます。但し、実際にネイティブが Too を使う場合は、文末に置いて文脈から意味を理解してもらう場合が一般的となっています。
上記はあくまでも英文法上きれいな英語だと考えて下さい。
では実際に英文で見ていきましょう。
お姉ちゃんがパパに車を買ってもらい、妹の私が言う言葉です。
I too wanna car.
私も車が欲しい
次の例文はバイクを買ってもらってさらに車も欲しいというシーンです。
I wanna car too.
私は車も欲しい
本来は「~も」とかけたい名詞の直後に置くのがベストなのですが、このような表現をする時に一般的には名詞が一番後ろにくるのですが、文が長くなる場合は文の中に入ることもありますが、実際にはそんなに長い文を口語で言うことは無いので上記内容で覚えておくといいでしょう。
As well
「最もフォーマルな響きを感じる」
As well はイギリス英語でよく使われてる印象が強いです。アメリカ英語で As well を使うには日常英語としては固すぎる印象があり、「~も」という意味ではあるのですが、さらに正しいニュアンスで訳すと「~も同様に」のようにフォーマルな響きがあります。
書き言葉では目にする機会はどちらでもあります。
また、As well の使い方はすごく簡単で文末だけに置かれると覚えておきましょう。
I liked the car as well.
私も同様にその車が好きです。
また、レストランで同じメニューを注文した時に「私も同様に同じモノを下さい」と言いたい時は以下のようになります。
I’ll have the same thing as well.
私も同様に同じモノを下さい
- Shizu-treat 先生による執筆
- 現在貿易業務に携わりつつ、英語関連の執筆業務を行っている「Shizu-treat 先生」です。アジアや欧米の国々向けの産業用機器や原材料の輸出をメインに取り扱っている会社で英語を使用した実務を行っています。英語の資格としては、TOEIC 870点・英検準1級・貿易実務検定を取得し、留学経験はないものの、独学で300点代からスコアアップされた経験を活かした仕事をしています。また、現在も英語の勉強は趣味と豪語されており、TOEIC900点以上と英検1級取得を目標に、英会話のレベルアップにも励んでいます。
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