Kind of : どんな
「どんな種類の と言う意味で使われる Kind of」
Kind は「種類」という意味なのは皆さんご存じだと思いますが、Kind of で「どんな種類の」という意味になります。
What’s your favorite kind of chocolate?
どんな種類のチョコレートが好きなの?
また、面白い使い方としては以下のような形になります。
以下の英文は例えば子供に野菜を食べさせない親について、親の両親が言います。
What kind of parent are you?
どんな親なの?あなた(親としてそれは違うだろ)
その他に自分(彼女)を大切にしてくれない男性に対しては次のように言えます。
What kind of men are you?
どんな男なんだよ!あなた(男としてそれは違うだろ)
このように What kind of 名詞(一体どんな~なんだ!)のように、名詞に置かれる語句が常識とかけ離れている時に使えますので、便利フレーズとして是非覚えておいてください。
Kind of : なんか
「日本人が口癖のようにつかうなんかと全く同じ」
この用法はすごくよく使います。日本人もことあるごとに「なんか」と言ってる人がいますが、まさにそれで表現を曖昧にしたり、考えている風に表現するときに使います。
例えば、「なんか疲れちゃったな」「あの子なんかかわいいね」などです。
I’m kinda tired.
私なんか疲れてる
She is kinda cute.
彼女なんかかわいいね
Kind of like : ~のような
「ちょっと漠然とした Like」
この用法は例えを表す表現で「~のような」や「~みたいな」という意味で使われます。
また、よく Like(~のような)と使い方が似ており、対比して例文を見てみましょう。
He looks like Kimutaku.
彼はキムタクに似ている
He looks kind of like Kimutaku.
彼はキムタクのような感じだかな
上の文ははっきりとキムタクの目鼻立ちや体系などを覚えており単純にキムタクのように見える・似ているというニュアンスで、下の文はぼんやりとしかキムタクの事おぼえてなくてはっきり分からないけど、なんとなくにているような気がするみたいなアバウトな印象があります。
つまり、Kind of like はより比較対象の基がぼんやりしているイメージになります。
Hawaii to Americans is kinda like Okinawa to Japanese.
アメリカ人にとってのハワイは、日本人にとっての沖縄のようなものだよ
沖縄に行ったことない人が話していると思うといいでしょう。逆にハワイも詳しいし、沖縄にも詳しいという人はつぎのように言います。
Hawaii to the Americans is like Okinawa to the Japanese.
アメリカ人にとってのハワイは、日本人にとっての沖縄のようなものです。
- 現役国立大学生のsky先生による執筆
- 国公立大学の理学部生物科学科に在学中のSky先生による執筆記事です。現在は英語の家庭教師をしつつ、ライターとして海外文化の情報を配信されており、保有資格はTOEIC スコア 930点取得、 TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages) 英検準1級と現役大学生の中でも特に英語の造形に優れています。
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