I like you. の本質
「like が持つ正しいニュアンスを理解しましょう」
Like のイメージは、この人と一緒にいたら楽しいやこの人と一緒にいるのが好きそういうニュアンスを相手に伝えているニュアンスになり、上述させて頂きましたが、シーンによっては相手に勘違いをさせてしまいます。
そのため、友達として好きだよと言いたい場合は、きちんと以下のように言うといいでしょう。
I like you as a friend.
友達として好きだよ
めったやたらに I like you. と言いすぎると勘違いさせてしまうこともありますので注意して下さい。
I love you. の本質
「love が持つ正しいニュアンスを理解しましょう」
まだ告白をしないといけないような関係の人には一般的に I love you. は使わないほうがいいです。
I love you. というのはその人がいないと生きていけないような相手に対して使い、深い感情をこめて言います。
ですので、何か月も付き合っているカップルでもまだ言わないという認識をしている方が多いようなフレーズです。
例えば子供を二人生んで、子供たちが巣立って、巣だった日の夜に夫婦でコーヒーを飲んでいる時に、子供は巣立つけど夫婦はこれからも寄り添い生きていくみたいなときに I love you. と言うと違和感は全くありません。
または、すごく仲のいい友達同士ですと、友達同士という前提があり、その前提の中で Love を使う事もあります。
つまり、一般的に私たちが思っているよりも I love you. は重たい言葉で、一度 I love you. と言ったらその後も続けて言う分には違和感を感じないのですが、なによりも最初に I love you. と伝える時にすごく大きな壁があると考えて下さい。
まとめ
「Not と more than, less than の関係性を知ろう」
Like は Love に比べて軽めと言うのは、私たち日本人が思っているニュアンスと合ってはいるのですが、あなたと一緒にいたら楽しいみたいに、恋愛感情のある恋人関係に進めていきたい時にも使えたり、相手の人となりや性格、趣味が合うようなカジュアルな好きという言う場合にも使えます。
だからこそシーンや言い方によって伝わる内容が変わってしまうので言い方に気を付けて下さい。
一方で、Love はより深い愛を意味し本当の意味で軽々しく使えない場合と、大親友に使うような Like の強化版の2パターンに分かれます。
ですので、仮にこれから付き合いたいような異性に対して Love を使ってしまうと、逆説的に友達としてかな?と思われてしまい、Like を使うと付き合いたいと思われてしまうことがあるという事です。
- Shizu-treat 先生による執筆
- 現在貿易業務に携わりつつ、英語関連の執筆業務を行っている「Shizu-treat 先生」です。アジアや欧米の国々向けの産業用機器や原材料の輸出をメインに取り扱っている会社で英語を使用した実務を行っています。英語の資格としては、TOEIC 870点・英検準1級・貿易実務検定を取得し、留学経験はないものの、独学で300点代からスコアアップされた経験を活かした仕事をしています。また、現在も英語の勉強は趣味と豪語されており、TOEIC900点以上と英検1級取得を目標に、英会話のレベルアップにも励んでいます。
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