なぜ「I`m very hungry.」とネイティブは使わないの?
決して間違っているわけではないですが、なぜ「I`m very hungry.」よりも別の英語をよく使われるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
「very」には客観的なイメージがあるからです。
これだけではよく分からないですよね。
具体的な例をあげます。
「Very cute.」というと、とっても可愛いという意味ですね。
ですが、自分が可愛いと思ってるというよりは、世間的に、客観的に可愛いと言っているイメージになります。
You’re very cute!
あなたとても可愛いですね。
ですので、「I`m very hungry.」のように主観的に「すごくお腹が空いている」と伝えたいときにはやや不自然に聞こえてしまいます。
代わりにネイティブがよく使う英語はコレ!
「very」と同様にとてもなどと伝えたいけど、さらに主観的に伝えたい場合に用いるのが「really」や「so」です。
これなら、主観的に気持ちを伝えられます。
I’m really hungry.
本当にお腹が空いた!
I’m so hungry.
すごくお腹が空いた!
どうでしたか?せっかく習った英語をより正しい形で使えるようにするにはこういうちょっとした知識でできちゃいます。学校で習った英語+アルファという形でさらに英語を磨き続けて周りと差をつけましょう。
- アメリカ在住 QQQ先生による執筆
- 米国大学に4年間留学し、現在は研究職に就いているQQQ先生の執筆記事です。大学では航空工学専攻して理系全般のことをすべて英語で学んだ経験から、学術英語などに造詣の深い方です。趣味は筋トレで「大学時代に筋トレを始めて5年以上継続中。週に5日は最低行きます。」という筋トレ好きでもあります。
1日の学習時間の目標は4分!!
社会人になって英語を学習しようと考えている人は意外と多い。でも、日頃から学習をする習慣が身に付いていない人が急に英語を学習しても続かない。その原因はハードルを高く設定し過ぎているからかもしれません。毎日、1時間以上学習する。毎日、英単語を100個覚える。毎日、英文の翻訳をテキスト10ページする。最初は学習意欲がみなぎっているので行えるかもしれませんが、しだいに面倒になったり、やりたくないとネガティブな考えになっていきます。どんどん学習意欲も無くなり、学習すること自体辞めてしまいます。そこで学習を習慣にしている人が行う方法として最初の4分間だけ学習する方法があります。しかも4分間で学習する内容は極めてハードルの低い目標にするのがベストだと言います。4分間で英単語を1個覚える。4分間でテキストを1ページだけ読む。4分間で問題集の問1だけ解いてみる。これならネガティブな感情が湧いてこないので毎日でもできそうです。そしてこれらはどんなに疲れている時でも、眠たい時でも、学習をする気分になれない時でも行うのだと言います。そうする事で自然と学習習慣が身に付いてくるそう。また、目標を毎日達成している事でやる気や記憶力を高めてくれるドーパミンと言うホルモンが分泌されるそう。ドーパミンの働きによって学習意欲を損なうことが無く長期的に学習を行うこともできるメリットもあるそうです。学習はロールプレイングゲームと一緒。最初は地味なレベルを上げる作業ですが、レベルが上がると自然と学習を楽しめるようになるそうです。英語取得を最終目標に、短期目標をして4分間の学習を行って下さい。最初は地味な作業かもしれませんが、自然と英語を学習する楽しさに気づいて英語を習得できるようになるはずです。
この記事へのコメントはありません。