Can I make an appointment for this Thursday?
今週木曜日の診察の予約を取れますか?
まずは、診察の予約希望日時を決めてから予約を取りましょう。
病院の予約をする際には ”appointment” を使います。ホテルや飛行機の予約は ”booking” を使うので注意が必要です。そのため
Can I make an appointment for 希望日?
というフレーズを覚えておきましょう。 他にも
I would like to make an appointment for 希望日.
という言い方もできます。 どちらも予約をする際に使えるフレーズなので覚えておくと便利です。
急に診察が必要になった時
海外で急な体調悪化はとても不安!緊急連絡先はかならず常時持っておこう
Could I see a doctor today?
今日診てもらうことはできますか?
あまりない状況かもしれませんが、急に調子が悪くなった時に使えるフレーズです。
ちなみに、病院に直接行くときには
walk-in
予約なしの、飛び込みの
という言葉が使われます。また、例文のように、
see a doctor
医者に診てもらう、医者の診察を受ける
というフレーズはよく使われます。 “Hospital” という病院を表す名詞もありますが、”see a doctor”の方が一般的な診療に行く際に使われますので覚えておきましょう。
診療科一覧
内科:Internal Medicine
神経外科:Neurosurgery
外科:Surgery
皮膚科:Dermatology
整形外科:Orthopedics
眼科:Ophthalmology
小児科:Pediatrics
泌尿器科:Urology
神経科:Neurology
産婦人科:Obstetrics and Gynecology
形成外科:Plastic Surgery
歯科:Dentistry
循環器内科:Cardiovascular Internal Medicine
耳鼻咽喉科:Otolaryngology
呼吸器内科:Respiratory Tract Medicine
精神科:Psychiatry
病院の受付で
病院内はみんな忙しいので、スムーズなやり取りを
Hi, I’m Yuki. I have an appointment at 11am.
ユキです。11時に予約しているものですが。
日本の病院に行ったときと同様、受付で名前と予約していた時間を伝えましょう。
そして、受付では初診であるかどうかを聞かれることもあります。
初診である場合は ”first visit”、2回目の来院である場合は ”second visit” と言うことができますので覚えておくと安心です。また、
Please fill in the medical questionnaire.
問診票を記入して下さい。
と言われ、問診表の記入をお願いされるはずです。 それに合わせて健康保険証の提出を求められると思うので、保険証の提出準備もしておくとスムーズに受付を完了することができます。
症状を伝える時に使えるフレーズと病名
正しい診断をしてもらうためにも自分の症状や持病は把握しよう
”I have ~.” で的確な症状を伝えよう
I have a bad headache.
ひどい頭痛がします。
まず症状を伝える時に覚えておきたいのが ”I have ~.” です。(※ここでの ”have” は ”get” に置き換えても大丈夫です。 )
この表現を使うことによって、どのような体調の悪さを持っているのか伝えることができます。 例文にある “headache(頭痛)” の部分を以下の単語に置き換えて自分の症状を伝えられるようにしましょう。
I have に続く症状一覧
a headache: 頭痛
a sore throat: 喉の痛み
a stomachache: 腹痛
a sore muscles: 筋肉痛
a toothache: 歯痛
a backache:背中(腰)痛
a runny nose: 鼻水
a stuffy nose: 鼻がつまる
diarrhea: 下痢
constipation: 便秘
dizzy: めまい
palpitations: 動悸
nauseous: 吐き気
a fever: 熱
cough: 咳
hay fever: 花粉症
chill: 寒気
”I feel ~.” で漠然とした症状を伝えよう
I feel feverish.
なんか熱っぽい気がします。
次に紹介するのが ”I feel ~.” というフレーズです。 “I have ~” と同様に、自分の体調を伝える時に使われる常用フレーズです。
自分でも症状があまりわからない、ただ、どこか調子が悪いという場合に使うことができます。 こちらも”feel”の後に使える単語を紹介しておきますので、合わせて覚えておくと便利です。
I feel に続く症状一覧
sick: 気分が悪い
dizzy: 目まい
nauseous: 吐き気
weak: だるい
chilly: 寒気
Fatigue: 疲労感
Smothered: 息苦しい
out of it:ぼーっとした
外傷や痛みの伝え方
My right shoulder hurts.
右目が痛いです。
外傷や痛みを感じている部分が明らかな場合などは”hurt(s)”がよく使われます。
どこが痛いのかを伝えるためにも、身体の部位の名前を知っておくことは大事です。
患部一覧
目: eye
まぶた: eyelid
鼻: nose
鼻の穴: nostril
口: mouth
歯: tooth
唇: lip
舌: tongue
頬: cheek
あご: chin
耳: ear
頭: head
こめかみ: temple
脳: brain
首: neck
のど: throat
胸: chest
乳房: breast
乳首: nipple
心臓: heart
肺: lung
鎖骨: collarbone
胴: torso
腹・お腹・胃: stomach
肝臓: liver
腸: colon
背中: back
腰: lower back
肩甲骨: shoulder blade
背骨: backbone
肩: shoulder
脇の下: armpit
腕 arm
肘: elbow
手首: wrist
手 hand
指: finger
足(足首から太もも): legs
太もも: thigh
ひざ: knee
すね: shin
足(足首からつま先): foot
足首: ankle
かかと: heel
お尻 buttock
肛門: anus
ふくらはぎ: calf
足首: ankle
その他代表的な症状例
よくある症状は英語で暗記しましょう
少し細かい症状を伝えるために、以下のようなフレーズも使えるようにしておくと安心です。
My left hand is numb.
左手が痺れています。
I am short of breath.
呼吸がしにくいです。
My ears are ringing.
耳鳴りがします。
I cannot sleep well.
よく眠れません。
他にも説明がしにくい症状である場合は、事前に単語だけでも覚えておくとスムーズに症状を伝えられます。
いつから症状があるのか伝える
正しい診断の一つの判断は時間軸にある!正しい症状の伝達を
I’ve had a stomachache since last night.
昨日の夜からお腹が痛いです。
病状を伝えた後に、医者から色々と質問がされると思います。
その時に必ず言えるようにしておきたいのが、いつからその症状が続いているのか。
その症状のある期間を伝える時に覚えておきたいのが ”since ~” です。
例文のように ”since” の後に ”last night” とつけることで、昨日から症状が続いていることを伝えられます。
また、”since this Monday” や ”since last Tuesday” のように、どの曜日から体調が悪いのか伝えられるようにしておくことも重要です。
I’ve had a headache for 3 days.
3日間頭が痛いです。
先に紹介した ”since” の他に、”for ~” という表現も使えます。 例文のように、”for 3 days” は3日間という意味になり、症状を抱えている期間が明確な場合は使いやすいと思います。
どちらの表現でも問題ありませんが、”When” を聞かれた場合は”since”を使う、”How long” を使われた場合は ”for” で答えるなど決めておいてもいいかもしれません。
服用している薬や持病がある
服用している薬は必ず先生に伝えましょう
I have been taking headache medicine.
私は頭痛薬を服用しています。
薬を服用しているときに使われるフレーズが”I have been taking ~.”です。 もちろん、服用している薬の名前をそのまま伝えることもできますが、薬自体を持って行っておくと I have been taking this medicine.” または、”I take this medicine.” だけでも通じます。
I have a chronic disease.
持病があります。
持病がある場合には、上の例文のように持病を持っていることを事前に伝えておきましょう。
“Chronic disease” で持病という意味になります。
また、持病の種類(名前)も覚えておくとよいでしょう。
持病一覧_
Gastroenteritis: 胃腸炎
Hepatitis: 肝炎
Arthritis: 関節炎
Insomnia: 不眠症
Depression: うつ病
Cancer: 癌 (がん)
HIV/AIDS: エイズ
TB/Tuberculosis: 結核
Asthma: 喘息
Gout: 痛風
Anemia: 貧血
High Blood Pressure: 高血圧
Low blood pressure: 低血圧
Diabetic / Diabetes: 糖尿病
Fibroids: 子宮筋腫
Cardiovascular Disease: 循環器疾患
Alzheimer’s Disease: アルツハイマー病
Parkinson’s Disease: パーキンソン病
Chlamydia: クラミジア
Syphilis: 梅毒
Diabeticを使う場合は、”I am a diabetic”か”I am dabetic”といい、Diabetesを使う場合は”I have diabetes.”といいます。
最後に
起こってから勉強では遅いので、そうなる前に覚えることが安心感につながります
今回は、「ネイティブは英語をこう使う!病院でよく使う英語フレーズ!」ということで、病院の予約や当日の流れ、診察で使える英語フレーズを紹介しました。
自分の身体に関わることであり、なるべく正確に症状を伝えたい病院という場でもそのまま使えるフレーズが沢山あったと思います。
特に、症状を伝える時の ”I have ~ / I feel ~ / ~ hurt(s)” という表現は、病院に行くと必ず使うので、この機会にぜひ覚えておくようにしましょう。
海外の病院という不安な場所であっても、みなさんが自信を持って英語を話すことができる手助けになれば幸いです。
- アメリカ在住 QQQ先生による執筆
- 米国大学に4年間留学し、現在は研究職に就いているQQQ先生の執筆記事です。大学では航空工学専攻して理系全般のことをすべて英語で学んだ経験から、学術英語などに造詣の深い方です。趣味は筋トレで「大学時代に筋トレを始めて5年以上継続中。週に5日は最低行きます。」という筋トレ好きでもあります。
英会話において人格否定は悪だが反論は正義!!
ディスカッション能力を向上させるためには、意見に反論することと、誰かの人格を否定することは別物だという認識が重要です。また、「意見の述べ方」「反論の仕方」「被せられた時の対処法」「相槌の種類」「話の振り方」を始めとする「話者交替」のテクニックの習得により自分のペースで会話を行えて自己主張が行えるようになります。
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