フィリピンの語学学校はたくさんあり、大きく分けると日本人資本と韓国人資本に分かれているのですが、日本人資本は日本人が8割で韓国人資本の留学生は韓国人が6割という比率が一般的です。
CIA校というのはその中にあって、国籍比率がまばらで日本人比率の低い語学学校になっています。
時期にもよって多少は変動しますが、概ね日本人比率は20-30%以下となっており、韓国、中国、ベトナム、台湾、中東などばらばらな国籍比率になっており、常にスピーキングは英語で話さなければならない環境になっています。
またスピーキングを伸ばすために、学校内の設備も充実しており「滞在先」「自習室」「食堂・売店」に特徴があります。
CIA校の設備 ①
滞在先
CIA校の設備 ②
自習室
CIA校の設備 ③
食堂・売店
滞在先
CIA校の滞在先は内部寮、外部寮、ホテルの3パターンに分かれます。
ただし、外部寮であろうとホテルであろうと、食事に関しては学校の施設内で取る必要があるので、友人なんかと一緒に食事を楽しみましょう。
内部寮
内部寮は2人-4人部屋まであり、基本的には国籍が異なる人と入るように学校が手配をします。
また、部屋にはベッド、自分のロッカー、バスルーム、トイレなど全てそろっているので共同で使います。
そのため、放課後とか休日なんかは国籍が異なる方と英語で生活するような形になっています。
外部寮
CIA校からシャトルバスで5分もしくは歩いて15分程度の場所にある1人部屋のみの寮になっています。
プールやジム、コミュニケーションが取れるコミュニティールームなどを揃えていますので、基本的には自分の生活と他人の生活の線引きをしっかりしつつ、ゆったりと外部寮の人同士で英語を使った話なんかもできます。
ホテル
CIA校は学校の目の前にあるオーチャードホテルと提携しており、このホテルで生活をします。
Wi-Fi環境は良いですし、3つ星ホテルですので清潔感やその他設備は良いですね。
Google のクチコミでは星3.4となっています。
自習室
留学中は授業が終わった後に課題や予習復習を行うことが多いです。
もちろん自室に自分の机はあるのですが、周りがざわざわしていると集中できないという方は自習室に行かれるといいでしょう。
夜中の12時まで開いており、自習室内には学校の先生が駐在していますので、なんでも簡単に質問できる環境が整っています。
食堂・売店
平日は1日3食、休日は1日2食のバイキング形式の食事になっています。
国籍比率がばらばらですので食事に関しても日本食・中華・韓国料理・エスニックなどいろんな国の舌に合うような形で出されます。
また、売店も夜遅くまで開いてますので使い勝手は良いです。
CIA校のセミスパルタ制度って何?
「英語を話せるようになって欲しいからこそのセミスパルタ制度」
フィリピンの語学学校はたくさんありますが、基本的には「スタンダード」「セミスパルタ」「スパルタ」の3つのパターンに分かれています。
スタンダードは日本資本の語学学校に多く、セミスパルタとスパルタは韓国人資本の語学学校に多いです。
この中のセミスパルタ制度と言うのは、授業をしっかり行いつつ、事業外の時間もしっかり英語の環境を整えようというないようになっていますが、ものすごく厳しいというよりは厳しい中にもバランスを求めるような環境となっています。
スパルタになってくると、授業時間は長いですし、とにかく厳しい環境に身を置くことになります。
ではセミスパルタ制度の3つのポイントを紹介していきます。
セミスパルタ制度
ポイント ①
日本語禁止
セミスパルタ制度
ポイント ②
EOP制度
セミスパルタ制度
ポイント ③
毎朝のテスト
日本語禁止
学校に通っているとどうしても日本人同士で集まって日本語で会話をしてしまう方がいます。
しかしCIA校では学校にいる間はどこでも母国語での会話が禁止されています。
EOP制度
EOP制度はEnglish Only Policyの略で、上記と関連して英語しか使ってはいけない制度になっています。
日本語禁止と言われても特に罰則などが無ければあまり効果を発揮しませんが、EOP制度では学校内に母国語で話している生徒がいないか監督官おき、もし監督官に見つかってしまうと罰金まである仕組みになっています。
そのためものすごく厳格にこの制度は運用されていますので、その分英語を使った会話をしなければならないのです。
ちなみに罰金と言っても、学校を通したボランティア団体への寄付という形に繋がっていきますので、学校が悪者という形にもなっておらずあくまでも留学生が英語を話せるようになって欲しいために学校が考えた制度だと考えて下さい。
毎朝のテスト
月曜から木曜の朝には単語テストが必ずあり、点数が低いと外出禁止になったり、あまりに長い間点数が悪いと土日さえも外出禁止になってしまいます。
留学生はこうならないためにも語彙力を伸ばすために毎日勉強しないといけないという事です。
CIA校のコースの充実度
「講師陣に自信のあるコース設計が可能なCIA校」
CIA校には様々な国籍の方やいろんな目的を持った方が留学してきます。
そのため大きく分けて3つのコースがあります。
尚どのコースでも1日に一回は英語のネイティブによる発音矯正の授業があります。
コース ①
一般英語コース
(3種類)
コース ②
TOEIC対策コース
IELTS対策コース
コース ③
ワーキングホリデー
コース
一般英語コース
一般英語コースには「Regular ESL」「Intensive ESL」「Power Intensive ESL」の3つに分かれており、これらの違いはマンツーマンとグループレッスンのコマ数が異なり、Intensive ESLなんかはおすすめです。
ただ、現地での変更も可能ですので、その辺りは柔軟に自分の実力に応じて対応すればいいと思います。
尚、一般英語コースはスピーキングに特化した授業が行われますので、英語で話せるようになりたい方にお勧めです。
分類 | マンツーマン | グループ |
---|---|---|
Regular ESL | 4コマ | 4コマ |
Intensive ESL | 5コマ | 3コマ |
Power Intensive ESL | 6コマ | 2コマ |
TOEIC/IELTS対策コース
TOEIC対策コースとIELTS対策コースに分かれており、それぞれ「プレ」「レギュラー」「点数保障」の3つに分かれます。
プレというのはこれらの試験を受けた事が無い初心者向けです。
レギュラーに関しては何度か受けた事はあるけど、真剣に対策をせずに臨んだとかそういう方向けです。
点数保障は決められた期間にTOEICであれば750点を目指すとか、IELTSですと4.5を目指すとか結構厳しめのコースで、3ケ月で目標に達していない場合は無料延長が認められています。
このような点数保障を設けている学校自体少なく、学校が先生の指導に関して自信を持っているからこそできる制度ですので、講師陣のレベルの高さの表れでもあるのです。
ワーキングホリデーコース
ワーキングホリデーコースは、フィリピンで英語を学んだ後にカナダやオーストラリアなどにワーキングホリデーをして現地で働きながら生活をしたい方向けのコースになっています。
英語を勉強はもちろんありますが、面接や履歴書の書き方など英語を活用したビジネススキルも学べます。
口座維持費
有料
ATMや支店の数や場所
多い
日本語サービス
有り
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
この記事へのコメントはありません。