COOP留学とTAFE留学の違い「費用面」
「稼ぐ金額も考えるとCOOP留学の方がお得」
COOP留学とTAFE留学のどちらとも比較的安いのが特徴で、語学学校に同じ期間留学するのと比べてもそこまで大きくは変わらないのですが、現地の専門学校だったり大学進学、カレッジ進学に比べるとかなり安くなります。
もちろん初期費用はどの留学でもかかってくるのですが、COOPはプログラムの一環として有給インターンが付いてくるので、留学期間の半分は現地企業でフルタイムの仕事ができ、現地で稼げる金額が大きいのはCOOPになります。
プログラム費用に関してはもちろん機関やコース内容によって変わってきて、COOPの最短期間6か月の学費の一例を挙げると6285カナダドルとなります。
同じ期間TAFEで留学したとして、ビジネスのコースの価格になるのですが、半年間で6400オーストラリアドルというのがあります。
ですのでほぼ同じ金額になります。
TAFE留学の場合有給インターンという制度がプログラムに入っているわけじゃないのですが、もちろんアルバイトはできるので授業が無い時間帯は多くの方がアルバイトをしています。
COOP留学 | TAFE留学 | |
---|---|---|
仕事 | 有給インターンとアルバイトが可 | アルバイトのみ可 |
6か月の学費例 | 6285カナダドル | 6400オーストラリアドル |
COOP留学とTAFE留学の違い「英語環境」
「よりネイティブの環境に近いのはTAFE」
COOP留学の授業はもちろん全て英語なのですが、授業を受講している生徒のほとんどが留学生となり、同じ悩みを抱えていたり母国語で相談できることもあると思うのですが、学校で授業を受けている時の英語環境にネイティブの人はあまりいないです。
ただ有給インターンでは現地の企業で仕事をすることになるので、この時にはネイティブの方が多くなります。
それに比べてTAFEは90%以上が現地のオーストラリア人が受講をしており、海外の大学で勉強するような雰囲気があります。
そのため英語環境にどっぷり浸かりたいという方はTAFEだと自然とそういう環境になりますし、少し英語力に不安だなという方はCOOPだと安心かもしれません。
COOP留学 | TAFE留学 | |
---|---|---|
授業環境 | 留学生がほとんど (有給インターンではネイティブが多い) | ネイティブがほとんど |
COOP留学とTAFE留学の違い「コース内容」
「選択の自由度はTAFEの方が高い」
COOPプログラムというのは、前半が学校で行われる座学になっていて、後半は有給インターンになっています。
コースの種類は様々あるのですが、上記のようにある程度パターン化されているケースがほとんどです。
TAFEの場合はコース内容がちょっと変わっています。
まずTAFEのプログラムには有給インターンのような実践的な体験が入っていないのですが、授業の進め方自体が座学と言うよりも実践を取り入れたないようになっており、専門コースの種類が多いのも特徴です。
そのためCOOPにはないクリエイティブ系や教育、看護などさまざま選択可能で、期間の選択や、取れる資格に関してもサーティフィケートのような小さい資格から大学卒業資格のようなディプロマだったり、世界的に認められている専門の資格が取れたりもします。
とは言えCOOP留学もTAFE留学も専門学校の括りにあるため入学時にある程度の英語力は求められます。
専門的な内容を学ぶ授業が全て英語で進められていくので、逆に英語力に不安のある方が入ると、授業を全然理解できないまま進んでいくことになってしまいます。
COOP留学 | TAFE留学 | |
---|---|---|
コース内容 | 前半:座学 / 後半:有給インターン | 授業の内容がより実践的 |
特徴 | ・王道コースが多い (ビジネス、ホスピタリティ、マーケティングなど) ・機関などはある程度定型化されている | ・専門コースの種類が多い (クリエイティブ、教育、看護など) ・コースの期間も幅広い ・様々な資格が取れる |
- 英検1級取得のbird先生による執筆
- TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
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